ナイスくらもとのハッピー言語No.9(前編)
今回は「構音動作」についての活動報告です。
「構音」あまり聞きなれない単語かもしれません。
構音とは発音する時に舌や口を動かし、狭くしたり、上下させたりして音を作ることです。
普段我々が使用している『ことば』において実際どのようにして様々な「構音」が口の中で作られるのでしょうか?
今回「構音」における日本語の子音生成について考えてみました。
日本語で使用される子音はか行からわ行、更にが行やば行、ぱ行等多く存在しています。我々は瞬時に口や舌を使って子音を作り出しています。
写真をご参照ください。あくまでも参考までとなりますが、実際に子音を作り出す際に口の中で舌がどの位置まで動いているかを示した図になります。我々の会話ではこれだけ複雑に舌は動いているんですね!
活動では臨床場面で特にご相談をいただく場面が多く舌運動が必要な.か行、さ行、た行、ら行を中心とした単語絵カードを作り子どもたちと支援員で一緒に構音練習をしました。一音一音はっきり伝える意識して舌の動きを振り返るとてもいい機会になりました。
次回後編では「構音」における舌のストレッチや体操、構音練習など実践的な活動を報告予定です。
次回をお楽しみに