それは医療過失、あるいは医療過誤・・・ | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

読売、佐藤記者が20日付でインタビュー記事を掲載されていた


YomiDr. 佐藤記者の「精神医療ルネサンス」

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=63497


佐藤記者の精神医療ルネサンス


アシュトンマニュアル公開記念・アシュトン教授に聞いた


以下、インタビュー抜粋させていただきます


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 このマニュアルの最後に記された田中さんらの思いを、精神医療に携わる人々は真摯に受け止めて欲しい。「このマニュアルは、ベンゾジアゼピン依存や離脱についての情報がなく困っている患者のためだけに翻訳されたのではなく、医師、薬剤師、製薬企業の方、厚労省の方へのメッセージでもあります」


◆        ◆


 日本語版の公開に合わせ、田中さんとダグラスさんのお力を借りて、日本の現状などについてアシュトンさんの見解を聞いた。アシュトンマニュアルと共に、参考にしていただきたい。


――国連の国際麻薬統制委員会は2010年の年次報告で、ベンゾ系睡眠薬の使用量が突出して多い日本を問題視し、不適切な処方や乱用の可能性を指摘しています。日本の現状についてどう思われますか。


 日本の1人当たりのベンゾジアゼピン処方量は、他のいかなる国よりも多いと理解しています。しかし欧州や米国でも、ベンゾジアゼピンの過量処方は続いています。一部の国では、処方せん無しでベンゾジアゼピンを購入できます。さらに今では、インターネットを通して入手可能なことも多く、実際のベンゾジアゼピン使用者数は、国際麻薬統制委員会の統計よりもさらに多い国があると考えています。


― 中略 ―


――日本には、自院の経営安定のため、ベンゾを意図的に長期処方して常用量依存患者を作り出し、通院を続けさせるケースがあります。このような使用法について、どう思われますか。


それは医療過失、あるいは医療過誤と思われます。


― 中略 ―


――日本では、未成年の若者や子どもたちにもベンゾ系の抗不安薬を処方するケースが多くなっています。発育途上の子どもたちに処方した場合、特に心配な点があれば教えてください。


 脳はおよそ21歳まで成長し続けます。ベンゾジアゼピンを子どもに投与すると、脳の成長を損ないます。また、新たなスキル(とりわけ不安や困難に対処する能力)や認知(知的)能力の習得を阻害します。その結果、その子が本来持っている知的能力、情緒的能力にまで到達しない可能性があります。


――多くの人が待望したアシュトンマニュアル日本語版が公開されました。しかし、このマニュアルを参考に減薬や断薬を行いたくても、サポートしてくれる医師がほとんどいないのが日本の現状です。このような中で、減薬を進めるにはどうしたらよいでしょうか。


 まずはマニュアルを読み通してください。そして減薬のプロセスを始める前に、医師に相談してあなたの考えを知らせて下さい。薬を処方するのは医師なので、医師の同意と協力が必要です。あなたが、既にマニュアルを読んでいることを医師に伝え、マニュアルの中で特に知っておいて欲しいポイントをしっかり伝えると良いでしょう。多くの医師は、ベンゾジアゼピンの離脱について、今もなお十分な情報を持ち合わせておらず、離脱の際に注意するべきことを認識しているとは限らないからです。


― 中略 ―


――アシュトンマニュアルは日本語版以外でも9か国語に翻訳されていますが、この翻訳を見た人たちから、どのような反響が寄せられていますか。


 残念ながら、現在もマニュアルを読まず、離脱方法に無知な医師は多く存在します。しかし、世界中のベンゾジアゼピン使用者が、このマニュアルを読んでいます。そして私は毎日、離脱についての問い合わせを受けます。私の元には、「マニュアルのおかげで命が救われました」などと書かれたメールや手紙が次々と届いているのです。日本語版の完成で、日本の状況が変わることを願っています。


2012820日 読売新聞)


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アシュトン教授は

それは医療過失、あるいは医療過誤と思われます。

と言い切った・・・


減薬のプロセスを始める前に、医師に相談してあなたの考えを知らせて下さい。薬を処方するのは医師なので、医師の同意と協力が必要です。あなたが、既にマニュアルを読んでいることを医師に伝え、マニュアルの中で特に知っておいて欲しいポイントをしっかり伝えると良いでしょう。


やっぱり、Nico一抹の不安が残る・・・


そんな、「思慮分別のある精神科医」が多いのなら、日本でここまでのSSRIやベンゾジアゼピンの「多剤・大量・長期」処方の蔓延はなかったのではないのか・・・???


主治医とトラブルにならなければいいのだが・・・


わたしが出会った3番目の「精神科医C」・・・

「能面」のような顔をした精神科医・・・

受付に美人の看護師らしき女性が座っている「洒落たクリニック」(1)


Nicoは想像してみた・・・


Nico   「アシュトンマニュアルの指導の通りの減薬処方をして欲しんですが・・・」

能面C  「アシュトンマニュアル? なにそれ・・・」

Nico 「アシュトン教授が書かれた、ベンゾジアゼピン離脱症状に苦しむ人のための減薬治療マニュアルです」

能面C  「アシュトン教授? 誰それ・・・」

Nico 「ベンゾジアゼピン減薬治療に関する世界的権威の英国、ニューカッスル大学の教授です・・・」

能面C  「ふーん  でっ なんで減薬したいの・・・」

Nico 「わたしの辛い症状はベンゾジアゼピンのせいなんです!」

能面C  「なんでそう思うの・・・」

Nico 「ネットで調べたら、そんな情報たくさんありますよ!」

能面C  「ネットね・・・  あなたには、薬が必要なんだよ 私を信用できないのか・・・ 」


たぶんぶち切れる・・・   


Nico   「こらー このボケが  ちょっとは世界基準を勉強せんかい! このヤクの売人が!!」


(注釈 : 想像の会話です・・・)


非難覚悟で呟きます


「処方されても呑まない!」という選択肢もあると思う


Nicoはそうしました・・・


(1)洒落たクリニック

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11211964802.html