子どもたち、お弁当タイムに缶詰を出しただけで興味津津
さっそく、缶を開けてくれました
今は缶切り不要の缶詰が主流になりましたね
子どもたち、缶詰を開けるのも初体験
そして、みんなで一口ずつ味見
お味があまり好みじゃない子もいたので
「お気に入りの缶詰、あるん?」
というところから、
災害時に、缶詰があると便利な話をしてみる。
ただ、缶詰って味が濃いし、食べたあとの缶が臭うよねーの話も。(災害時は缶を洗えない、ゴミ収集がこない)
そして
災害で水も電気もガスも使えなくなったら何を食べる?
をテーマに1時間以上、みんなで考えました
火が使えるようになったら、食べられるものは増えそうですよね
「そのころには冷蔵庫のお肉がもう腐ってる?」
と子どもたちから声が出ました
「魚釣りに行けばいいやん!」
「いや、でも大地震の後なら、魚釣りする場所も危ないかもよ?」
たしかになぁ…。よく考えるなぁ。
「垣生小学校に逃げるんよ」
っていうので、
みんなでハザードマップも確認。
↑画像に小学生男子の好きな言葉が書いてあるの、見つけましたか?
調べてみましたよ…
「食べられるうんこ」って、あるんかねぇ
なんと
NASAが研究してる
現時点では、排泄物は感染症のリスクがある。それを無害化したら食料にできないか、
みたいなことを真剣に考えている大人がいるらしい
子どもたちのこういうひらめきが、世界を変えていくのかもなぁ。
食べ終わった缶詰を見て、
「この一缶が家族5人分の一回のご飯だったら、どうする?」
には、みんなで
しょぼーーーん
そういえば、「缶詰といえば?」の質問には、
「鮭!」「コーン!」「果物!」との声が。
「あの、水で食べられるご飯は美味しいのかねー?」
「災害の時に、美味しくない缶詰は食べたくないからさ、みんなの家から缶詰を持ち寄って食べ比べしようよ☆」
という話をしていたら、帰る時間が近付いていたー
「明日は何しようねぇ、どこ行こうねぇ?」と話していたら、
なんと空きがあったので
明日のつつじラボは新居浜市防災センターへ
どうでしょう?
これって、本人たちは「学んでいる」意識はないけど、
立派な学びになっていると思いませんか。
自分の生活してきたことを材料にして
自分で考える。
想像力を膨らませて、イメージしてみる。
そして、食べるためにフタを開けてみる←結局のところ、これが出来ないと困るわけで。
プリントに「災害時には、缶詰めなどの非常食が大事だとわかりました」ってまとめなくても、
ちゃんと彼らの心に残ったはず。
五感と感情を伴った経験は、心に残りやすいんです。
そして今日の学びが、明日への学びとつながる。
あなたもやってみよう☆
さぁ、ここからは、大人も一緒にやってみよう
お家には、非常食に活かせそうな食べ物がありますか?
どのくらいありますか?
家族全員で食べたら、何食分になりそうですか?
チェックしてみてね