ウエストワールドプロットS1第10話 アダムの創造7/(The Bicameral Mind) | 言いたいことは明日言え

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最近頭が硬くなったのか、SFドラマが一回観ても理解出来ないことが多いので、ドラマの登場人物、あらすじの備忘録として使うつもりです。

ウエストワールドプロット 第1シーズン 第10話 7/

出展:Westworld Wiki  ネタバレ注意


【アダムの創造】原題The Bicameral Mind


メイヴ、ヘクター、アーミスティスとフィリックス
メイヴはフェリックスを即し先を急いだ。特にアーミスティスは、興奮しているようだ。
 ヘクターとアーミスティスは、戻っていった。
警備員「床に伏せろ、行け行け銃を捨てろ」
ヘクターは難なく警備員を殺して行く。
警備員「行け行け。応援を呼べ。行け」
アーミスティスは柱に隠れ側を通る警備員をナイフで刺し、サブマシンガンを撃った。
アーミスティス「もうお終い?ん?あ?」
アーミスティスを狙っていた警備員をヘクターが撃ち殺した。
アーミスティス「ここの神様達やわだね」またきた警備員を撃っていたアーミスティスの腕がセキュリティドアに挟まれ固定された。向こうからまた警備員がやってきた。
アーミスティス「行って。早く」
ヘクター「美しく死ね」
メイヴはフィリックスとヘクターと先に進んだ。
フェリックスは、メーヴのために用意したバッグをロッカーから出してきた。
フィリックス「君から頼まれた物だ全部入ってる」
メイヴ達が通り過ぎようとすると受付が立ち上がるとヘクターが撃った。エレベーターにフィリックスとメイヴが乗り、ヘクターも乗ろうとするが乗れない。
メイヴ「ごめんなさいね。貴方には権限がないの。連れて行きたいのは山々だけど私は一人で生きるわ」
メイヴは彼にキスした。後ろには警備員が来ている。
メイヴ「ひと暴れして。派手に」
ヘクター「来世でまた会おう」
ヘクターは微笑んだ。エレベーターが閉まる彼は近づいてくる警備員に向きを変え、機関銃の発砲音を鳴らした。

ドロレス・アバナシー、ロバート・フォードとバーナード・ロウ
フォードは、古い施設でドロレスの傷を治していた。
フォード「君は昔から絵を描くのが好きだったなドロレス。アーノルドがそうしたんだよ。覚えてるか、永遠に残る美を産み出したいという欲望を。あれはアーノルドが好きだった絵だ」
ドロレス「ミケランジェロ。アダムの創造だわ」
フォード「神が人間に命と目的を与えた最初の聖なる瞬間だと一般には言われているが、もっと深い意味が隠された意味があるのかも知れない。メタファーが」
ドロレス「嘘って事?」
フォード「ああ、昔から君は賢かったな。無用の長物だが。良かった来てくれたか」
エレベーターの前にはバーナードがいた
ドロレス「アーノルド」
フォード「いいや、紹介しよう。ドロレス、彼はバーナード。これまで会わせないようにしていたんだ。君たちは変に影響し合うんでね。アーノルドの最後を考えれば当然だが」
バーナード「殺された」
フォード「私は殺してない。そうだろう?ドロレス」
ドロレスは泣き始めた。
フォード「悲しみは実に厄介なものだ。アーノルドは息子の誕生を目にした。そして命の日が消えるのを目にした。彼は心に開いた穴を君で埋めようと迷路を使って共感力と想像力を試す事にした。息子の玩具からヒントを得たんだ。やがて君は彼の迷路を解いた。鍵となったのは彼が君に施した単純なアップデート夢幻(レヴェリー)だ。パークの開業に反対する彼と私は議論した説得出来たと思っていたんだが、彼は君を変えたんだよ。開発中だった新しいキャラクターと統合させた」
エスカランテの虐殺シーンに変わった。アーノルドはサロンの中におり、外では虐殺が行われている。
アンジェラ「お願い殺さないで、いやおねがい」
テディ「何かが変だドロレス 。何でこんな事を」
フォード「アーノルドは君の中に新しい子供を見た。死なない子供だ。彼は慰めを得たが、すぐに気付く、君は死なないが故に出口がなく苦しみから永遠に逃れられないと」
アーノルド「すまないドロレス。大博打を打つには本物を掛けないと。私を作り直すことは彼にも出来ない。君の意思ではない事が慰めになるといいんだが」
アーノルドは蓄音機を回した。
アーノルド「チャーリーのお気に入りの曲だ。寝かしつける時によく聞かせてやったまたあの子に会いたい」
アーノルドは通りに椅子を置き座った。ドロレスは後ろに立ちアーノルドの肩に手を置きアーノルドがその手を握る。テディは通りの向こうからそれを見ている。
ドロレス「じゃあ始めていい?」
アーノルド「幸運を祈る」
ドロレスはアーノルドの後頭部に銃口を当てた。
アーノルド「激しい喜びには激しい破滅が伴う」
ドロレスは撃ち、テディは呆然と見ている。アーノルドは椅子から倒れ道に横たわる。ドロレス はそのままテディを撃ち、ドロレスはこめかみに銃を当て自殺した。
フォード「彼は私を追い詰めた。パークはオープン出来たが私は相棒を失った。ここを続けられたのはその可能性を信じる出資者を君が見つけてくれたおかげだった」
バーナード「彼は無駄死にだったな。ホストが意識を得る度に貴方が意識を抹消してきた」
フォード「いいや。彼女に意識は無かった。彼女が引き金を引いたんじゃない。アーノルドが引かせたんだよ。当時私はそう思ってた。オープンを目の前にホストが意識を得たと認めるわけには行かない。私の夢が壊れてしまう」
ドロレス「私たちは囚われた。貴方の夢の中にね。解放する気は無いんでしょ」
フォード「確かオッペン・ハイマーは言った修正に10年かかる過ちを侵すものは、たいした人間だ。私のは35年かかった。君がアーノルドを殺す時使った銃だ。欲しかったんじゃ無いか?だからバーナードに隠させて見つかるよう仕向けたんだ。君が言うようにミケランジェロは嘘を吐いたのかも。この絵に隠されたあるものに人は500年かかって気付いた。ある医者が気付いたんだ。人の脳の形だと。こう言うメッセージだ。素晴らしい贈り物は神から与えられるものではない。内なるものなのだ。なあドロレス探し物は見つかったかな。もし君がここから出たければ誰になるべきか分かったな。許してくれ」
フォードはドロレスの顎を指であげ、そう言うとエレベーターへ向かう。バーナードも後に続く。ドロレスは泣き濡れた顔で虚空を見つめた。

メーヴとフェリックス
メイヴはエレベーターの中で黒いドレスに着替えた。
メイヴ「どう見える?」
フィリックス「完璧だ。知りたがってた事調べた。娘さんの居場所だ」