松本清張 若いときによく読んだ
「点と線」 「眼の壁」 「蒼い描点」 「小説帝銀事件」 「ゼロの焦点」 「黒い樹海」 「霧の旗」 「影の地帯」 「黄色い風土」 「わるいやつら」「黒い福音」 ・・・
一時期は清張ばかり読んでいた、社会派推理小説なのでどの作品も当時起きた事件を連想させてくれた
「小説帝銀事件」は全く知らなかった事件を学ぶという意味では有意義だったと思う
松本清張の小説は映画やテレビドラマの原作として何度も使われている
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砂の器
『砂の器』は、松本清張の長編推理小説。
1960年5月17日から1961年4月20日にかけて『読売新聞』夕刊に連載され、同年12月に光文社(カッパ・ノベルス)から刊行された。後に電子書籍版も発売されている。
1974年に松竹で映画化、またTBS系列で2回、フジテレビ系列で1回、テレビ朝日系列で2回の5度テレビドラマ化されている。
都会の駅の操車場で起きた或る殺人事件を発端に、刑事の捜査と犯罪者の動静を描く長編小説であり、清張作品の中でも特に著名な一つ。
ハンセン氏病を物語の背景としたことでも知られ、大きな話題を呼んだ。
ミステリーとしては、方言周圏論に基く(東北訛りと「カメダ」という言葉が事件の手がかりとなる)設定が重要な鍵を握る、などの試みがなされている。
(Wikipedia抜粋)
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「砂の器」は清張の小説のなかでは少し「色」が違う
ある「殺人事件」を綴っているのだが、主人公「和賀英良」の人生は「運命」「宿命」とは何か・・・
私にとって形而上な事象を考えるきっかけになったと思う
ちなみに
「運命」とは 人間の一生を左右する目にみえない大きな力
「宿命」とは 前世からの決まった運命 (国語小辞典 : 保育社)
とある
つまり「運命」は「因」「縁」「果」の法則により変える事は出来るが
「宿命」は変えられない(男に生まれる・女に生まれる・父と母が〇〇である というような事)
究極の「宿命」は「生まれるということは死に向かう」とされ哲学的論議の対象となる
砂の器 「宿命」
http://www.youtube.com/watch?v=0PQOujn9zWs&feature=related