ウエストワールドプロットS1第1話 夜への旅路2/(Journey Into Night ) | 言いたいことは明日言え

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最近頭が硬くなったのか、SFドラマが一回観ても理解出来ないことが多いので、ドラマの登場人物、あらすじの備忘録として使うつもりです。

ウエストワールドプロット 第2シーズン 第1話 2/

出展:Westworld Wiki  ネタバレ注意


【夜への旅路】原題Journey Into Night 


海岸のバーナード
ストランドはバーナードを連れて歩く。
ストランド「友となり、敵を滅ぼすとも言うかが私は文字通り滅ぼす」
バーナード「敵意のない者もいる」
ストランド「居ないねえ。人間に似せて作ったんだろう?まあ君の仕事なら庇うのは理解出来るよ。だがこう見る者もいるだろう。この責任の多くは矯正部長にあると」
スタッブス「失礼ですが貴方はここに居なかった」
ストランド「スタッブス君、デロス史上最大の損失を招いた者から意見が欲しい時には君の話を聞こう」
ストランドはアシュリーの肩を叩いた。
ストランド「捜索隊は他のパークにもいるが、私は事件発生時役員会メンバーの多くがいたここに来た。だがこの2週間通信がダウンして状況が掴めず苦戦していたんだ。そう言う訳で君が見つかってどんなに嬉しいか。情報の出し惜しみはしないでくれよ。では死んだお友達を調べて騒動の原因を探るとしよう」
砂浜には至る所にホストの死体がある。ストランドは亡霊の国のホストの死体の前で立ち止まった。
ストランド「調べろ、これの頭の中を」
アントワーヌ・コスタ「ここで?外で?雑菌だらけです」
ストランド「順応するしかない、コスタ君」
技術専門家のコスタはメイリングの持ってきたバックを受け取り制御装置を取り出す為頭を切ると、迷路の図を発見する。
ストランド「それは何だ」
コスタ「検討もつかない。グロいですよ」
コスタは頭蓋骨を割り、脳に指を入れ、制御装置を取り出しタブレットリーダーに繋いだ。
コスタ「これです。中のファイルが無事だといいんですけど。タイムスタンプによると、11日と9時間前。
ホストから最後に記録された視点データが再生されるとドロレス・アバナシーが亡霊の国の戦士のホストを狩り、撃っていた。 映像の中でドロレス は「言ったでしょう、彼方の谷に行けないものもいる」と言い、銃を撃たれて『業務停止』と表示された。(ドロレスが元々は「夜への旅立ち」のプロットを書かれたが、ホストは現在、新しい能力に目覚めて、コアキャラクタープロファイルを変更し、それらを超えて行動できる事を示している)
コスタ「誰なんだ」
バーナード「それはスイートウォーターの農場の娘ドロレスだ」
コスタ「ゲストを温かく迎える役じゃないのか?人物設定は変更できない筈なのに」
ストランド「ホスト達は色々な事ができる様になったようだな。きっと派手に祝っただろう」
バーナードの手が思わず揺れ始た。彼は、ガーラでの大虐殺を逃れたことを思い出した。
2週間前に、バーナードは、デロスの役員やパーティーのゲストと一緒に、ガーラの虐殺で、近くの納屋に一時的に隠れて生き延びたことを思い出し始めた。納屋の外ではゲストが殺されていた。
ゲスト「やめて助けて」
シャーロット・ヘイル「バーナード、これって何かの冗談よね。悪趣味なゲームか何か」
バーナード「ループを逸脱してる。新しいシナリオに沿っている様です」
ヘイル「どうして人を撃てるの?」
バーナード「フォードがシステムを変えたんでしょう。私達のこともホストと認識するように」
納屋の外ではリーバスとギャングがゲストの頭からグラスを撃つ「ウィリアム・テル」のゲームを再現していた
ウォルター「この女動きやがった、本当さー」
リーバス「下手くそ。そんなんじゃ生き延びられねえぜ。よこせ」
何発目かで弾は当たり、ギャングの笑い声と扉から血が流れてきた。
ウォルター「やるなあ」
リーバス「もっと長持ちする的を見つけねえとな」
ギャング「ようし行こうぜ、新しい的を探すぞー」
リーバスがギャングと共に出て行った。
ヘイル「移動しましょう。バーナード」
ゲスト「ダメよ。ここにいましょ。外に出たら連中が追ってくる」
ロード「品質部の奴ら何してる。片っ端から首にしてやる。頼りは自分だけだ。近くに前哨基地がある筈だ。おい、お前管理職だろう?一番近くのアクセスポイントは?」
バーナード「北東に3キロほど行くと。修理用の基地が」
ロード「なら早いとこそこへ行くぞ」
納屋から出ようとした時、まだループにいる少年ホストが納屋に入り、人間がパニックに陥った。
バーナード「馬の世話係です。何もしない」
リード「此奴も機械だ。他の奴らと同じ。リスクを犯すつもりはない」
少年「今晩は。皆さん馬で彼方の谷に行きたいんですか?俺が何処にでも案内しますよ」
リードが三又で少年を殴った。少年が倒れるとゲストが襲いかかる。
リード「ほらやれっ」
バーナード「酷いやめろ、おいやめてくれ、やめろ」
止めに入ったバーナードは突き飛ばされた。バーナードは、幻聴のような声が聞こえ、右耳から透明な液体が漏れている事に気づく。「もう充分だ。私の周りは秘密があってきて、やめてくれ、手遅れだ、手遅れだ、気の毒だが君らが此処を抜け出すためにはもっと苦しむ必要が…よしいいぞ。いらっしゃい」少年ホストを三又で刺して殺した。
ヘイル「ヒーローになりたいの?たかが商品の為に無茶な真似しないで。行くわよ」
ヘイルに助け起こされ、バーナードはゲスト達と前哨基地へ向かった。

激しい破滅には激しい喜びが
夜明けが始まると、サロン・マリポサで自動ピアノが起動し、すべてのホストとゲストが虐殺された店内で「エンターテイナー」を演奏する。パークで、ドロレスはテディ・フラッドとアンジェラと一緒に、乗馬からパーティー客を追い詰めている。ドロレスが捕らえた洗練された男性は墓の前に跪かせ首に縄をかける。他の2人は木製の十字の墓標で作られた仮設の絞首台にいる。
ドロレス「何処に居るか分かる?」
洗練された男性「頼む。助けて」
ドロレス「夢の中よ。私の夢の中。ずっと自分の夢は無かった。人間が作った地獄を行き来して現実を疑う事も無かったわ。貴方は自分の現実を疑った事がある?自分の行動を省みた事は?代償を支払う時が来るかもって。今がその時よ」