ローファームの1,2年目のアソシエイト
今日は久しぶりにWSJよりこの記事。
Legal Heavies Tackle the First-Year Associate Dilemma
ロースクールを卒業したての1,2年目の弁護士というのは、法的知識はロースクールで沢山詰め込んできていますが、実務というものをほとんど知らないわけで、そんな弁護士にリーガルフィーを払いたくないという依頼者側の要求が強まっているという記事です。
アメリカの企業法務を扱う事務所の多くはタイムチャージ制を取っており、弁護士毎に時間あたりの単価が決まっています。ある案件で働いた各弁護士の単価にその稼働時間を掛けた額の合計が依頼者に対する請求額になるという仕組みです。
日本でも一部の事務所ではタイムチャージ制を採用していますが、弁護士の単価はアメリカの方が随分高いです。例えば、NYのある一流事務所と言われているところでは、3年目の弁護士の1時間あたりの単価が400ドルを超えているそうです。
依頼者としては、まだ実務ではそんなに役に立たない新人弁護士にそんな高いリーガルフィーを払いたくないということで、アメリカでは、依頼者が法律事務所と契約を結ぶ際に “no-first-or-second-year” provisions なる条項を盛り込み、その依頼者との関係では1,2年目のアソシエイトは使わない(使ったとしてもリーガルフィーを請求しない)といったアレンジにしているケースもあるようです。
気持ちは分かりますが、結構露骨な要求ですね。弁護士の仕事は、OJTの要素が強い仕事ではあると思いますので、依頼者と依頼者の案件に育ててもらったという意識はどの弁護士も持っていると思います。他方で、依頼者としては育て賃を払うつもりはないということでしょうが、そこの線引きは難しいところです。要はリーガルフィーが高すぎるというクレームなんだと思います。
日本でも弁護士が増えてきていますので、こういったリーガルフィーの請求については一段とシビアになっていくんでしょうね。
Legal Heavies Tackle the First-Year Associate Dilemma
ロースクールを卒業したての1,2年目の弁護士というのは、法的知識はロースクールで沢山詰め込んできていますが、実務というものをほとんど知らないわけで、そんな弁護士にリーガルフィーを払いたくないという依頼者側の要求が強まっているという記事です。
アメリカの企業法務を扱う事務所の多くはタイムチャージ制を取っており、弁護士毎に時間あたりの単価が決まっています。ある案件で働いた各弁護士の単価にその稼働時間を掛けた額の合計が依頼者に対する請求額になるという仕組みです。
日本でも一部の事務所ではタイムチャージ制を採用していますが、弁護士の単価はアメリカの方が随分高いです。例えば、NYのある一流事務所と言われているところでは、3年目の弁護士の1時間あたりの単価が400ドルを超えているそうです。
依頼者としては、まだ実務ではそんなに役に立たない新人弁護士にそんな高いリーガルフィーを払いたくないということで、アメリカでは、依頼者が法律事務所と契約を結ぶ際に “no-first-or-second-year” provisions なる条項を盛り込み、その依頼者との関係では1,2年目のアソシエイトは使わない(使ったとしてもリーガルフィーを請求しない)といったアレンジにしているケースもあるようです。
気持ちは分かりますが、結構露骨な要求ですね。弁護士の仕事は、OJTの要素が強い仕事ではあると思いますので、依頼者と依頼者の案件に育ててもらったという意識はどの弁護士も持っていると思います。他方で、依頼者としては育て賃を払うつもりはないということでしょうが、そこの線引きは難しいところです。要はリーガルフィーが高すぎるというクレームなんだと思います。
日本でも弁護士が増えてきていますので、こういったリーガルフィーの請求については一段とシビアになっていくんでしょうね。