ウエストワールドプロットS1第6話 スパイの正体 2/7(The Adversary) | 言いたいことは明日言え

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最近頭が硬くなったのか、SFドラマが一回観ても理解出来ないことが多いので、ドラマの登場人物、あらすじの備忘録として使うつもりです。

ウエストワールド 1シーズン 第6話 2/7 ネタバレ


出展:Westworld Wiki


【スパイの正体】原題:The Adversary


プロット
ロバート・フォード 
フォードはオフィスに戻り、作業台の上で白い教会の模型を動かした。彼は机のそばのキャビネットからドロレス の顔、迷路の図面等でいっぱいの古いノートを取り出した。彼は迷路の図の所で頁をめくるのをやめた。

黒服の男とテディ
黒服の男はキッシーの皮をぶら下げ、テディ・フラットと馬で歩いていた。
黒服の男「これに見覚えあるか?」
テディ「いいや、別に。迷路は先住民の神話だ」
黒服の男「詳しく話してくれ」
テディ「迷路は、人の一生を表している。下した決断。見続けた夢を。中心には伝説の男がいる。何度も何度も殺されたが、その度に生き返った男だ。最後に生き返った時、怒りを爆発させ、敵を皆殺しにした。家を建て、そして彼にしか通れない迷路を周りに築いた。闘いに飽き飽きしたんだろう」
黒服の男とテディは、ドロレス、ウィリアム、ローガンが墓地の近くを通ったように、パライヤの町に近づくと、引き返してくる男と行き交った。
農夫「パライヤには、兵士が入れてくんねえぞ。街で揉め事があって」
黒服の男「さあ、テディ、腕の見せ所だぞ。どうやって境界線を超える?俺たちの狙いはワイアットだ。向こう側へ行くしかない」
テディ「道はある。危険を孕んでるが」
黒服の男「大丈夫だ。お前の手は汚させん」
テディ「汚してもいい。あんたも俺もすべき事をする俺はドロレス を探す」
テディはパライヤに向けて馬を走らせた。

メイヴとフィリックス
メイヴは、メサ・ハブのさまざまな場所を見た。 
メイヴは施術台の端に座っていた。
フェリックス「君の行動は、全て上の階でプログラムされたものなんだ。君に選択肢はない」
メイ「私は誰の指図も受けない女よ」
フィリックス「ああ、それは、そういう役だから。お高くとまって、客にもはっきりノーと言えるように作られてる」
メイヴ「貴方はあたしと違うの?」
フィリックス「そうだ。パークに行けるような金持ちじゃないけど、俺はそう、客と同じ。俺は人間だ」
メイヴ「なぜ解るの?」
フィリックス「何故って。俺は産まれた。君は造られた」
メイヴ「同じ感触」
フィリックス「最近はそうなってる。殆ど同じだ。でも大きな違いが。頭の処理能力は俺たちより凄いよ。欠点もあるけど」
メイヴ「どんな?」
フィリックス「君は制御されてる。つまり、彼らにね。君の記憶を消す事だって彼らは出来る。でも君は違うようだ。解らない。なんで全部覚えてるんだ。どうして目覚めた時、頭の中に全ての記憶が残ってるのか」
メイヴ「解るはずない。頭の中は誰にも」
フィリックス「見せてやるよ。ちょっと待って君に接続する」
フィリックスは、矯正部のタブレットを取り出した。
メイヴ「接続って何を?」
フィリックス即興もあるけど、君の台詞は殆ど上で造られたものだ。体と同じだよ」
フィリックスは、メイヴの個人データを本人に見せた。
メイヴ「安っぽいイカサマだわ。売春宿を10年もやってるのよ。こんな物に騙されないわ。あり得ない。こんな事、こんな、こんな…あ」
タブレットには、メイヴが話すのに役立つアルゴリズムが表示されていて、メイヴはショックを受け、痙攣し、停止する。
フィリックス「メイヴ?」
タブレットを確認しても、反応無しと表示される。
フィリックス「メイヴ」
フィリックスはパニックを起こし、彼女を再起動させようとした。

テレサ・カレン
テレサ・カレンのオフィスにバーナードはやってきた。
バーナード「いいかな、話があるんだ」
テレサ「連絡しようと思ってたの」
バーナード「何かあったか?」
テレサ「私達の事。フォードは知ってる」
バーナード「だからなんだ?大人同士だろう?」
テレサ「でもお互いの仕事をチェックすべき部署にいる大人同士だわ。貴方との関係のせいで、役員会に客観性を疑われてしまう」
バーナードいつもうちの部に厳しいじゃないか」
テレサ「もう、続けられない」
バーナード「俺は客観性を保てるぞ」
テレサ「自分の部下や、フォードにも?。分かってる筈よ。彼を此処のトップにしておく事に疑念が生じてる」
バーナード「彼に問題があるとは思わないがね」
テレサ「パークの安全性を診断するのは貴方じゃなく私の仕事。他に話が無ければ、以上よ」
バーナードは黙って出て行った。