行って参りました。四大陸選手権、初日と2日のみですが。
高校生の息子に留守番を頼み、夫に大阪まで車の運転をしてもらい…。
ついでに(そんなスケオタでもないのに)観戦にも付き合わさせ…。
いつも独り観戦だったので楽しかったです、
有難う家族。
これからも生暖かく見守って下さい(笑)
(因みに二人共、高橋選手で好きなプロは道だそうです。
普遍的なテーマで、自分の人生と重ねて感情移入できるからでしょうか。
私も2010年トリノワールドフリー動画は、スタオベ含めて幸せな
気持ちになれるので、何度もリピしました)
高橋選手を生観戦は2009年全日本以来、
ショーを入れても2010年のダイアモンドアイス以来。
2011年全日本は、SPだけチケットが取れたので、行く予定でしたが
ヘルニアによる腰痛が悪化し、泣く泣く諦めました。
なみはや以外の大阪会場も初めてです。
会場、特に私達の席はスタンドで位置が高かったせいか、
寒くはなく、元々暑がりな方なので、コートを脱いだ位です。
でもそんな油断?をした為か、帰宅した後、しっかり風邪の
諸症状が出て、今も少し苦しいです。
なので少しずつ観戦記を書いていきたいと思います。
高橋選手もひょっとして風邪でも引かれていたので
しょうか。体脂肪少ないし…
とに角疲労が蓄積された人の表情をされて居りました。
昨年からのスケジュールを考えると無理ありませんが…。
結論から言うと、少し違和感が残らなくも
なかったのですが、新しいプログラム月光が
観られて、純粋に嬉しかったです。
衣装は写真で見るより、氷上で動いている方が良く
似合って見えました。
でも、自分が勝手に月の光というイメージから
無機的な、人ならざるものを抽象的に表現した、
ラフマニノフ風なひらひらした儚げな風情の
衣装、もしくは練習着のような極シンプルな
衣装を予想していたので、意外でした。
19世紀初頭の紳士風衣装、まさにベートーヴェン
その人風なだけに、苦悩する作曲家に見えてしまい、
フリーの道化師の苦悩と被ってしまうような…。
月光は片思いの女性に捧げられた曲との事ですし。
SP、FSとセットで考えると、ストロールの方が
軽快で陽気で、昏く重い道化師とは
良いコントラストを出せていたと思います。
まあ、私も単独なら月光の方が好みですし、
最近の採点傾向から言って、曲想が被っても
ジャンプを成功させて滑り切れば点は出るでしょうし。
何より高橋選手が気に入っていて、確かにストロールより
スピンやステップなど、曲のテンポに合っていて、
滑りやすそうです。レベルも取りやすそうですし。
ステップはびっくりしました。
この速さで音を全部拾っていて、凄い!と圧倒されました。
月光らしいか、と言われると若干違和感が残りますが。
時間が足りなくてまだ作り込めてないモロプロを、
高橋選手が力技でねじ伏せて見せてくれたような…。
この疾走感に、もう少し柔らかさが加われば、
更に素敵になる気がします。
衣装、上着をやめて、袖のゆったりしたブラウスと
ベストの組み合わせにならないでしょうか…
振り付けも、これがまだ最終形態ではないでしょうし
これからワールドまで手を入れて、
滑り込んで行けば、期待できると思います。
フィニッシュも格好良いですし。
後はやはりジャンプ…靴問題、何とか解決しますように。
(続きます)