Wi-Fiルータ買い替えに伴い、Wi-Fi接続で使っていたスキャナに変更登録する手順。
備忘録。
富士通のスキャナ。
ScanSnap ix100
を使っています。
陸上短距離走のリレー競技で使うバトンのようなカンジの太さ、長さのこの本体に、PCと接続するUSBケーブルがついてるカンジ。
PCとUSBケーブル接続して、PC内の専用アプリケーション(ScanSnap Home)でスキャンボタンをクリックしてPCローカルに保存する方法は、使えます。
むしろ、これがベーシックな利用方法なのでしょう。
でも、この、スキャンしてUSBケーブルを介してPCローカルに保存、ってゆうパターンだと、私は、10年以上前から使っていたCanonのスキャナが、今だに公式サイトから最新のデバイスドライバーをダウンロードできるため、そのパターンのまま使い続ければよかった。
でも、10年前、まだ私は、オンラインストレージサービスを使っていなかった。
今は、違う。
もうPCローカルに保存して、そのPCでしか参照できないというよりも、ネットに接続できるPC・Mac・Chromebook・スマホとブラウザさえあれば、どこからでも参照、さらに共有できるようにオンラインストレージサービスを使うのが便利で常識。
それが、このCanonのスキャナにそういう機能は実装されていない。
よって富士通スキャナScanSnap ix100にしたのが経緯。
スキャンしたら、
そのままWi-Fiを介して
オンラインストレージサービスにアップロードされる、
というScanSnap ix100。
イメージ図。
手順イメージ
(ケーブル接続。スキャン⇒PC保存の場合)
1.ScanSnapを電源オンし(蓋を開けるとオンになる)、PCとUSBケーブル接続
LEDが青点灯。
2.PCの専用ソフトウエアScanSnap Homeを操作してスキャン。
3.スキャンするとPCローカルに保存される
手順イメージ
(私がこれを選んだ理由になった構造。
Wi-Fi接続。スキャン⇒オンラインストレージサービスに保存の場合)
1.ScanSnapを電源オンし(蓋を開けるとオンになる)、自動でWi-Fiに接続。
LEDが紫点灯になる。
2.ScanSnap本体の紫点灯の、この長丸ボタンを押してスキャン。
3.スキャンすると、それがScanSnap Cloudという富士通のオンラインストレージサービス(本製品購入で利用登録して使う無料サービス)にアップロードされる。
4.ScanSnapCloudから、初期設定したオンラインストレージサービスに、初期設定したファイル形式で転送される。
(私の場合は、いかなる場合も、PDF形式でEvernoteへアップロードされる)
今回、これをWi-Fiルータを買い替えたので、変更設定する。
(公式サイトやFAQのガイドが手順整理されていなくて、買った時の初期設定も難航した。一旦設定しちゃえば、便利極まりない。初期設定はずっとそのままでいいんだけど。)
まず、新たに買ったWi-Fiルータをインターネットに接続する設定は完了して、スマホやパソコンでネットにWi-Fi接続できてる状況で以下の手順開始。
【1 専用ソフトウエア ScanSnap Homeの設定変更】
手順1.ScanSnap本体背面のWi-Fiスイッチをオン
手順2.PCにUSB接続
手順3.ScanSnap本体のフタを開ける(これで電源オンになる)
手順4.PCで専用ソフトウエアScanSnap Homeを起動し、「設定」⇒「環境設定」をポチる。
手順5.「スキャナ」タブからPCとUSBケーブルで接続してあるScanSnap本体の機種名を選択。
「無線環境設定」をポチる。
「SSID」は、ScanSnap本機の底面に貼ってあるのでそれを入力。
注意!Wi-FiルータのSSIDではない。
手順6.「無線設定ツール」なる窓が開くので、「拡張」タブから「無線アクセスポイント/ルータの接続先設定」をポチる。
手順7.この窓が表示されるので、一覧に表示されている今回新たに買ったWi-Fiルータを選択して「追加」をクリック。
(今まで使っていたルータと今回買って利用可能になっているルータの2行表示されている)
手順8.Wi-Fiルータの電波をクリック。これはスマホのWi-Fi設定でお馴染み。
手順9.Wi-FiルータのSSIDが表示されるから、まんま「OK」ポチる。
手順10.この窓が表示される。
今回新たに使用開始するWi-Fiルータを右の「上へ」で一番上の行にしておくと便利。
手順11.PCからUSBケーブルを外す。
スキャナのLEDが橙色から青色に変わったら設定完了している状態だということ。
これで、まず第一段階完了。
ScanSnap本機に新たなWi-Fiルータが認識されて接続された状態となった。
【2 専用ソフトウエア ScanSnap Cloudの設定変更】
オンラインストレージサービスに転送するには、一旦「ScanSnapCloud」という富士通のオンラインストレージサービスにUPされ、それを経由して初期設定で指定したファイル形式で、初期設定で指定通りのオンラインストレージサービスに転送される。
なので以下の手順で「ScanSnapCloud」という富士通のオンラインストレージサービスに
PC上の「ScanSnapCloud」という専用ソフトウエアを使って、今回買い替えた新たなWi-Fiルータを認識させることをやる。
手順1.PCが今回買い替えた新たなWi-Fiルータに接続されていることを確認。
これが接続されていない時は、ScanSnap以前の、Wi-Fiルータ自体の設定をする。
手順2.PC上の「ScanSnapCloud」という専用ソフトウエアを起動し、「ツール」をポチり、「オプション」をポチり。。。
手順3.「スキャナ」タブで表示されているScanSnap本機を選択して「変更」をポチり。。。
手順4.この窓が表示された時に、ようやくScanSnap本機をPCにUSB接続してフタを開ける(電源オン)。
これに気づかず、のっけからUSB接続したまま手順1からやって「スキャン中のものを終了させろ」なメッセージが出て、ScanSnap本機をOFF(フタを閉じる)って一晩たってから翌朝やってみたり、WindowsのタスクマネージャーでScanSnapHomeが起動していないか、確認したり(起動していないのだから起動しているわけがない)、ScanSnapHomeを起動して「終了」して再度手順1からやり直してみたり、ドツボにハマっていた私は、狂いそうになった。
手順5.表示されているのが、PCと接続してある今回新たに買ったWi-Fiルータであれば、「OK」ポチる。
するとこの画面が表示されるから、PCとScanSnap本機を繋いであるUSBケーブルを抜く。
すると、ScanSnap本機の青点灯だったLEDが、紫色点灯になる。
つまり入れ替え前のWi-FiルータでScanSnap本機を使っていた状態になったということで、すなわちそれは、
ScanSnap本機〜Wi-Fiルータ〜ScanSnapCloud(富士通のオンラインストレージサービス)〜オンラインストレージサービス(私の場合はEvernote)
が繋がりましたということを意味し、Wi-Fiルータの変更はすべて完了。
試しに、紫の長丸ボタンを押してスキャンしてみると、EvernoteにそのPDFがUPされていたのを確認して、安堵して、どっと疲れがでた。
次回Wi-Fiルータを買い替えたときに備えて、こうしてブログ記事に書いておく次第。
<いろいろややこしいポイント>
混乱する登場する幾多のキーワード。
・ScanSnap本機
・ScanSnapHome
・ScanSnapCloud(ソフトウエア)
・ScanSnapCloud(富士通のオンラインストレージサービス)
・SSID(Wi-Fiルータの)
・SSID(ScanSnap本機)
ScanSnap本機のLED点灯する色
・橙 とにかく使えない状態、あと充電中
・青 Wi-Fiには接続されていない
・紫 Wi-Fi開通(青がゴールじゃない!)
ScanSnap ix100の電源オン、オフは、フタの開閉。
USBケーブルは、PCと本機の通信と、本機の充電を兼ねる。
充電中は、LEDが橙色。
上記、紫点灯でWi-Fi開通設定完了していても、使う時に、ScanSnap本機のフタを開けると、しばらくの間LEDが青点灯のまま、で設定が飛んだのか?と焦る。
しかも、待てど暮らせど青点灯のまま、紫点灯にならないままタイムアウトで電源オフになることも少なくない。
時間を置いて再びScanSnap本機のフタを開けて、紫点灯まで待つ、というのを何度か繰り返す場合もあるし、機嫌のいい時は、即、紫点灯になる。
こういうカンジなので、何か設定する時は、こういうLEDの意味する今の状態がどうなっんだ?ということがややこしい。
普通、青点灯が正義!と思うやん。
紫色の仮面ライダーは悪いやつという先入観。
でも紫点灯の状態が、Wi-Fi接続されています!スキャンできます!という最良の状態。
(LEDの色を入れ替えることができるみたいだけど、誤って全部青!とかやっちゃう怖さがあり、イジる気になれない。)
設定以外は、極めて使いやすい非の打ち所がないスキャナです。