ウエストワールドプロット S1第4話 記憶の断片 4/(Dissonance Theory) | 言いたいことは明日言え

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最近頭が硬くなったのか、SFドラマが一回観ても理解出来ないことが多いので、ドラマの登場人物、あらすじの備忘録として使うつもりです。

ウエストワールド 1シーズン 4話 4/ ネタバレ

出展:Westworld Wiki


【記憶の断片】原題: Dissonance Theory


プロット
黒服の男
黒服の男とローレンス手錠をかけられ、保安官補佐と装甲車に乗っていた。
黒服の男「着くまでずっとだんまりを通す気か?」
ローレンス「あのまま首を吊られりゃ良かった。穏やかに死ねた。てめえの戯言を聞かずに」黒服の男が胸ポケットから葉巻を取り出した。
黒服の男「マッチを持ってないか?」
ロー保安官補佐「この中は禁煙だ」
黒服の男「普通はそうだろうが、此奴は正に極上の葉巻なんだぞ。エキゾチックな女達の太腿の上で巻かれた。アンタも味わってみないか?」
ロー保安官補佐は、黒服の男から葉巻を引っ手繰ると胸ポケットに仕舞った。
黒服の男「こう考えろ、ローレンス。お前が何かを考え決める必要はない。全ては俺次第だ。自分で決めようと思ってもお前には理解真実にぶち当たるだけだ。お前の決断は全て他人が下した。お前はずっと囚人だったんだ。もし俺はお前を自由にしてやると言ったら?」
ロー保安官補佐「降りろ」
黒服の男とローレンスが降りてくると、ロス・ディアブロス刑務所からマーシャル・プルットが出てきた。
保安官補佐「馬泥棒だ。俺たちの目の前で、二人も撃ち殺した馬鹿どもだ」
プルット「バカはお前の方じゃないのか。お前が連れてきたのは、この辺りで一番のお尋ね者だ。ローレンス・ペドロ・マリア・ゴンザレス。聞いたよ。首吊りを逃れ、善人を殺したってな」
黒服の男「此奴は銃殺隊に処刑される方がいいと言ってたぞ」
プルット「喜んで望みを叶えよう」
ローレンス「てめえぶっ殺してやる」
黒服の男「まあ、いつかな」
プルット「雑居房に打ち込め」
ロー保安官補佐は、黒服の男を雑居房に入れると鍵を閉めた。
黒服の男「葉巻楽しんでくれ」
ロー保安官補佐「黙れ引っ込んでろ」
へクター「それでお前は何者だ」
黒服の男「君の救い主だ」
雑居房には、へクター・エスカトンがいた。ローレンスが刑務所の外で銃殺されようとしている所を、黒服の男は窓から眺めていた。
ヘクター「会うのは初めてだよな」
黒服の男「ああ、初めてだ。君は何と言ったらいいか、マーケティング戦略見本のようだ。デカイ銃、味のある傷、犬が自分の尻尾を追うように、同じことを繰り返してる」
へクター「喧嘩売ってんのか。腸引き摺り出してやってもいいんだぜ」
黒服の男「まあ、そう怒るな。俺は興味があるんだ。君の世界観に。先住民の考え方に近いのか?」
へクター「単純さ、世界を見て全てを理解できるのは、真に勇敢な者だけだ。神々、人間何もかも。最後は悲惨だ。救われるものなんか居ない」
黒服の男「思った以上に気が合いそうだ」
ヘクター「お前はどんな運命のいたずらで此処にきた?」
黒服の男「話すと長くなる。今は時間がない」
ヘクター「お前の友達よりはあるだろう。それに俺の仲間が来るまであと2、3日は」
黒服の男「3日だよ。いつもなら。だが今回は急ぐんでね。今すぐ出るぞ。黒服の男は檻でマッチを擦った。
管制塔メサ・ハブのコントロールルーム
品質部技術者(ケイト・レネ・グリーソン)「火薬使用のリクエストが入りました。ディアブロスで少量、2発です」
スタッブス「許可する」
品質部技術者「分かりました」
ディアブロスの雑居房では、黒服の男が煙草に火をつけて、鍵穴に押し込んで爆発させた。
黒服の男「ほら、行くぞヘクター」
外に出た黒服の男とヘクターを、ロー保安官補佐が銃を向けるが、煙草が爆破し頭が吹っ飛んだ。椅子にかけてあった銃を黒服の男は手にした。ローレンスは目隠しをされ、柱に後ろ手に縛られていた。
プルット「最後の言葉は?」
ローレンス「さっさと終わらせろ」
プルットが腕を上げると、6人の保安官達は一斉に銃を構えた。プルットが腕を振り下ろすと、銃声が鳴り響いて、保安官の悲鳴が聞こえてくる。黒服の男の手(革手袋)がローレンスの目隠しを外した。
ローレンス「何なんだよ。ちくしょう」
森にいるアーミスティスの元へ、ヘクターと黒服の男がやって来る。
アーミスティス「マッチ一本で?」
ヘクター「お前は腕が立つなあ。この先も手を貸してくれ」
黒服の男「それは出来ない」
ヘクター「一つ借りだな」
黒服の男「いや、そのお友達が、話を聞かせてくれればそれでいい。あと教えとこう。探してるものはあの金庫の中にはないぞ」
アーミスティス「7歳の時に街奴らが来た。悪魔の角、仮面の男達、皆殺しにされた。女子供家畜も。母は顎から股まで切り裂かれて、あたしはその生暖かい血を体に塗りたくった。死んだと思わせるために。奴らを一人づつ突き止めた。其奴の血でタトゥーを」
黒服の男「残るは一人でだな。蛇の頭だ。其奴の名は?」
アーミスティス「名前はたくさんある。一番有名なのはワイアット」

メイヴ
メイヴは街で先住民のホスト達を見かける。
その女の子が木彫りの人形のようなものを落とした。メイヴが急いで拾うと、それは在庫管理部の防護服をモチーフにしたもののようだった。メイヴは、また在庫管理部の姿を思い出していた。
メイヴ「ねえ、貴女、これ何なの?どんあ意味があるの?」
傍観者のホスト「聞いても無駄だよ。何か宗教的な物らしいぞ。意味なんて教えてくれないさ」
マリ・ポサのバーカウンターでメイヴはシェリーを飲んでいた。
クレメンタイン「1時間5ドルよ。先に体を洗えば4ドル」
テンダーロイン「俺たち2人で女一人なら割引してくれるかな?そのくらいサービスしろ」
クレメンタイン「何とか出来ると思うわ。おいで」