山百合(ヤマユリ) | ちょうさんの花のブログ

ちょうさんの花のブログ

主に関東地方で咲く山野草を掲載しています お花の好きな方は 是非お立ち寄りください

    ユリ科の多年草で、山地の林縁や草地に自生し、大型で白地に中央に黄色い太筋が入り、その廻りに赤い斑点が入る山野草「山百合(ヤマユリ)」


花には強い芳香があり、百合の近くを歩いているだけで甘い匂いで分かる。草丈は100cm~150cmほどで、


花が咲くと頭が重くなり、茎は弓のように下垂れる。

地方によっては「吉野百合」や「叡山百合」などと呼ばれている。


球根の鱗茎は食用のユリ根になり、別名:料理百合とも呼ばれている。花後に細長い果実を付け、


中には種子が詰まっていて、秋に熟すと果実が三つに裂け、中から種子が飛散する。

 


    ちょうさんの「''なるほどね''」知って得する豆知識 
                          (Trivia to know and gain)


「二足三文(にそくさんもん)」とは、「いくら売っても、もうけが出ないほどの安値で売る」ことだが、


江戸時代に宿や茶店で「藁わらや藺いなどで作られた丈夫な草履」を二足でわずかに三文で売られていたことから、

 

「二足三文(にそくさんもん)」と呼ばれるようになった。


ちなみに、現在の価格で、三文はおよそ 60円程度が相場で、1束あたり30円程度と安価であった。 

 

今は 二足三文(足は束)の言い方は「安い物や粗末な物の」の例えとして使われている 。