今後の予定 第2校の原稿を出来次第順次アップ
7月発売!
士業事務所経営 1億円へのエチュード
第Ⅱ部 自社事例でみる戦略ケーススタディ
第7章 経営書式編
5.許認可申請書(M&A支援機関・IT支援事業者)
許認可申請では、相手側が何を求めているのかを考える必要があります。
私の取得したM&A支援機関・IT支援事業者の場合、前者はコンプライアンス遵守情報、後者は販売可能ITソフトの整備状況です。
コンプライアンス遵守状況というのは測りにくく、(何らかの反社チェックはしているかもしれませんが)基本的に認定を出した後の誓約書提出とサイトでのコンプライアンス宣言の掲載義務なります。
そこを抑えれば後は提出書類を揃えるだけです。
①M&A支援機関登録
法人を作り、M&A支援機関もすぐに登録した。これは簡単にできるので、今では問題になっています。
M&A事業者のガイドラインをサイトに乗せることが必須になります。
これは、サイトを見てください。http://nishi.my.homepage.ne.jp/
最低限しないといけないのは報酬表を作ることです。
M&A支援機関届け出事項
事業概要
会社名 株式会社西河マネジメントセンター
設立 2022年5月8日
住所 京都府乙訓郡大山崎町字円明寺小字北浦2番地6、1-403
資本金 1,000,000円
代表取締役 西河 豊
取引銀行 SMBC・京都信用金庫・ゆうちょ銀行
事業 診断業務
社会保険労務士業務
補助金・助成金申請などのアシスト
出版業務
経営ソフトの販売
M&A事業
事前準備
業界・企業分析
M&A仲介会社への相談
アドバイザリー契約の締結
売買先企業の絞り込み
秘密保持契約の締結
トップ面談
基本合意書の締結
デューデリジェンスの実施
最終契約の締結
クロージング
資格 中小企業診断士・社会保険労務士(代表取締役個人資格)
経営革新支援認定機関(法人資格)
組織と連絡先 西河豊(075-957-1487 090-3629-****)―担当者 ****
②IT導入支援事業者
現在最も売り上げを稼いでいるIT補助金のソフト販売の事業者免許です。審査があります。
登録形態は「法人(単独)」と「コンソーシアム」の2種類あります。ITツールの提案から導入、アフターサービスまでのすべてを担い、支払も受ける場合は「法人(単独)」にて登録できます。
以下の所管の解説を読むとコンサルタント会社の場合、法人でなくては無理の様です。
上記の一連の流れが1社で完結しない、以下のような場合は「コンソーシアム」にて登録する必要があります。
・料金収納代行事業者
・会計ソフトはA社、販売管理ソフトはB社など)複数選択のケース
・ソフトウェアとハードウェアの購入先(要するに仕入れて売る形でもよい。)
必要記載事項
・登録に伴う要件確認
・基本情報、企業実績、財務状況
・自社製品・サービス情報
・ハードウェア製品の販売の有無(デジタル化基盤導入類型のみ)
・サポート体制
・情報セキュリティ対応状況
・宣誓事項
添付書類
(法人の場合)
・履歴事項全部証明書写し(発行から3か月以内のもの)
・税務署の発行する法人税の直近の納税証明書
6.借入申請書へ 続く
履歴編との相関図
続く
目次***
士業事務所経営 1億円へのエチュード
はじめに
第1部 士業事務所の戦略概説
第1章 士業事務所向けミニ戦略講座
1.最初は帰納と演繹を繰り返し戦闘力を上げるしかない
2.朝令暮改でいい
3.脅威は内部環境のしかも自分
4.とにかく市場で勝て、理屈付けは後から
5.士業事務所戦略の陥りやすい方向
6.テーマを投げかけられてから形を作る
7.今のところの唯一の戦略の正解は?
8.事業化したいなら、事業化した人に聞きに行く
9.現時点での戦略総括
第2章 規模拡大のための経営者3要件
1.器を広げますか?の問いに正しく答えること
2.人間力と合理性
3.ボクシングのような格闘技をするマインドがあること
第3章 俯瞰で見る分かれ目
1.ルビコン川
2.ちょっとした分かれ道
3.行動を阻むものの存在とその対策
第Ⅱ部 自社事例でみる戦略ケーススタディ
第4章 履歴編
1.黎明期
2.商品開発期
3.事業展開期
4.事業化模索期
5.法人策定期
6.現在のステージ
7.履歴編と次章以降の相関図
第5章 鉄則編
1.黎明期に学んだ鉄則1~2
2.商品開発期で学んだ戦略 鉄則3
3.事業展開期で学んだ戦略 鉄則4~5
4.事業化模索期に学んだ戦略 鉄則6~8
5.法人設立期に学んだ鉄則 鉄則9~10
第6章 マーケット分析編
1.定義
2.ジャンル解説
①顧問業務
②海外進出サポート
③補助金・助成金分野
④人的資本経営・ハラスメント予防
⑤CHAT GPTなど
第7章 経営書式編
1.経営革新法申請
2.経営力向上計画
3.補助金申請 持続化補助金
4.法人設立一式
5.BPC計画
6.許認可申請書(IT支援事業者申請・M&A支援機関)
7.知的資産経営報告書
8.金融機関への財務報告書
おわりに
参考文献
中小企業庁・厚生労働省サイト
神田昌典 挑戦する会社 挑戦する会社 フォレスト出版
第4章 履歴編 第5章 鉄則編はドキュメントであり、「である調」の方が、読みやすいと思い「である文体」で書いています。
これが履歴です。
著者紹介
西河 豊(にしかわ ゆたか)
1984年 大阪外国語大学 中国語学部(現大阪大学 国際学部)
1984年 4月~2000年2月 金融機関勤務
2000年 独立開業
2016~2017年 大山崎町商工会会長
2022年 株式会社西河マネジメントセンター 設立
現在 西河経営・労務管理事務所
株式会社西河マネジメントセンター代表
中小企業診断士、社会保険労務士、経営革新支援認定機関、M&A支援認定機関、IT導入支援事業者
主著『補助金獲得へのロードマップ』
『助成金獲得へのロードマップ』
『待ったなし!外国人雇用』
『非接触ビジネス推進と事業再構築』
『事業再構築の教科書』
『EX-CFOを使え!』
『労務管理技術便覧』
『海外ビジネススタートの教科書』
続く
以下の書籍を基本テキストといています。