1月20日から24日までエストニアのタリンで開かれていた、2022年四大陸フィギュアスケート選手権が終わりました。コロナで開催も危ぶまれる中、五輪に後一歩届かなかった選手達のリベンジと言うか、頑張りが強く感じられた大変良い大会だったと思います。今回初めてフジのオンデマンドを利用して、リアルタイムで観戦したのですが、見逃した試合や演技も繰り返し観られるし、快適でした(雑誌が読めるのも良し)。
アイスダンスのRD、村元・高橋組には初のチャンピオンシップの大会参加の緊張があったのか、全日本と同じ辺りでミスが出てしまい残念でした。ズエワコーチも見ていたし、もう少し滑りやすい振り付けに、あの部分を変えてくれるのではと期待します。ワールドまで結構ありますし、ブラッシュアップされたソーラン節が観たいです。
FDでは硬さも取れ、伸び伸びと躰が良く動いていた様に感じられました。優勝したグリーン・パーソンズ組も素晴らしかったけど、そこ迄点差が開く程ではないかと。矢張RDでのミスが痛かったですね。一緒に観ていた夫が、「かなだい組は一人ひとりは流石にスケーティングとか表現が上手いけど、二人一緒の作品として演技を見ると、1位の組に未だ及ばないね」と呟きましたが、確かに…でもこの二人、組んで未だ2年なんですよね。高橋選手に至っては、アイスダンスを始めて2年。それで日本選手初のチャンピオンシップの大会の銀メダル!高橋選手はシングル時代4CCで2度の優勝含め4個のメダルを持たれていますが、カテゴリー違いのアイスダンスでもチャンピオンシップのメダルを取れたのは、世界で初めてですよね。本当にエポックメイキングで、素晴らしい事です。
エキシビションでは、日本選手が好成績で全員出演出来て良かった。全員、というのも珍しいですね。凄いです。三原選手、優勝おめでとうございます。せめてワールドには選出されて欲しかった…。三宅選手、地元の岡山県矢掛町出身なのもあり特に応援していましたが、同郷の高橋選手と一緒の四大陸出場は、とても良い経験になったのではないかと。そして村元・高橋組の「You Are The Reason」、しっとりした美しく、ソフトな演技が印象的でした。
1月23日の山陽新聞の記事です。
2022年、今年の干支は寅で、高橋選手は年男なんですよね。
どうか今年も進化を続け、良い演技で魅了させて貰えますように!
(上は年賀状に使った、息子のイラストです)