流産手術後、次の治療再開まで3ヶ月。
せっかく時間があるので、いろいろと自分なりに勉強したり
情報収集する時間にしました。
私は明確に診断を受けたことがあるわけではないんですが、
20代の頃から生理不順で婦人科にかかると「多嚢胞気味」と言われてきていて、
おそらく多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)なんだろうなーと自覚していました。
具体的に、自分がPCOSなんだろうなと思う理由としては
・AMHがめっちゃ高い(10以上ある)
・排卵していないのに排卵検査薬が偽陽性になる(LH過剰)
・クロミフェンが効きにくい
・男性ホルモン優位(あごひげが生える…)
などがあります。。。
私の不妊治療がスムーズにいってないと感じるのは、
・卵胞が思ったように成長してくれない⇒スムーズに採卵が出来ない
(卵胞が長期間育たなくてその周期キャンセルor採卵しても成熟卵ゼロ)
・貯卵があれば次々移植できるのに、
採卵できても1個とかなので毎回「採卵⇒移植」に時間を使う
など
PCOSが原因になっているのでは?と感じることが多かったので、
それを改善する術はないのかと、調べ始めてみました。
PCOSの原因として「インスリン抵抗性」(HOMA-R)が基準よりも高かったり
「耐糖能異常(糖代謝異常)」の問題がある人の場合、
糖尿の人が処方される「メトホルミン」という
抗インスリン抵抗薬(血糖値の上昇を抑え、インスリンを効きやすくする)を
不妊治療に併用すると、効果があると知りました。
自分に糖尿の気があるかというと今のところ無いんですが、
もし自分がそうだった場合、併用してうまくいくなら併用したい!!!
これはきちんと調べてみたほうが良いなと思いました。
流産手術は不妊治療のクリニックとは別の婦人科医院で受けたので、
その経過観察の時に、一度きちんと検査を受けたい旨お伝えして、
PCOSかどうかの診断をする検査、それと併せて糖尿の検査も
していただくことになりました。
検査方法はLHRH負荷テストという方式。
あさイチの空腹時に採血をして、TRHを投与(注射)し
30分後に再度採血。
1週間後に結果を聞きに行ったところ・・・
①血糖値にはまったく問題なし。糖尿ではない。
耐糖能異常なし。インスリン抵抗性も基準値。
②ホルモンの値だけ見た限りではPCOSの条件には該当しない
・・・ぇええ
↑これ本当にこんな声が出て、先生も笑っていましたw
絶対の確信をもってPCOSだと思っていた。
③それよりも問題なのは「潜在性高プロラクチン血症」の所見がでてる
・・・・はぁ。。
なんと、ここにきて初めて、
「高プロラクチン血症」という診断を受けました!!!
聞いたことはあるけれど、まったく他人事だと思っていたやつ。
たしか以前不妊スクリーニングしたときに、プロラクチンの値には
問題が無かったはず!!!
そう、わたしは普段は正常値なのに、時期や時間帯などによって
一時的にプロラクチンの値が高くなってしまうことがある
「潜在性高プロラクチン血症」だったのです!!!!!!
思ってもみなかった結果にキョトン
※高プロラクチン血症は、排卵を抑制し、月経が来なくなりますが
特に潜在性高プロラクチン血症では
ストレスなどで一時的にプロラクチンが増え、
ストレスがあったり、「頑張るぞ!」と張り切ると
生理が来なくなる傾向がある、とのこと。
うん、それはちょっと自覚あるかも。
それはまだピルを飲まなくても自然に生理が来ていた若い頃の話だが、
責任ある立場になったり、いついつまでに何かを達成しなくてはならない!
って時にはいつも生理が止まっていた。
先生からは高プロラクチン血症を改善する
「カバサール」というお薬を処方され、
1週間に一度、2か月間飲むことになりました。
1~2週間で効いてくる人もいて、自然に生理が来るようになれば
自然妊娠も出来るかもね☆みたいな感じ(そんなうまくはいかねだろよ)
こうなると、PCOSかどうかについては、一旦保留というか、
そこまで重要じゃないというか。
まずは、プロラクチンの分泌を抑えて、
自然な排卵ができるようになれば、クロミッドの効きも良くなるかな?!
いくつかの卵胞が育ってくれれば、採卵も何個か採れるかな?!?!
という淡い期待が持てるようになりました( ^ω^)
カバサールを服用しての経過はまた書いていきたいと思いますっ