こんにちは~。

久しぶりのブログ更新にも関わらず、「ブログ見ましたよ~」とお声をおかけ頂いたり嬉しいです。

 

そんなNGWブログより皆様へ。

今月の10日でNGWは6周年を迎えます。

毎年毎年同じような事を書いてはいますが、皆様に温かく応援して頂きまたひとつ積み重ねる事ができています。

思い返せばなんちゃら~なんて、老舗になったら言ってみたいもんですがまだまだ。

とは言え、ひとつ思い出しました!

 

思い返せば2012年10月。

浅草は観音裏と呼ばれるエリアに、小さな小さなギター修理屋さんがオープンしました。

もちろん私は自分のお店を開店するなんて初めての事。

小園と共にオープンへ向けて準備をし、10月10日をオープン日にしたわけです。

定休日は当時は毎週水曜日。※現在は第一・第三火曜日と毎週水曜日です!!

 

2012年10月10日(水)。

 

 

今も忘れやしない。

オープン日が定休日の水曜日(笑)

 

それから6年。

2018年10月10日(水)。

今年は水曜日。

 

なので、一足早くご挨拶を。

 

小さな修理屋さんだからできる事もあるので、NGWらしく7年目も楽しく過ごせたらと思っております♪

今後ともよろしくお願い致します!!

 

さて、ここからStrandbergのピックアップ交換の事を書いていきたいと思います。

前回前々回はStrandbergの事を自分の感じたこと、オーナー様とのお話などから書いてみましたが、今回はピックアップ交換の事を書いてみたいと思います。

Strandbergの事でも①で書いたアルミトーンから他のピックアップへ交換のご依頼も重なったので、Strandbergユーザーさんへ少しでも参考になればと。

ご依頼頂いたオーナー様も、各自で情報収集をされたりしてパーツ選びなどをされております。

私もお客様からのご依頼で、実際に直接お話をしたり、作業をさせて頂いて得る情報も非常に多く、その経験から他のお客様へのご案内やご相談にもお役に立てられます。

なので、お客様同士が直接は繋がってはいませんが、どこかで繋がる(情報の共有)部分があるんですよね。

 

今回の記事も、タダが実際に作業して組み込み、音出しをした印象を書いていきます。

※実際のオーナー様が自分の環境で使う前提でご依頼されていますので、あくまでもタダのつぶやき程度にお考えください。

 

こちらは8弦のモデルです。

オーナー様からのお悩みとしてご相談頂いた事のひとつに、演奏時(アルミトーンのタップでのクリーン)のノイズ。

最初はノイズレス加工をご案内させて頂きましたが、使用条件等からピックアップを交換してみては?と思いご案内させて頂きました。

タップでのシングルピックアップのサウンドを使われるという事もあり、ピックアップ交換に合わせてタップではなくパラレル配線でのご案内もさせて頂きました。

ピックアップはお客様にいくつか候補があったみたいで、お持ち込み頂いたピックアップへ交換いたしました。

8弦モデルなので、在庫があるところは少ないみたいです・・・。

今回はSeymourDuncan ALPHA&OMEGAです。

過去に6弦のPRSへ交換をしたことがありますが、ダウンチューニングでもしっかりと真のある艶やかかつタイトなサウンドが印象的でした。

 

今回のタップ時でのノイズですが、オーナー様の使用環境から考えピックアップ自体の音域からくるものも大きいと感じました。

アルミトーンのピックアップの特性上または構造上なのか、通常のピックアップに比べて高音域のレンジが際立つ(中音・低音が控え目)ようなキャラクターのように思います。ピックアップ自体はノイズは非常に少ないピックアップですので、タップ時の際のピックアップのピーク?と言った方がわかりやすかもしれませんが、その範囲とオーナー様の使用環境での差がお悩みの原因になっていたと思いました。

(※使用機材がダメとか、ピックアップ自体がダメという事ではありませんので、文章で誤解のある書き方がある場合はご了承下さい)

 

ピックアップ交換に合わせて、配線もシリーズ/タップの切り替えから、シリーズ/パラレルの切り替えができるように変更しました。

ボリュームポットもスイッチポットへ交換し、フロントピックアップのシリーズ/パラレル、トーンポットでリアピックアップのシリーズ/パラレルの切り替えをできるようにしました。

コイルタップでの使用よりもパラレル配線の方がノイズ的には少ないので、今回はシリーズ/パラレルの配線でご案内させて頂きました。

組み込み後の印象は、1弦の出力の弱さは解消されて各弦音量バランスが良くなりました。

サウンドは、オーナー様の感想が一番参考になるのですが、個人的にはやはり6弦での印象通り、サウンドがタイト。

中音、低音もしっかりと出音で出るのでレンジ感は広がった印象です。

その恩恵もあり、低音弦側の音の輪郭はしっかりと出るので、ダウンチューニングや多弦をお使いの方にはお勧めのピックアップです。

よく言えばタイト、悪い言い方をすると硬いというイメージだとわかりやすいと思います。

 

問題だったノイズも、店舗でのアンプでの交換前と交換後でも確認はできたので、問題はなかったのではないかと思います。

 

長くなってしまったので、今回はこのへんで。

次回は6弦、7弦のモデルのピックアップ交換をご紹介致します。