厚労省が今年の3月、「新世代抗うつ薬の投与は慎重に検討すること」との内容を添付文書の「警告」欄に記載するよう、製薬会社に近く指示する方針を固めたようです。
「新世代」抗うつ薬、慎重投与を 18歳未満、厚労省警告指示へ
1999年以降に国内で承認された「新世代」と呼ばれる抗うつ薬は、18歳未満に投与した際の効果に疑問があるとして、厚生労働省が「投与は慎重に検討すること」との内容を添付文書の「警告」欄に記載するよう、製薬会社に近く指示する方針を固めたことが22日、分かった。
海外の試験で、18歳未満のうつ病患者に薬の有効性を確認できなかったのが主な理由。抗うつ薬には成長期の子どもを中心に副作用の問題が指摘されており、安易な処方を防ぐ狙いがある。
一方で、現場の医師には「薬の効き目には個人差がある」として、投与の必要性を訴える意見もある。
47News
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013032201002344.html
このニュースは、最後の1行が重要である。
向精神薬に限った事ではなく、「偽薬」でも効果がある「プラセボ効果」は世界各国の研究機関が証明している。
また、抗うつ薬をはじめ、向精神薬が攻撃性や衝動性を高めることは良識ある精神科医も認めている。
効き目があるから「危険なクスリ」を処方する・・・
厚労省が何と言おうが「危険なクスリ」を処方する・・・
現在の精神医療は、薬を処方するしか方法を知らない。
言い換えれば、危険だろうか何だろうが、薬を処方しなければ精神科クリニックの経営は成り立たず、勤務医は給料をもらえない。
呉少女遺体遺棄事件、札幌金属バット殺害事件・・・
悲惨な事件である。
容疑者は二人とも「精神科」を受診していたようだ。
これらの事件に、容疑者の責任能力がないなら刑を減軽しろとか言うつもりは毛頭ない。
わけのわからない精神鑑定もどうでもいい・・・
精神科の治療こそ、つまり処方された「向精神薬」が問題を作っているのではないのか・・・??
「他傷願望」つまり薬剤誘発性の暴力事例が存在することは製薬会社も一部認めている。
子どもたちが何の理由もなく、突発的に事件を起こしたのか・・・?
人間は、感情的に「殺したい」ほど頭に来ることはあるが、実際に殺したりはしない。
推測するに16歳の少女と31歳の二男は、医療機関(精神科)に助けを求めていたようだ・・・
うつ病と診断された16歳の少女に、31歳の二男に「どんな薬が処方されていた」のか・・・
この事件の精神科の処方した「向精神薬」の影響について調べて下さい。
どれだけの事例が揃えば納得するのだ・・・?
もう子供たちのこのような事件のニュースを聞きたくない。
因果関係を「精査しろ」、
効果がないなら、処方は控えろ・・・
と言っているだけだ。
なぜ こんな簡単な要求が「無視」され続けるのだろうか・・・
Nico
(1)逮捕の少女、事件前に「情緒不安定」 呉少女遺棄事件
呉市栃原町の灰ケ峰の山中で広島市安佐北区の無職少女(16)とみられる遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕、送検された東区の無職の知人少女(16)が、事件前に精神的に不安定な状態だったことが複数の友人への取材で分かった。金銭をめぐり、遺体で見つかったとみられる少女に不満を抱いていたとの証言もあり、広島県警の捜査本部は動機を慎重に調べている。
逮捕された少女をよく知る少年(16)によると、少女は6月中旬に医療機関で受診し、薬を服用していた。少年は「(少女は)うつ病と診断されたと 言っていた。イライラしていたり、突然泣きだしたりして情緒不安定な様子だった」と明かす。家庭の悩みを口にすることが多かったという。さらに別の友人(17)によると、6月に少女と無料通信アプリのLINE(ライン)をした際、少女から「病院に行っても睡眠薬や精神安定剤しかもらえない」との書き込みがあったという。
http://mainichi.jp/select/news/20130712k0000m040109000c.html
(2)札幌バット3人殺害>次男、前日に警察へ相談「体調悪い」
札幌市南区のアパートで11日、金属バットで殴られた男女3人の遺体が見つかり、この部屋に住む次男(31)が殺人未遂容疑で逮捕された事件で、北海道警によると、次男は事件前日に札幌中央署に相談に訪れ「家族はみんな元気だが、自分は体調が悪い。おなかが痛い」と訴えた。殺害を連想させるような言動はなかったが、前日から精神的に不安定な状態だったとみている。
次男が訪れたのは10日午後2時50分ごろで、警務課員が約30分間対応した。精神科病院にかかっていることを話し、受診している二つの精神科病院の名前を挙げた。「どちらに行けばよいか」と話したため、自分に合う方へ行くように勧めたという。道警は「対応に問題はなかった」としている。【遠藤修平】
毎日新聞 7月12日(金)0時16分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130716-00000536-san-soci