ベビーキウイ1年目は主軸枝に栄養を集中させるため、1本だけを残し、他の枝は落とすのが基本のようです。

しかし、切るのも惜しいくらいの枝が姿を現し、1,2か月足らずで2m以上にまで伸びました。

写真の左側の枝です。


せっかく、太い枝が出てきたので、挿し木できるくらいまで固まるのを待っていたのもありましたが、今日、ようやく切る事ができました。

よく育つ植物は、根がよく働くんだなぁ。と改めて思わされた、傷口の瑞々しさです。

ベビーキウイは春先に枝を切った際、滝のように水が流れ出て止まらなくなった事を思い出しました。


こんな感じで、余分な枝を落としました。

1番下にある、太くて長い物が、最初の写真のパープルシャドー、上の少し細めの2本がケンズレッドという品種です。

キウイフルーツといえば、緑色の果肉か、黄色の果肉かという2択と、最近、緑色の果肉で中心が赤い物が出てきたと言ったところですが。

ベビーキウイのケンズレッドは果肉まで真っ赤、パープルシャドーも赤紫っぽい果肉です。

この写真だと、ケンズレッドの色はイマイチですが、海外のサイトを見たところ、とても綺麗な赤い果肉でした。


さて、せっかく枝を落としてきたので、挿し木に使います。


いつものように二節程度残して、切ります。

10cm程度に切り分けた枝から根が出て、1年後には軽く2mを超える枝を出す植物って軽くホラーですね。

まさか、ベビーキウイの成長がこんなにも旺盛だとは思わなかったので、若干手を焼いている面もあります。

(定植できる土地が欲しいです!)


表面積を増やすために、1番下部はくさび形にカットします。

濃い緑の線に見える部分が形成層、その内側に水を吸収して運ぶ、道管が通っています。


この穂木何かに似ているなぁと思ったら

こいつでした。

昔、かなりポケモンをやり込んでいたので、懐かしい気持ちになりました。

(おっ!と思った方は同世代?もしくは下の世代だと思います。)


挿し木の完了写真を撮り忘れてしまいましたが、今回は2品種合計30本くらい挿し木する事ができました。

夏に挿し木をしたベビーキウイは成功率100%近く、生命力の高さを感じました。

今回は、時期的なタイミングがあまり良くは無いですが、どうにか寒くなるまでに発根が間に合って欲しいと思っています。


夏に挿し木したものは、現状、このような感じです。


10cmくらいの枝が伸び、すくすく成長しています。

ベビーキウイの苗木からベビー感を感じるのは、挿し木をした年だけで、来年の今頃には、何にでも絡み付く2m超えの蔓が出ているはずです。



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