今朝のニュースで現地時間2025年10月1日(日本時間は10月2日)に、NGO RASICAの名前の由来になっている言葉を提唱されていたジェーン・グドール博士が亡くなったことを知り、悲しい限りです🥲

追悼も兼ねてNGO RASICAで集まることにしました。
NGO RASICAは、Non-Governmental Organization Roots and Shoots International Cooperation of Akitaという名称の省略です。日本語にすると、「あきたルーツ・アンド・シューツ国際協力組織(非政府組織)」でしょうか。

ジェーン・グドール博士は、Roots and Shoots という言葉を提唱した方でした。
Roots and Shoots(根と芽)、どういうことかと言うと、何でもいいから行動すること、それが種となりいつか根を張り芽を出す。

ジェーン・グドール博士は、人ではなくチンパンジーから、チンパンジーの行動・生態から学んだことを言葉にして提唱しておられました。

チンパンジーは様々な事ができる動物として知られていますが、できる事(それが芽)の前に何万回という行動(種まき)と失敗があり、そのいくつかが成功体験(根)として積み重なり、現状に合わせて選択して、繰り返しできるようになる、と捉えておられました。

人もチンパンジーと同じ様に何でもいいから行動しないとそれに根が生えて芽が出ないと言っておられました。

私とちょうど40の歳の差がある方でした。斯くありたいと思う方でした。ご冥福をお祈りいたします。

R.I.P. Jane Goodall (1934 - 2025)
 

 

 

 代表の菊地のみの参加でしたが、災害ボランティアに行ってきました。

 NGO RASICAでは、災害ボランティアへの参加は、2011年の東日本大震災の時から始まっています。震災直後の4月頭から12月頭くらいまで毎週石巻市の湊小学校(当時は避難所になっていた)に通っていました。2023年の秋田市豪雨災害でもNGO RASICAのメンバーはそれぞれ災害ボランティアに参加していますし、2024年の能登半島地震でも菊地は災害ボランティアに参加しています。(菊地は防災士)

 

 今回は、秋田県内、特に仙北市と北秋田市を襲った2025年8月19日からの記録的な大雨に、8月21日に開設された仙北市災害ボランテイアセンターでボランティアの募集が22日から開始されました(めちゃくちゃ対応が迅速‼️)ので、第一陣の23日のボランティア(仙北市西木町上桧木内地区)に行ってきました。
 21日の時点で、仙北市では24棟(うち床上浸水17棟)の浸水被害が確認されており、その1つのお宅を7人のボランティアと地元の方2人とで、家屋内の泥出し、散乱した家具や物品の運び出しを行いました。


 県外からは、岩手・山形・宮城などから多数のボランティアの方が来られており、頭が下がりました。地元の人はたくさん大人から子どもまで総出で活動したりお昼ご飯の炊き出しを手伝ったりしていました。災害ボランティアに行って、地元の方からお昼ご飯の炊き出しを頂いたのは初めてでしたし、長いことボランティアやっている方も同様の事をおっしゃっておりました。心に染みる美味しいご飯でした。ご飯を用意するために走り回って作ったそれは、まさに漢字の通りの「ご馳走」でした。ありがとうございました!

 私のチームは作業に慣れた人ばかりで、作業がものすごく速いし動きが的確‼️こういった作業でいつも思うのですが、「人数は力なり」と。まさにマンパワー✨
 あっという間に10時から15時までの時間で大きな家の1階を片付けてしまいました✨これには家主さんも驚いておりましたが、もっとボランティアが来てくれれば作業はかどるのに!と思い、家主さんの了解をいただいて仙北市西木町上桧木内地区の現状の写真を掲載いたします。なるべく早く活動に行くことが大事と思います!

 

 

 

 2025年8月11日(月・祝)に、NGO RASICAのメンバー(副代表の本山治、PJTコーディネーターの納谷和之、と代表の菊地格夫)と高校生のボランティアと一緒に社会調査を行いました。内容は、第2回秋田市内の落書きの観察調査と第1回石敢當の探索です。2024年1月1日に第1回落書き調査を行ってから少し日が空いてしまいましたが、真夏で蒸し暑かったので熱中症対策(途中で広栄堂でかき氷を食べました)をしっかりして楽しみながら行いました。落書きは1年半前に行ったときより減っていて(公共物に書かれていたものは消されていた)、それには驚きでしたが、よく見るとまだあるなぁと思いました。落書きとアートの境目の線引きが難しいところですが、個人的には同じマーク(チーム名なのか個人のサインなのか)を繰り返し目立つ場所に書いているのは落書きで、色や形・書体等を変えながらギリギリ見られないようなところに書くのはアートよりかなと思っています。

 秋田駅西口から中央通りを旭川方面(西)に向かって歩きながら歩道沿いの落書きを探して、写真を撮ってGoogleマップで緯度経度を把握しました。

調査結果のマイマップはこちらです→

 

 

 

 さらにそこから南に移動して楢山地区を中心に石敢當を探しました。ウェブで石敢當マップや古い地図などがアップされていて、それをもとにGoogleマップのストリートビューで見つけられたものを中心に探しました。石敢當、と書かれずに敢當石、石散當、と書かれているものもありました。NGO RASICAのメンバーも高校生ボランティアも楽しく秋田の歴史を知りましたし、ずっと歩きましたのでウォーカブルな街づくりとは、と考える良い機会になりました。


調査結果のマイマップはこちらです→

 

 


石敢當(いしがんとう、いしがんどう、せきかんとう、せっかんとう)について
 石敢當は、丁字路の突き当り等に設けられる「石敢當」などの文字が刻まれた魔よけの石碑や石標のこと。石敢当、泰山石敢當、石散當等と書かれたものもある。中国で発祥したもので、日本では主に沖縄県に多く分布する。秋田県には、幕末から明治初期に建てられたと考えられる古い石敢當が多い。元来は福建省を発祥とする中国の風習で、泰山の頂上にも石敢當が存在する。中国本土、日本のほか、台湾、香港、マレーシア、ベトナム、シンガポールなどでも見られる。
 役割は「魔除け」。「マジムン」という魔物がいて、彼らは「直進しかできない」習性があると信じられていて、そのため、マジムンが入ってこないように、丁字路や三叉路に置かれている。魔物が石敢當にぶつかると砕け散ってしまうのだと考えられている。

 2025年6月22日午後に、千秋公園で開催された「スチールパンフェスティバル」に足を運びました。NGO RASICAの副代表を務める本山治が、ドラムとして出演すると聞き、久しぶりに千秋公園で行われているイベントに参加し、スチールパンとドラムの音を体感しました。オサム上手い!サイコーでした!

 スチールパンは愛好家の方やプロの方が混ざって和気藹々と行われ、のんびりした雰囲気がとても良かったです。さらに偶然出会った旧友たちとの再会もあり、地域文化と人とのつながりの温かさを感じる時間となりました。

 代表の菊地は、秋田ユネスコ協会の理事でもあるため、2024年度からユネスコスクールである秋田市立秋田商業高等学校で、秋商のエコロジカルビジネスの国際理解班を担当し、主にワークショップを通して様々なことを理解する授業を行っていますが、2025年度も担当することになりました!
 今年度も継続して高校生と共に学ぶ場を持てることをうれしく思いますし、若い世代が世界と地域のつながりを意識しながら学んでいく姿に、いつも大きな可能性を感じます。「主体性」と「当事者意識を持つこと」、この2点を高校生のうちに意識するようになることが大切と思っています!


NGO RASICAの会議
 2025年5月29日、NGO RASICAの定例会議に出席しました。
 その場で、高校生の武田さんが正式に入会され、メンバーが歓迎しました。若い世代の参加は、団体の活動をより豊かにし、これからの地域・国際社会との架け橋となっていきます。今後のご活躍に期待します!

 

 代表の菊地が講師で、国際協力・理解講座および、開発途上国を題材とした国際協力ワークショップを秋田市東部市民サービスセンター(いーぱる)で行いました。
 国際協力の分野で将来働きたいと思っている高校生が秋田ユネスコ協会に入って活動したい、とやってきたことから、国際協力の潮流や概要、その分野に必要なスキルを簡単に紹介して学ぶ講座を企画することになりました。参加型の手法の紹介、ファシリテーターについてなどの概要を説明した後、菊地がファシリテーターになってみんなでワークショップを通してkj法などを体験しました。
 参加人数は副代表のオサムを含む5人でしたが、みんなでワイワイ盛り上がり、とても良い講義・ワークショップになりました。
 国際協力を目指すには、どんなことを学んだ方がいいのか?などというニッチ?な質問には、経験上様々なことを伝えられるくらいの年齢になりました。少し前までは、開発途上国のために自分が何かをしたいと思っていましたが、今は地域のために自分の経験を生かし、次世代が目指す時にサポートする側になりたいと思っています。

 

 

 秋田市雄和萱ヶ沢という秋田市の地理的に本当にギリギリ端っこ(由利本荘市と大仙市の境くらい)の地区で、2022年4月にひょんなことから知り合って、交流のあった打矢喜代志さんという方がおりました。

 打矢さんは、大工という職業でしたが、職場で出る端材を利用して様々なものを趣味で作っておられ、特にベンチや椅子をたくさん作って家の前に並べられておられました。

 打矢さんがこれまでにたくさん作成した木製ベンチや椅子は、さすが本職が作るものですから非常に完成度が高く、私が仲介して2023年9月17日に、秋田市内の2つの児童養護施設(感恩講児童保育院と秋田赤十字乳児院)に寄付することになりました。

 NGO RASICAの副代表である津川くんと私とで、施設へのベンチ等の荷下ろしを手伝いました。打矢さんは自分の作ったものを喜んで使ってもらえるならどんどん作りたい、とベンチや椅子作成が生きがいのようになっており、仲介した私たちもとても嬉しかったです。寄贈されたベンチ等は、施設内の中庭等で使用されています。




 NGO RASICAでは副代表のオサムや友人たちと何度かご自宅にお邪魔して交流がありました。その後、打矢さんのことが魁新聞で記事になり、私たちも非常に喜んでおりました。

 

 

 しかしながら、打矢さんは、2024年10月にがんで亡くなられてしまいました。最後まで明るく元気で、まだあの笑顔が思い浮かびますし、あんな風に歳を重ねたいなと思える方でした。

 NGO RASICAは、なんでもできることをやってみよう!がコンセプトですが、時としてスピード感は大切だと思います。打矢さんは非常に元気な方でしたので、ご自身が「オレがんなんだよ〜」と明るく言った時には最初冗談かと思ったくらいでした。前向きに生きていた方だからこそ、がんの進行も比較的緩やかだったのではないでしょうか。

 今回は、打矢さんが趣味で作った完成度の高いベンチや椅子を持て余し、誰か使ってくれる人いればもっと作るのになぁと呟いたところからすぐに受け入れ先を探して、日程を調整、とすぐに動きました(それでも1年半くらいかかった)。

 これからも機を逸しないように機動力を重視していきたいものです😄

 

 2025(令和7)年2月1日(土)に秋田県ゆとり生活創造センター(遊学舎)で「ユネスコ防災講座〜能登半島被災者支援から防災を考える〜」を開催し、防災士として講演をしてきました。

 私キクチは、秋田ユネスコ協会理事でもあるため秋田ユネスコの講座として行いましたが、NGO RASICAとして、防災士としてこの講座の講師となり、能登半島地震でのボランティア活動の報告を行ったとも言えます。当日は15人ほど興味のある方が集まりましたが、副会長のオサムも参加して一緒に学びを共有しました。


 私の能登半島の活動報告の後に、同じくユネスコ会員で防災士の加藤智子さんの指導によるダンボールベッド組立てや非常食体験を行い、私もお手伝いしました。

 秋田市防災安全対策課からは、段ボールベットをお借りしました。また、参考に、とエアベッド、組み立て式のコットタイプのベッド、非常袋(緊急時の食料等が入っているもの)もお借りできたので、比較したりしました。ローリングストックの非常食(アルファ米)も提供いただきました。

 15人程度の小さなイベントでしたが、講座を通して防災意識を高められた有意義な時間になりました。

 今回の活動が防災士になってから初の活動でした。自分は、防災士になってから、何をしたらいいものか、と不安に思うこともありましたが、自分たちでできることをできる範囲で続けていくことが大事なんだなと思いました。まさにラシカ魂!!


 今後は、地元の町内会での地区防災計画の策定をしたり避難経路を考えたりと、地域でできることはたくさんあるので、どんどんやっていきたいと思いました。
 

★NGO RASICA(ラシカ)のメンバーについて

代表  菊地格夫(キクチ タダオ)

副代表 津川正隆、本山治

役員  津川香代子、納谷和之、菊地ゆな、他数名(事業によって役員は、プロジェクト・マネージャー、プロジェクト・コーディネーター、アクティビティ・コーディネーター、ボランティア・コーディネーターになります)がコアメンバーです。

その他 事業に興味があって一時的に関わる方

メンバーは抜けたり入ったりなのでコアメンバーはそんなに多くはないです。

 

★それではどのようにして活動をしているのかをご説明します。

 まず、ラシカのメンバー、もしくはその友人などが、何か社会にイイコトをしたい!と思った時、それが自分ひとりではできない、仲間が欲しい、と言うとき、その活動がラシカの根本原理である、Roots & Shoots(*)の精神に合致し、イイコト種まきであると判断した場合(大抵のことは当てはまりますが笑)は、ラシカのコアメンバーで話し合って、実際の行動に向かっていきます。簡単に言えば「とりあえず行動する。なんでもやってみる!」のです。

 

 メンバーのやってみたいことは、大概はシンプルでお金のかからないことなので、みんなで楽しく活動しています。しかし、それがたとえば国外の活動の場合、アイデアからプロジェクトをデザインし、具体的な活動を決め、助成金を定め申請を行い、申請が通れば活動を行い、報告書を提出、という流れが一般的です。助成金の多くは、メンバーやスタディツアー参加者(中高生)の渡航費の補助、活動に必要な機材・資材の購入、ワークショップの開催にかかる費用、などに充てられています。過去にはネパールの孤児院での様々な活動を行った実績があります。

 とはいえ、助成金だけで動かせるプロジェクトはなく、興味あるメンバーが参加するときはもちろん各自渡航費の一部、活動にかかるお金を自己負担するのが一般的です。

 

(*)Roots & Shootsとは:イギリスの動物行動学者ジェーン・グドール博士が提唱するチンパンジーの行動から喚起した考え方で、Roots(ルーツ):「根っこ」、Shoots (シューツ):「(種から伸びた)新芽」の意味を持つ英語を組み合わせ、「根っこは土の下に伸びてしっかりとした基礎を作り、新芽は光に向かって進み、やがてレンガの壁もうち破るほどの力を持つようになる」、そのような想いが込められています。

 チンパンジーは様々な独創的なアクションを起こし、試し、その何百のうち数個が彼らの生活に役に立つものとして定着していきます。私たちも、たくさん想いがあっても、実際にアクションを起こさなければ、それから芽が出て根が生え大きな木になり森にはならないのでしょう。なんでもいいから自分にできることをやってみる、種まきをすること、これをラシカではRoots & Shootsと呼んでいます。

 

左から本山副代表、菊地代表、津川副代表

 

秋田の「なべっこ遠足」を復活させたとき

 

秋田駅周辺の落書きの調査をしたとき

たまたまメンバーが集合したとき笑

 

NGO RASICA(ラシカ)のメンバーですが、代表が菊地格夫、副代表が津川正隆、本山治、役員が数名で活動をまわしています。いままでに登録された方の総数は30名程度ですが、会費がありませんので、来るのも去るのもたやすく、幽霊部員状態(もしくは入ったことも忘れている)の方がほとんどで、実際に活動を積極的にするメンバーは数名の役員と呼ばれるプロジェクト・マネージャー、プロジェクト・コーディネーター、アクティビティ・コーディネーター、ボランティア・コーディネーターなどの方です。

 

NGO RASICAの活動は、大きく4つに分かれます。

 (1) 国際協力を推進するための催事や事業の実施。

  (2) 環境に配慮した活動を推進するための催事や事業の実施。

  (3) 国際協力と環境に関する教育の調査研究、事業実施および情報提供。

 (4) 地域貢献に関する催事や事業の実施。

 

具体的にどんなことをしているか、と言いますと

 (1) 国際協力の推進

→ネパールの孤児院のインフラ整備(ソーラーランタンの寄贈)や米麹による孤児の栄養改善プロジェクト。また、それらにかかる国内イベントにおける啓発ブースや発表。

※毎年行っているわけではなく、助成金を申請して受理されたときに事業化して行うことが多い。

 

 (2) 環境に配慮した活動の推進

→自然環境を学ぶワークショップの作成、実施。ファシリテーターの養成。

※NGO RASICA発足当初は、事業を告知して行っていたが、現在は要請があった場合、小中校、大学、各種団体などへ講演、ワークショップの開催を行っている。

 

 (3) 国際協力と環境に関する教育の調査研究

→スタディツアー、多国間の青少年交流事業、ワークショップの成果をまとめる

※毎年行っているわけではなく、助成金を申請して受理されたときに事業化して行うことが多い。

 

(4) 地域貢献

→災害ボランティア、バドミントン教室