完全断薬50日目の朝を迎えた・・・
ニコラスのような向精神薬から「サヨナラ」できた者を「健常者の団体」は「サバイバー」と呼んでいるようですね。
サバイバーとは
「事故や事件、災害などに遭いながら生きのびた人・闘病中の人、またはその病気の経験者」
言い得て妙な表現です。
少し無謀かなともいえる還暦前のオッサンの「減薬・断薬治療」報告も最終章を迎えた感がある。
決して読者のみなさには「無理な断薬」お勧めはできませんよ。
最後の1剤、それも1日0.25mgのデパスを飲み続けることで、楽になるのだったら無理に止めることは決してお勧めはしません・・・
また 辛い時に頓服として飲むぐらいだったらいいと思います。
私が「完全断薬」を決めた理由ですが
向精神薬の安定剤を飲んでいる時、私は脳に影響を与える「物質」を3種類摂取していたことになります。
それは「エチゾラム(デパス)」「アルコール」「ニコチン」の3種類です。
還暦も近いわけですから、残された人生のQOLを維持するためにも
どれか減らすか、止めようと思いました・・・
3種の「依存症」を誘発する物質を考えてみると。
「ニコチン」依存が一番顕著であり、減らしたり止めた場合「ストレス」を感じることは容易に想像できました。
「アルコール」に関しては、かなり酒量が減ってきました。
意識的に「休肝日」を作らなくても「酒」を飲みたいという「衝動」はほとんどなくなっていました。
ということは、意識的に行う「依存物質」の「減量作戦」は
「エチゾラム」と「煙草の本数」に対し行えば、それほど「ストレス」を感じないで脳に影響をあたえる「依存性」の高い物質を減らすことができると考えたからです。
また飲み続けた「向精神薬」を断薬することで、どのような離脱症状が現れるのか興味もありました。
但し、何度でも言いますが、子どもたちは別ですよ・・・
1日も早く危険なクスリは止めてください。
どんな後遺症があるのかもまだ分かっていないのですから・・・
50日目の「離脱症状」といえば私の顕著に表れた「離脱カルテット」
「頭痛」「肺の痛み」「鼻水・鼻詰り」「涙目」ですが・・・
断薬後10日を
「頭痛-100%」「肺の痛み-100%」「鼻水・鼻詰り-100%」「涙目-100%」
として比べてみれば
「頭痛-30%」「肺の痛み-50%」「鼻水・鼻詰り-70%」「涙目-50%」
といったところでしょうか・・・
「頭痛・肺の痛み」に関しては、鎮痛剤を飲まないといけない位の痛みは確実に少なくなってきました。
クスリ・ケースの「ロキソニン」の減る量が少なくなっています。
以前も書きましたが「肺の痛み」に関しては、4年前の手術後の痛みですから「ベンゾの離脱症状」ではなく
おそらく一生、季節の変わり目には痛みに悩まされるのかもしれません・・・
「離脱カルテッド」が治まってきて、30日を過ぎたあたりから「新しい症状」が出てきました。
「チック症」「筋肉痛」「関節痛」です・・・
特に「首筋」が酷いのです。 首を回せば「ミシミシ」と音がするように痛みました。
また1週間ほど前「こむら返り」で起きてしまいまいました・・・
この二日ほどは「チック」が頻繁に起こります。
しかしこれらの症状も去って行くでしょう、そんな感じがします。
でも何といっても一番変わったところは
毎日が「楽しく」なりました。
「やりたいこと」が沢山 頭に浮かんできます。
テレビを見ていても「ケラケラ」笑っている自分に驚いています。
お宝ポーンスターズの「チャムリー」観ていて
笑い泣きしてます。
こんな「涙」は良いと思います。
今、離脱症状が辛いあなた・・・
あなたにもこんな日がきっと訪れますよ。
わたしは、そう信じています。
Nico