過去ブログで何回か「向精神薬」を「お酒」に例えて書いたと思う
今日は、もう一歩突っ込んで、「向精神薬」と「肝臓」について考えてみたい
お酒を子供に勧める親はいないと思う、それは以前も書いたが
お酒は発達期の「脳」に悪影響を与えることが広く知られており、法律でも規制されているからだろう・・・
悲しいかな、今年も忘年会では「一気飲み」で何人も救急搬送されるのだろう
健常者に向精神薬の「副作用」や「離脱症状」を説明するのに「二日酔い」を例えに使うと理解してもらえるケースを何度も体験した・・・
ベロンベロンに酔っぱらう感じが「SSRIの副作用」
二日酔いの体調不良が「ベンゾジアゼピン離脱症状」みたいな・・・
二日酔いのメカニズムとは、酒などのアルコール(エタノール)を、自身の代謝能力以上に摂取することにより引き起こされる。
エタノールがアセトアルデヒドに代謝され、体内にまだ残ったアセトアルデヒドが二日酔いの症状を引き起こす
エタノールは、肝臓で、毒性のあるアセトアルデヒドを経て、無毒な酢酸に分解される・・・
飲酒に際して、偏食したりし、栄養障害(ビタミン類や蛋白質摂取の不足)に陥ると、アルコールの肝障害作用が、増強してしまうらしい・・・
カフェインや、ゴマに含まれるセサミンは、アルコールの分解を促進させる
コーヒーは、毎日1杯以上飲用すると、アルコール性肝硬変の発症を抑制するんだって・・・
アルコールの肝細胞内での代謝をくわしく調べると・・・
飲酒で飲まれたアルコール(エタノール、エチルアルコール)は、中枢神経系に対して、酩酊を来たすが、アルコール自体には、肝毒性はない。
肝臓では、アルコールは、主に、アルコール脱水素酵素により、毒性のあるアセトアルデヒドに分解される。
アセトアルデヒドの代謝酵素であるアセトアルデヒド脱水素酵素は、人種あるいは個人の遺伝的体質によりその代謝能力に差がある
肉体的には脱水症状を起こしている為、まず大量に水分を補給することで緩和されてくる・・・
二日酔いの日は、やたらのどが乾くよね
さらに肝臓でのアルコール分解には糖分が必要であり、糖分をとることも有効となるそうだ
水分補給時、ただの水・お湯よりは、スポーツドリンクの方が水分糖分を同時に摂取できるので望ましいとのこと
ただし、お茶・コーヒーはカフェインの利尿作用があるため避けた方がよく、胃炎を起こしている場合、胃への刺激となるため冷たい飲み物は好ましくない
カフェインが「良い」とか「悪い」とか・・・
やっぱり ネット情報は「玉石混交」ですね
睡眠が効果的な対処法である、他にも風呂やサウナに入って汗として有害物質を出してしまうという方法を取る人もいるが、心臓の弱い人には勧められない上に、睡眠と比べて血中アルコールの減少速度は遅いというデータもあるそうである・・・
SSRIやエチゾラムが肝臓でどのように変化するかという説明にまだ出会ったことはない
体感上 なんか とんでもない物質に変化しているんじゃないかと不安になってしまうよね
昨日 二日酔いだったので 調べてみました・・・
Nico