映画『人生スイッチ』~ちょっといい人になれる作品~ | 己道 渡~Happyライフ徒然草~

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こんにちは。己道 渡(ことう わたる)です。

先日、暑いし、笑ってスカッとしようと思い、
『人生スイッチ』を観てきました。
6つの物語のオムニバスです。

表紙

まず(いきなりwww)観終わった感想から。

ちょっといい人になれる作品
少なくとも30分位は。。。(汗


「ひょんなことから『スイッチ』が入り取り返しがつかなくなる」
だいたい感じで紹介されていますが、
私的には「『スイッチ』なんかとっとと入れちゃえ」という感じでした。


当人達は一生懸命もがく・もがいてきたけれど、
『スイッチ』が入ると呆気なく解決してまう。

結構グロい・野蛮な場面もあるけど、
ハタから見ていると滑稽に見えてきます。


アルゼンチンの映画なので、題名から想起することは違うと思うので、
私なりに感じたことを日本の「ことわざ」などに置き換えてみました。

1.おかえし因果応報
不遇な人生の元凶である両親含めてまとめて清算してしまうお話。

1話

怒りも恨みもそして自分も、全て跡形もなく消し去ってしまいます。


2.おもてなし狙った獲物は逃がさない
調理担当のおばちゃんが、
「猫イラズ」(毒)を盛っても死なない男を刺し殺すお話。

2話

この現場を見た男の息子は嘔吐してしまいます。
一見「グロい話」で終っちゃいそうですが、

男と一緒に食べてしまった毒を吐かせることで
巻き込まれた息子を助けています。

無駄な殺生はせず、見事に獲物だけを射抜きます。

3.エンスト喧嘩するほど仲がいい
追い越しの際に「茶々を入れ」たことをきっかけに
大人が大人気ない喧嘩をするお話。

3話

言い換えると「争いは同じレベルの者同士しか発生しない
最後に「爆発」して両者仲良く焼死して終了。

男たちの「いたずら」や「怒り」だけではなく、
最後の「爆発」が本当の『スイッチ』になっています。


4.ヒーローになるために情けは人の為ならず
人生最高の嫌がらせのつもりが、
本来得たかったの幸せをもたらすお話。

4話

自分の不遇だけではなく、
民衆の共通の敵(他人の不満の矛先)であるお役所に、
反旗を翻したことがきっかけで、本当の幸せを手に入れます。


5.愚息骨折り損の草臥れ儲け
交通事故を起こした息子を庇う為に大人達が頑張るけれど、
被害者の夫の一撃で決着してしまうお話。

5話

金をめぐってあれこれ揉めますが、
結局、使用人の死をもって全てアッサリ片付いてしまう。
これまでのやりとりは全く不要。意味が無かったことに。


6.HAPPY WEDDING雨降って地固まる
結婚式で浮気が発覚し、花嫁がブチ切れるが、
発散し終わると本当の気持ちに気付くお話。

6話

浮気が発覚すると嫉妬し、恨んで仕返ししようとするけれど、
それは相手を愛しているからこそ。

夫婦喧嘩
はそのこと(本当は愛していること)を確認するため
にやっている。


「これまでのは茶番か・お芝居か」とばかりに、
来賓達は”やれやれ”という感じで帰っていきます。

これを見た後、
しっぺ返しが怖くてこれから言動は控えめにしよう。。。
と思うとともに、
些細なことで怒り揉めるのが馬鹿らしく感じてしまう
のではないでしょうか。

 
怒りを感じて溜めていても恨みとして残り、
いつまでも付いて回るものです。

そして後々になって溜まったものが噴出してしまう。

それならば、いっそのこと、その場で『スイッチ』入れちゃえ!!!
『スイッチ』入れていいんだよ♪

そんなことを語りかけているようにも感じられました。


☆最後までお読みいただき、ありがとうございました☆

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