ウエストワールドプロット S1第4話 記憶の断片 3/7(Dissonance Theory) | 言いたいことは明日言え

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最近頭が硬くなったのか、SFドラマが一回観ても理解出来ないことが多いので、ドラマの登場人物、あらすじの備忘録として使うつもりです。

ウエストワールド 1シーズン 4話 3/7 ネタバレ

出展:Westworld Wiki


【記憶の断片】原題: Dissonance Theory


プロット
ドロレスとウイリアム
ドロレスは、黒服の男がローレンスと訪れた村(ラス・ムダス)で、噴水に座るローレンスの娘に近づいた。
ドロレス「おはよう。素敵な街ね。お家は此処?」
少女は首を横に振る。
ドロレス「何処から着たの?」
ローレンスの娘「貴方と同じ。覚えてないの?」
ドロレスの耳に男の声が蘇る。
覚えておけ」白い協会、砂に書かれた模様、ローレンスの娘、記憶がフラッシュバックする。ドロレスが跪くと、足元には迷路の模様が砂で描かれていた。
保安官補佐(ヒューゴ・ピア・マーティン)「失礼、アバナシー農場の娘が行方不明だと聞いたが、君のことかな?きっとお父さんが心配してる」
保安官補佐は、ドロレスの肩に手を置き、そう言った。ドロレスは、白い教会で持つローレンスの娘、銃を持つドロレス、墓の前に跪くフラッシュバックを『見た』。少女も迷路も消えていた。
ドロレス「父は死んだわ。私は戻らない」
保安官補佐がドロレスの腕を掴むと、ドロレスも掴み返した。
ウイリアム「どうしたんだ?」
ウイリアムが来ると、保安官補佐は手を離す。
保安官補佐「此方が道に迷ってたんで」
ウイリアム「彼女は僕の連れだ」
保安官補佐「それは失礼。ではご機嫌よう」
ウイリアム「スリムの手掛かりがあった。此処にいていいよ。必ず戻ってくる」
ドロレス「いいえ、私も行くわ」
ウイリアム「分かった」


ローレンスの娘が砂に迷路のシンボルを描いた。

黒服の男
黒服の男とローレンスは、アーミスティスの仲間と共に丘の上にいた。
ローレンス「探し物が何処にあるのか、もう一度彼奴らに確認するらしい。情報が確かなら、合図するとさ」
下では、二人のホストと話していたアーミスティスは話し終わると殺した。
黒服の男「あれが合図だな」
アーミスティスとローレンスと黒服の男は馬を走らせた。

ドロレスとウイリアム
野営キャンプでは、ホールデンが枝を切っていた。ドロレスとウイリアムは少し離れた所にいる。
ドロレス「貴方やお友達迷惑掛けてごめんなさい」
ウイリアム「そんな、迷惑なんて。会えて良かったよ。聞いてなかったけど、君の行き先は?」
ドロレス「私にも分からない」
ウイリアム「決まった道とか、そういうのがあるんだと思ってたよ」
ドロレス「人には道があるって信じてた。でも何処に続く道か決めた事はなかった。秋に牛を山から下ろすの。たまに一頭居なくなって私達が心配すると父は、父はこう言ったわ。自力で帰ってくるさって。大抵戻ってきて、でもそれって殺されるために戻ったのよね」
ウイリアム「この先どうするつもり?」
ドロレス「はあ、貴方には理解できないわ。感じるのよ。何かに呼ばれてるって。この世界を超えた何処かに私の居場所がある」
ウイリアム「その気持ち分かるよ。僕も経験ある」
ドロレスが見上げると、木の間から満月が見える。
ウイリアム「元の暮らしに戻りたくないんだね。」
あたりは暗くなり、ドロレスだけ照らされている。ドロレスはライトに照らされ在庫管理部の職員に囲まれていた。
ウイリアム「大丈夫?」
倒れ込んだドロレスをウイリアムは抱きとめた。
ドロレス「ちょっと寒気が、大丈夫」
ウイリアム「火のそばに戻ろう、きっと疲れてんだ」
ウイリアムは、ドロレスを火の方へエスコートしていく。

黒服の男
夜の野営キャンプで、男性ゲストが黒服の男を見ていた。
トッドの友人「話しかけろ」
トッド「だな」
トッド「あの、すいません。一言言わせてください。貴方は本当に立派な方だ。貴方の財団のお陰で妹は救われました」
黒服の男「黙らないと喉を掻っ切るぞ、分かったか?俺は休暇で此処来てる」
トッドと友人が去ると、ローレンスが話しかけてくる。
ローレンス「奴らのお目当ては、オハル刑務所の中にあるらしい。イカれてるぜ。日本軍の騎兵隊から大砲を盗んでそれでムショを襲うってさ」
黒服の男「子供のお遊びに付き合ってる時間はないんだ」
黒服の男はアーミスティスの前に立った。
黒服の男「夜明けに此処を刑務所へ行き俺があんたの欲しいものを獲ってきてやる」
アーミスティス「生きて戻れたら、何が欲しい?」
黒服の男「ただ話が聞きたい。アンタのタトゥーの話をな」
アーミスティス「なんで知りたいの?」
黒服の男「アーノルドって名前を聞いたこと無いか?言わばこの辺りの最初の開拓者だ。何でも好きな出来る世界を作った。一つを除いてね。死ぬ事は出来ない。だからこの世界がどんなにリアルに見えても、所詮はたかがゲームだ。所が彼はルールを破った。彼は此処パーク内で死んだ。だが、もう一つ物語が残されてる筈だ。本物の危険や暴力を伴う物語。俺は彼の功績を称えに来た。アンタのタトゥーは、パズルの次のピースだ。この話に乗るか?」
黒服の男は、アーミスティスにキッシーの頭皮を見せた。
アーミスティス「アンタ一人で刑務所に押し入って、20人も殺すつもりなの?」
黒服の男「一人じゃない。ローレンスを連れて行く。それとマッチ一本」
アーミスティス「マッチ一本。銃一丁。それから、間抜け一人。その賭け乗った」