#16 A survey conducted for the National Institute on Drug Abuse found that more than 15 percent of all U.S. high school seniors abuse prescription drugs.
#16 国立薬物乱用研究所の調査によれば、アメリカの高校3年生の15%以上が、処方薬を乱用している。
#17 According to the CDC, approximately three quarters of a million people a year are rushed to emergency rooms in the United States because of adverse reactions to pharmaceutical drugs.
#17 CDCによると、アメリカでは年間約75万人が、薬の副作用によって救急車で緊急処置室に運び込まれた。
#18 According to the Los Angeles Times, drug deaths (mostly caused by prescription drugs) are climbing at an astounding rate….
#18 ロサンジェルスタイムズは、薬物死(主に処方薬に起因する)が驚異的な割合で上昇していると報じた。
#19 In the United States today, prescription painkillers kill more Americans than heroin and cocaine combined.
#19 現在アメリカでは、医師によって処方される鎮痛剤によって死亡した人の数は、ヘロインやコカインで死亡した人を合わせた数よりも多い。
#20 Each year, tens of billions of dollars is spent on pharmaceutical marketing in the United States alone.
#20 毎年アメリカだけで、数十億ドル(数千億円)が製薬のマーケティングに使われている。
(2013年の為替、1ドル=約100円で換算)
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「アメリカがくしゃみをすれば、日本は風邪をひく…」
これは、戦後の日本経済を象徴する言葉ですが、現在も同様のことが「日本の医療」で起こっています。
ビッグファーマ(巨大製薬会社)ほど、マーケティングに大金を費やす企業群は世界中、探しても見当たらないでしょう。
「医師や研究者」の囲い込み、「患者会」への支援、「学会」への寄付、医療セミナーの開催などは、製薬会社にとっては「利益を安定化させ、最大化するため」のマーケティングなのです。
その目的は患者に「生涯、高価な薬を使い続けてもらうこと」です。
製薬会社は、クスリやワクチンの「有害作用」を「副作用」や「副反応」などの言葉で誤魔化し、より多くの病院で処方されるよう「新薬」を次々と開発しています。
新薬だけでなく過去に開発した薬も「不十分な治験」や「データ捏造」で異なった疾病に効果があると「病院」に売込みます。ノバルティスファーマの高血圧治療薬である「ディオバン」に関するデータ捏造事件は記憶に新しいです。
病院も、収益を上げなければならないので、「患者の争奪合戦」に勝つためには、即効性のある新薬を採用しようとします。
新薬は効き目があるとされるので、製薬会社は新薬の価格を高めに設定します。
ADHD新治療薬「ストラテラ」に関していえば、リタリンの「22.2倍」、コンサータの「1.8倍」です(2)(3)。
製薬会社は、自己判断能力の低い、「子ども達」や「高齢者」の市場に手を付け始めました。
精神科治療薬においては、向精神薬(特にベンゾジアゼピンやSSRI)に見られるような習慣性の強い薬が多く含まれています。
子供のうちから、不必要に何種類もの向精神薬を処方し、薬付けにしてしまうのです。
その挙句、「子ども達」は一生、製薬会社に払う薬代のために働くようになるのです。
そして高齢者の「年金」も薬代に吸い取られてしまうのです。
彼らは、いったいどんな「病名」が付けられ、どんな「処方薬」を飲み続けているのでしょうか…
「うつ」や「ADHD」だと診断されれば、どんな「向精神薬」を処方されているのでしょうか…
「精神医療」だけの問題ではありません。
私の高齢の叔母は「内科の主治医」から長期に渡りデパスを処方され体調を崩しています。
メル友の「Benzo Case Japan」主催のダグラス氏は「耳鼻咽喉科」のある病院の処方でベンゾジアゼピン系薬剤を処方されました。 読者のある方は「婦人科」や「歯科」の処方で苦しんでいます。
冒頭 述べたように、これは「日本の医療」全体の問題です。
これらが「異常ではない」と考えている人がいるとすれば、その人は、製薬会社の利益を大きくしたいと考えている人なのでしょう。
残念ですが、日本は既に「アメリカがくしゃみをしたので、風邪をひいています…」
健常者こそ、処方薬やワクチンに関する「知識」を身につけ、その「有害作用(副作用・副反応)」に関心を深め、製薬会社の「詐欺的行為」に利用されないようにして欲しいと思います。
nico
(1) 20 Signs That The Pharmaceutical Companies Are Running A 280 Billion Dollar Money Making Scam
(2)ストラテラ(薬価の高い危険なクスリ)
http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11768188322.html
(3)ADHD治療薬「リタリン」「コンサータ」「ストラテラ」の「薬価」「服用量」の比較
▼ 一日当たりの「薬価」比較
▼リタリン錠10mg(メチルフェニデート塩酸塩錠)
10mg1錠 薬価:10.10×6回=60.6円
▼コンサータ錠27mg(メチルフェニデート塩酸塩徐放錠)
27mg1錠 薬価:363.90×2回=727.8円
▼ストラテラカプセル 40mg : 448.40円
ストラテラの1日量は120mg(ストラテラカプセル 40mg処方の場合)
448.40円 ×3回=1,345.2 円
リタリンの22.2倍、コンサータの1.8倍