「回復のために何かされたことはありますか? 個人差はあるかと思いますが、教えていただければと思います。」
とコメントを頂いた。
回復の為に、いろんな事に挑戦しました。
そしてその多くは「ニコ呟…」の記事にしたと思います。
しかし、「心の病」の記事分類だけでも480編以上掲載していますので、自分でもいつごろ何を書いたのか定かではありません。
今回は、回復の為に私がしたこと…
つまり「副作用の治し方・離脱症状の治し方」私の場合を、出来るだけ整理して簡潔に書いてみたいと思います。
副作用・離脱症状は個人差があります。それは性別、年齢、服用期間、向精神薬の種類が各々異なっているからです。
言い替えれば、これが向精神薬の副作用・離脱症状を「薬害」であると、一括りにできない理由の一つだと感じています。
まず「治し方」を述べる前に、私が処方され、飲んだ向精神薬の薬剤名と、私にどの様な「副作用・離脱症状」があったのかをお伝えします。
処方され飲んだ向精神薬
BZD系マイナートランキライザー「ジアゼパム(セルシン)」
SSRI「ジェイゾロフト、パキシル」
NaSSA「リフレックス」
中枢神経刺激薬「ドグマチール」
BZD系睡眠薬「ユーロジン、ロヒプノール、マイスリー」
BZD安定剤「エチゾラム(デパス)」
これだけ異なった種類の向精神薬を処方された為、どの症状が「副作用」で、どの症状が「離脱症状」なのか自分では区別がつきません。
そのため「減薬・断薬『前期』」と「減薬・断薬『後期』」に分けて列挙します。
副作用・離脱症状「減薬・断薬『前期』」
「頭痛」「便秘」「寝汗」「眼瞼痙攣」「不安焦燥感」「希死念慮」「他傷衝動」「睡眠障害」「手足の震え」「記憶障害」「悪夢」
副作用・離脱症状「減薬・断薬『後期』」
「頭痛」「味覚障害」「首肩の筋肉痛」「手足の指の硬直」「鼻水・鼻づまり」
それでは、「治し方」について極力簡潔にお伝えします。
「頭痛」
頭痛はズキズキ痛む「片頭痛」から、「脳皮が痛痒い(頭皮ではありません)」症状等いろいろ経験しました。
酷い頭痛の時は「鎮痛剤」を飲みましたが、首のマッサージ、入浴、葉の茂った木が多い公園を散歩すると治まるようになりました。
「睡眠障害」
早朝散歩、朝日を全身に浴びる。夜は自然と眠くなります。
「便秘」
食事改善。魚と野菜を多く食べるように心掛けました。
「塩」をミネラル豊富な「自然塩」に変えました。
「不安焦燥感」「希死念慮」「他傷衝動」「悪夢」
これらの「衝動」「現象」は向精神薬が原因だと自分に言い聞かせ、「衝動」が過ぎ去るまで「安心して、もう大丈夫・・・」を心の中で何度も呟く。(参照1)
「記憶障害」「味覚障害」「手足の指の硬直」
一行日記を書く(参照2)。文章を書く。ギター演奏。散歩・自転車(有酸素運動)。
「首肩の筋肉痛」「手足の震え」
入浴時のマッサージ。起床時のストレッチ。散歩の時のストレッチ。
「鼻水・鼻づまり」
耳鼻科に通院し「副鼻腔炎(蓄膿症)」の処方薬を1週間服用。
「眼瞼痙攣」「寝汗」
断薬1年を経過した頃に症状は殆どなくなりました。
参考になれば幸いです。
nico
参照1
「希死念慮」「自殺企図」の対処法「わたしの場合」
http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11333964803.html
参照2
一行日記はABC理論とラショナル・ビリーフの入り口
http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11401535263.html