坐禅のすすめ 平井正修 | N field golf(エヌ フィールド ゴルフ)ブログ

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図書館さんや古本屋さんで

 

禅に関する本

 

などを集めている私ですが(笑)、

 

心がみるみる晴れる

坐禅のすすめ

著者 平井正修

発行所 株式会社幻冬舎

2014年1月10日第1刷発行

 

 

ブックオフさんで、220円で購入させて頂き、

 

駆け足で読ませて頂きました。

 
 
 

心はどこにあるの?

――目に見えない「心」を調えるには、まず姿勢と呼吸から

 

 ひとつ質問です。

「心というのはどこにある?」。

おそらく、多くの人が瞬間的に「ここ」と

心臓のあたりに手を置いたのではないでしょうか。

心は心臓周辺、胸の奥にあるような気がしています。

 しかし、いうまでもありませんが、

実際に心を目で見ることはできません

その在処はわからないのです。

 その“わからないもの"に、人は大きく影響されています。

喜怒哀楽も心の作用だし、痛んだり、塞いだりするのも心です。

さらに、哀しみや痛みが嵩じれば、身体の器官にも変調をきたします。

哀しみのあまり、病に伏すといったことは、

けっして珍しいことではありません。

 坐禅では

「調身、調息、調心」

ということをいいます。

身体を調え、呼吸を調え、心を調えるのです。

「心」というわからないものを調えようというのだから、

ずいぶん乱暴な話だと思うかもしれませんが、

この三者が一体となっている意味は、そこにあるのです。

「さあ、やるか」といきなり心を調えることに取りかかっても、

これは無理があります。何しろ、見えない、所在不明なのですから。

 そこで、呼吸に目を向けてこれを何とか調えることを考えてみる。

しかし、こちらも一筋縄ではいきません。

たとえば、緊張したり、焦ったりしたときは、

勝手に動悸が速まり、呼吸も荒くなってきます。

一気にこれを調えようったって、そうはいかない。

 そこで、身体なのです。

身体、つまり「姿勢」は、いつでも自分の意思で調えることができます

姿勢が調えば、深く長い呼吸ができるようになる

呼吸が調っていくのです

そして、呼吸が調ってくると、心が調ってくる。

 坐禅をして、まず姿勢、そして呼吸を調えると、

気持ちが落ち着いて、静かな、穏な気分になります。

どこにあるかわからない心が、調ってくることが実感できるのです。

 この

「身体」→「呼吸」→「心」

という流れで己を調えようとしたのは、

経験に基づく先人の知恵ですが、恐るべき、そして、すばらしい叡智です。

 

 

言葉の大切さ、影響力の強さについて

――一度発した「言葉」はやり直しがきかない。心を尽くして言葉を選ぶ

 

 禅では「不立文字(ふりゅうもんじ)」といって、

悟りというものは言葉や文字であらわせるものではないから、

言葉にとらわれてはいけない、としています。

しかし、それは言葉を軽んじたり、排斥したりするものでは、けっしてないのです。

 言葉に心を砕き、言葉を尽くすことは、大切なのです。

そのうえで、なお、言葉ではどうしても伝わらない世界がある

それが悟りなのだ、ということでしょう。

 

 

かたちから入ることの大切さ

――アスリートも、フォームを調えるとメンタルも調ってくる

 

 坐禅では、まず、姿勢を調え、呼吸を調え、

そこから心を調えることにつなげていきます。

はじめに姿勢があるのは、それがいちばん調えやすい

ということもありますが、じつはもっと深い意味があるのです。

 姿勢はかたちです。考えてみると、

日本に伝統的に受け継がれている茶道でも、華道でも、

あるいは歌舞伎や能などの芸能でも、

かたち(形)を非常に重んじています。

相撲も最初に四股や鉄砲というかたちを徹底的に叩き込まれますね。

 それは、かたちを身につけることに基本があるからです。

進化も発展も、かたちを礎にしないかぎりあり得ないからです。

 

 野球選手やプロゴルファーが調子を落としたとき、

必ず、おこなうのがフォームのチェック。

技術レベルの高いアスリートの不調の原因は、

多くの場合メンタル面とされますが、

いきなりメンタルな部分を修正しようとしても、

これはなかなかできにくいのです。

しかし、フォーム、つまり、かたちはすぐにも調えることができる

そして、それはメンタル面の修正、心を調えることに直結するのです。

 禅の修行では、坐禅はもちろん、歩き方から箸の上げ下ろしといった

日常の細々したことまで、厳しい規則が設けられています。

すべてかたちから入っていくのです。

正しいかたちを身につけると、いつでもそのかたちをとることで、

心もそれにふさわしいものになるからです。

 心が乱れたとき、迷いや戸惑いで心がいっぱいのとき、

坐禅をすると、穏やかで静かな心が戻ってくる。

かたちを持っていることの強みです。

 

 




 

朝20分、夜40分を目指して、

 

格闘しています(笑)。

 

まだまだ、ようやく

 

無理くりの結跏趺坐

 

がどうにかこうにかでき始めたところですが、

 

何か良さげ?

 

な気はしています(笑)。

 

 

 

それでは、皆様、本日も

 

楽しくお過ごし下さい。

 

 

 

最後まで読んで頂き、

 

ありがとうございました。

 

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よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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