Life in the Lone Star State -133ページ目

話を聞かないアメリカ人?

アメリカ人と会話をしていると、(英語が拙いせいということは勿論ありますが)こっちがしゃべってる途中かしゃべり終わる前ぐらいから、かぶせ気味に話を始められるという経験がよくあります。アメリカ人どうしでしゃべってる場合でも、相手の会話が終わるか終わらないかという辺りからもう一方が話し始めている印象があります。

日本人は、人の話は最後までよく聞きましょうという教育を受けて育っているので、私はこのアメリカ人の会話のやり方にはなんとなく違和感を感じます。実際、自分が伝えたいことが正確に理解されないまま、相手の思い込みに基づいた話を熱弁されることもあり。アメリカ人は人の話を聞かない思い込みが激しい国民性なのかなと思っていました。

しかし、最近気付いたのは(正しいかどうか分かりませんが)、英語と日本語の構造の違いが原因の一つなんじゃないかなということです。日本語は、結論が文の最後に配置される構造なので、最後まで聞かないと正確な意味を理解することはできません。他方、英語の場合は、結論が先にくるので、文の後半はだんだん情報の重要性が低くなっていく傾向があります。その結果、最初の最重要の結論部分だけ聞いて、おそらくこういうことだろうと細かい部分は推測しながら話を聞いていて、すかさず返しの発言をするというのが日常会話での作法なのかなという気がしてきました。

そうだとすると、非常にシンプルな例として、「明日の授業でその教科書は要らないと思う。」といいたい場合、日本人的な発想だと、

I think you don't need the textbook in the class tomorrow.

ですが、結論を先に言うという観点からは、

I don't think you need the textbook in the class tomorrow.

というべきということになります。2つの文、意味は同じですが、実際の会話では、前者の表現よりも後者の表現の方が相手に誤解をさせない表現ということになるんでしょうかね。

なかなか咄嗟にはできないものですが、自然とこういう発想で物を考えられるようになるといいんですけどね。どうしても結論を後回しにしてしまう頭の構造が直りません。。