アメリカ精神医学会が発行している「精神障害の診断と統計マニュアル」
(Disagnostic and Statistical Manual of Disorders )
略してDSMと呼ぶ。 精神医学の世界で最も大きな影響力を持った診断基準である。
科学的根拠の完全な欠如
精神医学について知っておくべき最も重要なことのひとつは、その診断制度やその診療を裏付ける科学的根拠の完全な欠如です。たとえば、精神医学の「請求書作成のバイブル」である精神疾患の診断統計マニュアル(DSM-IV)です。
そこには374種類の障害が記されていますが、目に見える病状や客観的なテストによって存在が実証されたものはひとつもありません。それにもかかわらず、精神科医たちはそれぞれの精神障害の症状を任意に定め、それをDSMに掲載すべきかどうかを、文字通り投票によって決めたのです。
この制度によれば、新たに定められた精神障害が否決されると、DSMには掲載されません。この制度は主観的で不明瞭です。その専門用語は不明確で、全く定義付けられていません。
そのように深刻で根本的な欠陥があるにもかかわらず、この制度は人間の振舞いを判断すること、法廷や刑務所、学校で処置を決定することの目安として広く受け入れられています。多くの国々で、DSMは精神保健サービスが保険会社に請求書を作成すること、偽りの精神病の「早期発見検査」の基礎を成しています。
ごく日常的な悩みをすべて病気として扱い、精神医療は何百万もの人々に精神病という偽りのレッテルを貼り、常習性のある処方された向精神薬を取るように強要するか、彼らを説得します。
その結果、向精神薬の消費量は急増し、現在では世界中で1億人がこの種の薬物を取っています。うち2000万人が子どもです。
CCHRは精神医学がその診断や療法周辺を管理するその科学的な「神話」と誇大宣伝を暴露することに取り組み続けています。私たちは医師や専門家と協力しています。
彼らの務めは政府の政策と規制が精神療法について強力な警告を与えることを確かにすることです。
(以上CCHR・HP抜粋)
「向精神薬・抗うつ剤・製薬医療・医学の犯罪-14」
http://www.youtube.com/watch?v=mfk3HKrmEmw&feature=related
を観て私は驚いた、そして焦った・・・
DSM 題5版が今年(2012年)に発行されるらしい。
そしてその内容には「新しい精神疾患」が加えられるらしい。
例えば、「インターネット中毒障害」「脅迫的買い物障害」「過食症」「無気力障害」「親を疎んじる症候群」「人間関係障害」「周期的激怒障害」etc.
そして病名がつけばDSMのお墨付きで「向精神薬」が処方される。
ここまでくるともう笑うしかない・・・
病気かどうかを「臨床研究」や「脳科学」に頼らず利害関係者の「投票」で決め、新しい精神障害の病名が生まれてくる。
「親を疎んじる(うとんじる)症候群」
子供のころ、親を疎んじるのはごく普通の反応である。 今は「ウザイ」と言うらしい。
親の有難みが理解できるのは自分が親になってからである・・・
「人間関係障害」
人は誰でも人間関係に悩み苦しむ「裏切り」や「失恋」し、皆大人になっていく。
人間関係に苦しまない人生などはない。 故に「哲学」や「宗教」が存在するのである・・・
「周期的激怒障害」
人は誰でも「喜んだり」「怒ったり」する。 人生「喜怒哀楽」
喜怒哀楽のない人生など何の意味もない・・・
また「希死念慮」の強い方、及び 現在「パキシル」を処方されている方
「向精神薬・抗うつ剤・製薬医療・医学の犯罪-17」
http://www.youtube.com/watch?v=QfBclU4EReY&feature=related
を観て主治医と至急相談されてください。
「心の病」に関する諸問題を調べれば調べるほど、その根源が見えてきた・・・「アメリカ精神医学会」
今後、アメリカ精神医学会が「教師を疎んじる症候群」という精神疾患を多数決で決めDSMに掲載すれば「教育現場」はどうなってしまうのだろう・・・
教師に反抗する生徒は皆「教師を疎んじる症候群」という診断がなされ「向精神薬」を処方されてしまうことになる。
笑い事ではすまされない、彼らならやりかねない恐怖を感じる。
CCHR・HP
http://jp.cchr.org/videos/making-a-killing/side-effects.html