洒落たクリニック | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      


二件目の「精神科」があまりにも酷かったので、息子が見るに見かねて自宅から10分ほどにある「心療内科」を探してくれて三人目の精神科医と対面することになった。



街中の小さなビルのワンフロアーをそのクリニックが占めていた。



お洒落な内装だった



受付には可愛い二人の女性がいた・・・


能面のような顔の精神科医だった・・・



やはりここも5分診療大量投薬するクリニックであった。



ある日部屋の掃除を手伝ってくれている友人が



「こんなに沢山薬をのんでいるのか?」と訊かれたので



「ああ、行く度に増えている感じだな・・・」と呟いた



友人は私が処方されている「薬の名前」をメモし、「パソコンかりるぞ・・・」とPCの前に座って数分間いろいろと検索をしだした・・・



もちろんその間、私は横になって寝ていた・・・



「おい、同じような効能の薬もられているぞ!!」



「一度都合のいい日に一緒に行ってやろうか?」



私は正直どうでも良かったが「あぁ 」と頷いていた



ある日息子の都合がつかなくなり、薬もなくなりかけていたので友人に頼んでみた



偶然にもその日2時間ほどなら・・・ということで車で迎えに来てくれた。



友人に連れ添われてクリニックのドアをあけたいつもの様に美人だが決して笑わない看護師らしき二人が受付に座っていた・・・



通院カードを出し20分ほど待っていると名前が呼ばれたので私と友人は診療室に入っていった。



その時の状況はあまり覚えてはいないのだが、質問攻めにする「友人」と決して友人の目をみて話さない精神科医の表情はかすかに覚えている、



友人は精神科医と激しく言い合っていた・・・



そうして私の4件目の精神科医探しが始まった・・・



いま思うとその精神科医は相当の数の患者を捌かないと、ビルの家賃・女性二人の給料を賄うことはできなかったのだろう・・・




しかし「精神科医」の倫理観はどこへ消え去ってしまったのだろうか・・・



みなさん、洒落たクリニックで美人の受付嬢が座っているところは「注意」されたほうがいいと思う。