CP計算値 | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

CPとは、(※)クロルプロマジン(薬の名前)の略です


珍しいサイトがあったので紹介する


このサイトでは、薬の量が適正な量であるかどうか、おおよその目安を知るための計算をすることができる


私がここで使う「適正な量」とは多剤大量投薬されていない範囲であるということを付け加える


何度でも書くが「私は向精神薬・抗精神病薬使用に反対」の立場である


あくまで「減薬」→「断薬」 までの過程で医師との

IC(インフォームドコンセント)に使って欲しい という意味合いで紹介する・・・


CP計算値

http://www.comhbo.net/online/medicine/cp_keisan/index.html





対 象


統合失調症の治療薬(抗精神病薬)を服用している方



SSRISNRIは対象外ですので・・・


計算方法

あなたが服用している統合失調症の治療薬の量(1日の合計)を「処方量」の空欄に入力してください。すべての薬の量を入力したら、「CP値計算」をクリックすると、CP換算値という数値が算出されます。


1000mg以上

大量投与になっている可能性が強いです。何かの副作用が出て困っていませんか? 主治医に相談をして、薬をゆっくりと減らすとよいでしょう。薬はいきなり減らすのではなく、ゆっくりと減らさないと、かえって状態が悪くなることもありますので、気をつけてください。


600-1000mg

(※)至適用量を少し越えている可能性があります。錐体外路症状や高プロラクチン血症などの副作用がないか注意して下さい。症状が安定していれば、ゆっくりと減薬すると良いでしょう。薬はいきなり減らすのではなく、ゆっくりと減らさないと、かえって状態が悪くなることもありますので、気をつけてください。


300-600mg

適正な量であると思われます。ただし、何かの副作用などが現れているようでしたら、主治医に相談をしてみることをおすすめいたします。

【 ご注意 】

この換算で求められた数値は、薬の用量が適切かどうかをおおざっぱに知るためのものです。

したがって、薬の種類が多いかどうか

薬の組み合わせが適切かどうか、ということを知るためのものではありません


【クロルプロマジン換算値(CP換算値)とは?】

クロルプロマジン換算値(CP換算値)とは、クロルプロマジン100mgと抗精神病効果が等しくなる各薬剤の用量のことです。クロルプロマジンが最初の抗精神病薬であったので、抗精神病薬の量はクロルプロマジンを基準に比較されます。


【至適用量とは?】

一般的に、CP換算値が1000mg以上であれば大量投与と考えられています。

また初発の統合失調症の場合は、この量よりさらに少なくCP換算値として200mg程度で十分だと考えられています。


(解説抜粋)


解説:長嶺敬彦(吉南病院内科部長)


当サイトで解説をしている長嶺敬彦(吉南病院内科部長)を検索してみたら、私が今読みたい本

「精神科セカンドオピニオン」についてコメントをされていた


タイトルは ≪目覚めよ、精神科医療。このままでいいはずがない≫


清和会吉南病院 内科部長 長嶺敬彦


『精神科セカンドオピニオン』


精神科医療の問題点として、あいまいで誤った診断と向精神薬の不適切な使用がある。診断が確定していないのに、安易に向精神薬を使用すると数々の悲劇が生まれる。向精神薬は化学物質で、脳の病態に応じて科学的に使用されなければならない。向精神薬は心を操作する薬ではない。一方、精神薬理はここ数年著しい進歩を遂げている。その理論を現場に応用すれば、精神疾患の治療は確実に進歩する。向精神薬の適切な使用は間違いなく患者に福音を与える。この本は、精神科での誤った診断と不適切な向精神薬の使用の実例を通して、精神科医療のあるべき姿を提唱している。向精神薬の正しい使い方も理解できる優れた本である。

精神科医療の問題点を指摘した本と書くと、胡散臭い現代医療の暴露本と誤解されそうである。

本書はけっしてそうではない。本書は精神科医療の問題点を指摘することを目的としていない。問題を解決するにはどうすればいいかを議論した本である。



― 中略 -





本書は、精神科医をはじめとして精神科医療従事者に是非読んでほしい。患者の声が聞こえてくるからである。事例を中心とした本であるが、索引がしっかりしており、向精神薬の名前から事例や薬の解説のページを読むことができるからである。

最後に私自身の本書を読んでの決意の一言である。「目覚めよ、精神科医療。このままでいいはずがない」。

読み終えて、私の頭の中で、目覚し時計のベルが確かに鳴った。

このまま寝ていてはいけない。起きて働かなくては。治療が上手くいかなかった方々へのお詫びの気持ちを新たな臨床知を生み出すエネルギーに変えなければと思った。まだお会いしたことはないが、笠医師のセカンドオピニオン活動に敬意を払うとともに、自分の未熟さを自省しているところである。




うーん・・・




向精神薬の適切な使用は間違いなく患者に福音を与える。この本は、精神科での誤った診断と不適切な向精神薬の使用の実例を通して、精神科医療のあるべき姿を提唱している。向精神薬の正しい使い方も理解できる優れた本である。

精神科医療の問題点を指摘した本と書くと、胡散臭い現代医療の暴露本と誤解されそうである。本書はけっしてそうではない。本書は精神科医療の問題点を指摘することを目的としていない。≫




ここが気にかかる・・・




正直 『精神科セカンドオピニオン』 買って読むか 迷っている・・・