ウエストワールドプロットS1第4話 記憶の断片2/(Dissonance Theory) | 言いたいことは明日言え

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最近頭が硬くなったのか、SFドラマが一回観ても理解出来ないことが多いので、ドラマの登場人物、あらすじの備忘録として使うつもりです。

ウエストワールド 1シーズン 4

出展:Westworld Wiki

『記憶の断片』1/2 原題: Dissonance Theory


バーナードとテレサとスタッブス
エルシーは出て行ったバーナード追いかけた。
エルシー「私は何でもズケズケ言う、だからだから私を雇ったのよねえ」
バーナード「そうだ」
エルシー「よかった。じゃあ言うけど、あんなにあっさり譲るなんてどうかしてるわ」
バーナード「何か隠していると思われてる」
エルシー「実際隠してる。明らかにパターンが見られるわ。最初はアバナシー。で、次はこれ。聞こえない声を聞いたり、山に登って星座を調べたりなんて、これはただの故障じゃないでしょう。なのに貴方は誰にも言うなって。ここじゃ私以外全員に何か裏があるみたいね。それに」バーナードはエルシーを、廊下の隅へ連れて行く。
エルシー「何?」
バーナード「私もここに来た当初は、ホストが人間のように思えたよ。彼らの行動から何かを読み取ろうとしてるだね」
エルシー「子供扱いはやめて」
バーナード「なら言うが、君が勝手に思い込んでるだけだ。これはオリオン座じゃない。中に星が4つある。1つ多い」バーナードはそう指摘して、エルシーを追い払った。

ドロレスとウイリアム
ウイリアム「ねえ、寒いだろう?これを」
ウイリアムはドロレスに上着を渡した。
ドロレス「ありがとう」
ウイリアム「いや」
ウイリアム「スイートウォーターに連れて戻ろう」
ローガン「街に戻るって?」
ウイリアム「彼女はここに居るべきじゃない」
ホールデン「そんな事してたら、スリム・ミラーの野郎に逃げられちまうぜ」
ローガン「ダメだ。冗談じゃない。お前が俺をしょうもない賞金稼ぎごっこに引っ張り込んだんだぞ。最後までちゃんとやる」
ウイリアム「彼女を連れて悪党は追えない」
ローガン「彼女の始末はパーク側に任せよう。頭を吹っ飛ばす、で一件落着」
ウイリアム「ローガン、待て誰彼構わず、殺したり、寝たりするのは止めろ」
ローガン「そうか、分かったぞ」
ウイリアム「何?」
ローガン「パーク側が彼女を送り込んだ。何とかお前の興味を惹こうと」
ウイリアム「へー、僕の心の動きを監視してる訳だ」
ローガン「ああ、彼等はそうしてる。なあ、偶然だと思うか?街でお前が微笑みを返した唯一の女が、偶々お前の所に現れたって。凄いよ。やはり我が社は此処への出資額を増やすべきだ。目的意識まで与えてくれる」
ウイリアム「この旅は僕を家族に迎えるためじゃ無く、仕事?」
ローガン「我が家では全てが仕事なんだよ
ホールデン「そろそろ出発しよう」
ホールデンの言葉にローガンは馬へ向かった。

黒服の男 
黒服の男とローレンスは峡谷にいた。黒服の男はガラガラ蛇の頭をナイフで切り落とす。
黒服の男「ローレンス、血の峡谷は此処に違いないな。ただし蛇が居ても、卵を産む蛇が居ない」
ローレンス「あんたは俺の女房と従兄弟を大勢殺しやがった。それもこれも訳の分かんねえ迷路の為かよ。一体何を見つけたい」
黒服の男「この世界は物語だ。最後の頁だけまだ読んでない。結末を知る必要がある。どんな意味があるか知りたいんだ」
ローレンス「読み書きが出来ると碌な事はない。もう、蛇のことなんか忘れてさ、パライヤに行こう。手を貸してくれるダチがいる」
黒服の男「お前の友達は何の助けにもならん。この旅ではな。それに、探してた蛇が見つかったぞ」
側の川では、アーミスティスが上半身裸で水浴びをしていた。顔から背中にかけて大きな蛇の入れ墨が入っている。
黒服の男「恥を知れ。昨日まで女房持ちだった癖に」
ローレンス「ありゃ、好みじゃねえ。俺は情熱的な女が好きだ。だがあの女は人殺しに情熱を燃やす手合いだ。関わらねえ方が」黒服の男の背後で拳銃の音がした。振り返ると、ローレンスは銃を突きつけられ、二人は囲まれていた。


黒服の男はアーミスティスと出会った。


テンダーロイン「馬に食わせるもん見つけたぜ」
アーミスティス「いいね。腹ペコで苛立ってたから」
服を着ながら、アーミスティスがやってくる。黒服の男「あんたのタトゥーに目を奪われてねえ。どんな曰くがあるか是非聞きたい」
アーミスティス「いい帽子だ。それは戴く。残りは全部馬にやる」
黒服の男「はっは、何故今まで会わなかった?俺とした事が見逃してたなあ。何処に向かってるか聞いていいか?」
アーミスティス「大事なものを取り戻しに」
黒服の男「人手が足りなくないか?」
テンダーロイン「充分だよ」
黒服の男は彼女の部下を2人撃ち殺した。男たちは黒服の男に銃を向けるが、アーミスティスが手で制する。
黒服の男「2人分空きができたようだな」

ドロレスとウイリアム
コントロールルームにはアシュリー・スタッブスがいる。
品質部技術者「ループから大きく逸脱しているホストがいます」
スタッブス「誰だ」
品質部技術者「農場主の娘です」
スタッブス「ドロレスか。客と一緒に居るのか?」
品質部技術者「不明です。博士の新しいシナリオせいでプロットが混乱してて。分からないんです」
スタッブス「フラグをつけろ。今日回収させる。トラブルは排除だ」