アップダウンの激しい頃・・・
とてもダウン(体調の悪い状態)になっていた。
その3ヶ月前まではほとんど寝たきりだったので、妙な表現であるが、ダウン状態があたりまえなので、ボーっと寝ていれば時は過ぎていった。
しかしアップ状態を経験してしまうと、何故また体調を崩してしまうのかと落ち込んでしまい
うつ病は完治しない病気だと自分勝手に決めてしまい
「生きていてもしょうがない」「死んだ方が楽になる」と悪魔の囁きが聞こえてくる。
必死にその声と戦うと、身体がブルブル震えてくるのだった。
その日は室外の空気を吸って気分転換をしようと思い、ベランダに出た・・・
12階 落ちたら死ねるな・・・・・無意識に手すりに手を掛けていた
手のひらはベットリ汗ばんでいた・・・
次の瞬間、膝がガクガク震え、力が抜けてしゃがみ込んでいた・・・
いわゆる「腰が抜ける」という体験を人生で初めて経験した。
その翌日、偶然にもクリニックのカウンセリングの日だったので主治医にありのままを報告した。
主治医は「もうベランダにはでるな、自分で危ないと思う場所には近づくな」と忠告し
「誓約書を書いてもらうよ」と一枚用紙を取り出し何か書き始めた。
「サインしなさい」 読んでみるとそこには
「誓約書 治療中は死なないと約束します 」と書いてあった。
私は予測していない展開だったので少し躊躇したが、少し考えた後
「先生、分かりました」と一文字一文字しっかりとサインした。
質問が沸いてきたので主治医に「約束しますけれど、どうしたら死なずにくらせますか?」と尋ねると
「行動日記をつけなさい」と主治医は答えた。
認知行動療法で「行動日記」を書くことは以前から主治医に勧められていたが書いてはいなかった・・・
主治医は私のサインした文字を見て「力強い字ですね、では次の診療までガンバッテください」
と私の目を見て話された。
その瞳から「死ぬなよ!!」というメッセージが伝わってきた。
私の推測だが、主治医は過去に何人もの患者さんの自殺を経験されているのだと思う。
うつ病の治療は、あくまで患者本人の意思と気力である。
精神科の先生も家族も患者を気遣ったり、アドバイスしたりするだけである・・・
その気持ちを察して完治に向かうのか無視して一人闇の中に閉じこもるのかは患者の自由意志だ。
今はうつ病を経験して、本人と医者と家族との折り合いのバランスが難しく重要なポイントだと痛感している。
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向精神薬・抗うつ剤・製薬医療・医学の犯罪 2
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向精神薬・抗うつ剤・製薬医療・医学の犯罪 38
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市民の人権擁護の会・CCHR
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うつ・薬・多剤大量処方・わたしの場合
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