値引きアピールはお客様の心に響きません。
じゃあどうすればいいの?と言うお話
こんにちは。
マルチメディアディレクターの紀野です。
お客様の心を動かす文章やデザインでクライアントのお手伝いをしています。
最近立て続けに、値引き価格をアピールするチラシを見まして、
またまたお節介にもひと言、言わせていただきたく・・。
そのチラシは、
カウンセリングのお試しキャンペーンチラシでした。
一番目を引くキャッチが
「キャンペーン価格」
サブキャッチが
「新しい形のカウンセリング〝メンタルセラピー〟」
そしてキャンペーン価格が書かれていました。
このチラシを作った人(値下げ側)の気持ちを考えてみると、
「こんなにお得なんだから、多くのお客さんが興味を持ち来てくれるだろう」
そんな気持ちだったのではないか?と思います。
しかし、ユーザー側の気持ちを考えてみると、
「メンタルセラピー?なにそれ、私には関係ないな」
と。
つまり、
お得な価格です!
というのは提供側の言いたいことであって、
残念ですが、
ユーザーには伝わらないんです。
情報過多、物が溢れる世の中では
無料であっても人は動きません!
だから、
『お得な価格です!』というのは、
ユーザー側の頭の中を理解したキャッチコピーではないんですよね。
ユーザーに興味を持ってもらうなら、
価格アピールは二の次三の次。
一番伝えるべきは、
「誰のどんな役に立つサービスなのか?」ということをアピールすることです。
残念ながら、そのチラシを見る限りでは
メンタルセラピーというサービスがどんなことをしてくれるのかがわかりませんでした。
(こんな方にお勧めという文章はあるのですが・・)
知らないサービスの場合、
特に、どんなサービスなのか?という具体的な内容をお知らせしないと、
信頼してもらうのは難しいですね。
チラシを作成するときに考えるべきは、
『こちらが言いたいこと』ではなく
『相手がどう感じるか』を考えて、
構成やキャッチコピーを考えることです。
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紀野ってこんな人
田園都市線周辺で活動している趣味の教室情報、また私自身が主催している太極拳教室の情報を発信しています。
また、デザインディレクターとしてで長く仕事をしていてわかったこと。
実は、誰かの心を動かすデザインは「売れる営業」と構造的に同じだということ。
デザインの観点から、誰かの心を動かす写真や文章とは?デザインのコツなどについて、
さらに、日々感じていることなどを発信しています。
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街レコとは・・。
田園都市線沿線で活動している趣味の教室紹介サイトです。
私が太極拳教室、スマホ教室の講師をしていて、ご近所の講師仲間のつながりが欲しいと思い始めたものです。
私とデザインとの出会いは・・。
20代前半に入社した編集プロダクションで担当した、大手通信教育会社のテキストのデザインから始まりました。
その後、友人と編プロを立ち上げ、パソコンやバイク雑誌のレイアウト。書籍の編集・デザイン。大手出版社の女性誌のライターを経験しました。
結婚出産で会社を離れ、その後入社した広告代理店で、グラフィックデザイン、Webデザイン、看板デザインなど多岐にわたるデザインに従事しました。
また、動画の企画から撮影、編集。様々なイベントやセミナーの企画、運営など多岐にわたる業務を手がけております。
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最後までお読みくださりありがとうございました。
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マルチメディアディレクター、セールスライター、教室運営
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