爆笑問題のお二人とライムスター宇多丸が以前ラジオ番組で話していた内容の書きおこしを読んだ。
「未知との遭遇」と「E.T.」について
要約すると太田さんは「未知との遭遇」はすばらしく「E.T.」は駄作だとお話しされていて(田中さんも「未知との」の方が好きだったかと)
宇多丸さんが「未知との遭遇」は確かに素晴らしいが「E.T.」も決して駄作ではないとそんな話。
宇多丸さんの2作の比較がすごくしっくりきました。
※爆笑問題のお二人もその見方はしていなかったなど感心されていました。
またまたまとめると
「未知との遭遇」は大人が最後に子供の判断をする
「E.T.」は子供が最後に大人の判断をする
わたしと「E.T.」
78年生まれの私は「E.T.」は子供のころにテレビで見て初めは怖かった印象もあったと思いますがすごく好きでした。
主人公と自分の年齢も近いので感情移入しやすかったのかと思います。ラストの主人公が宇宙に行かないあたりは正しい判断というよりは寂しさの方が当時は大きかったです。
離れててもずっとそばにいるって事は当時子供だった私には理解できませんでした。仲の良い友達が転校していく感じです。
ETと大人に隠れてこっそり遊ぶそんなところがただただ好きでした。
わたしと「未知との遭遇」
「未知との遭遇」は大人になってから観ました
自分だけが知っている(信じている)事実を周りが理解できない環境など大人になれば誰しも近い経験をする中で、最後に宇宙に行く。
観た当時は結婚もしておらず一人暮らしでしたので家族を置いてとかは正直よくわからない感じでしたが、結婚して子供が出来た今では自分ではあり得ない判断だと思います。
ですが宇宙のことを知るにつれ興味がわき魅力を感じ選んだ判断は間違ってはいないとも思います
家族、宇宙は別として、現在の自分の置かれている環境でうまくできない場合など直感的にそこから出ていく選択肢もあっていいんだっていう事は気持ちにゆとりが出来ますしそんな感覚も良いのかなと思います。
それぞれ自分が観たタイミングが主人公の年齢に近いので感想は少しブレますが、2作ともわたしは大好きです。
爆笑問題のお二人と宇多丸さんの話がとてもこころに残ったので、
他人の感想の感想になりますが昔観た映画の感想を書きました。