セリ科の多年草で、海岸に近いやや湿った山林に自生し、独活に似た白い花を咲かせる山野草「鎧草(ヨロイグサ) 」
草丈が1m~2mほどにも背を伸ばし、白色の4弁花の小さな花を一か所に密集して花をつける。
海岸沿いに自生する事から、別名:浜独活(はまうど)とも呼ばれている。
ヨロイの名は、細長い葉が連なるのをヨロイの板に見立てて、この名が付いたらしい。
でも、花の後に出きる実も小さな卵型で、重なりあって並んでいる姿が,ヨロイにも似ている。
ちょうさんの「''なるほどね''」知って得する豆知識
(Trivia to know and gain)
「瓜に爪あり・爪に爪なし(うりにつめあり・つめにつめなし)」とは、
「瓜(うり)」の漢字には、ツメのはらいがあり、「爪(つめ)」の漢字には、ツメがない、
同じような字体だが、字と画数の違いがあると言う意味である。
ちなみに、似た字を混同せずに正しく覚えさせるための慣用句である。