2回目の移植を控えている頃に、不妊鍼灸に通い始めました。
(というか実は、その半年ほど前にも1~2ヶ月ほど通った不妊専門の
鍼灸院があったのですが、イマイチ効果を感じられなかったことと、
その割に金額がめちゃ高いこと、鍼灸師さんとの相性?、
通うのが微妙に億劫な距離などの理由で行かなくなってしまいまして)
また鍼灸やってみようと思ったきっかけは、
タイミング法を試みていた時から人工授精、一度目の新鮮胚移植まで、
一度も着床したことがなかったので、
2回目の凍結胚移植に向けて、
まずは着床のためにできることはないんだろうか、と調べていた時、
移植の前後で行なう「着床鍼」なるものがあると知って、
調べてみたところ、わりと有名な鍼灸院が職場の近くにあったので通うことに。
(灯台下暗しすぎる!)
(というか存在は知っていたけど、なんか古臭いとか、胡散臭い印象があって
近寄らなかったww調べてみたらその界隈では有名な鍼灸院でした
うたがっててゴメンww)
最初は鍼灸のみで、幸い鍼灸師さんも同年代の女性で話しやすく、
施術も丁寧で優しい人だったので、着床鍼だけでなく続けることに。
その後、着床はしたものの残念ながら流産してしまいましたが、
流産手術後、3ヶ月休んでいる間に、きちんと体質改善をしようと思い
漢方薬剤師さんに漢方も相談することにしました。
漢方でいうと実は独学でというか、自分で情報収集した上で、
PCOSの排卵障害に効果が期待できる「温経湯」と「当帰芍薬散」というのを
時期を分けて市販で購入し飲んでいた時期がありました。
流産を機に、それまでの治療の履歴を遡ってまとめていたとき、
温経湯を飲んでいた時だけ排卵がスムーズだったな、ということに気づき
(その後飲むのをやめたら
排卵がまた遅れがちになっていたことに今更気が付いた)
なので、また漢方もやってみようかな、と。
(というかもう妊娠のためにできることはなんでもしたい)
そして初めて漢方薬剤師さんに相談した回での診断?結果がコレ👇
【血液関係】
・血液循環が滞ってる
・血管の中を流れている血液量がそもそも少ない
・血液抵抗値が高い(血液が流れにくい)⇒届くべきところに届いてない
・ネックは胃腸の弱さ(胃腸がうまく動いてない)⇒胃腸で栄養を吸収できてない
⇒必要な血液を作りだせてない(血液量が少ない)⇒卵巣や子宮への血流(栄養)が後回しにされ卵が育ちにくい≪卵を育てるための栄養を送る余裕がそもそもない≫
【水関係】
・津液(水)が滞って余分な水分が身体に溜まっている。水の代謝異常≪痰湿≫
(むくみ、オリモノ、白膜肥厚、PCOS、天候による偏頭痛)
【舌診】
・舌はぼてっと、むくんだ形。(余分な水が抜けてない)
・舌の裏の静脈が若干筋張ったものが先の方まで伸びている
(血流の悪さ、滞りのサイン)
この辺が改善しなきゃいけない体質。
めちゃくちゃあるな!!!!!
でも全部繋がってるし、全部自覚ある。
日常生活にはそんなに支障ない程度のことだけど、
質の良い卵を育てたい、妊娠したいとなると、こんなに障害になるんだな~~…
結果、処方された漢方は
やっぱり、『当帰芍薬散』…血を補い、滞っている循環を改善
※「温経湯も悪くないんだけど、胃腸が弱い人にはちょっと長く使いたくない。
ポイントでちょっと使うならいいかなと思うけど。ちょっと重たい。」
とのことでした。
そこにブレンドされるのが
「ハトムギ」…体の中の余分な水分や老廃物を外に出す働き。 胃腸の調子を整える。
「枳殻(キコク)」…水の代謝、水はけを良くする。
「沢蘭(タクラン)」「山査肉(サンザニク)」…当帰芍薬散の効果に、巡らせる力を強化。サンザニクは消化を助ける働き。炎症から守る。
これらがティーバッグのようなものに1日分ずつ小分けにされていて、
毎日30分間煮だして、朝晩に分けて飲みます。まずい。
あとこれは漢方ではなくサプリメントなのでめっちゃくちゃに高いんですが
「亀鹿二仙丸」…卵子のダメージを予防。染色体の異常を防ぐ。卵子の質を上げる。
という処方でした。
1日分がしめて1821円。(笑)
一日分よ
これはもう、ちょっと笑っちゃうくらい高いんですがwww
でもまぁ、漢方薬に関しては医療費控除が受けられるし‥
というのを心の拠り所に、
ひとまず治療再開までの3ヶ月は頑張ってみようと思います