「ロンリ」の授業 野矢茂樹 監修 NHK『ロンリのちから』製作班 著 | N field golf(エヌ フィールド ゴルフ)ブログ

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猪名川町・三田・川西・宝塚・西宮のゴルフレッスン

2019年1月31日 初版第1刷発行

三笠書房

 

Lesson 1 【見せかけの根拠】

Lesson 2 【推測の確かさ】

Lesson 3 【「だから」に反論する】

Lesson 4 【因果関係】

Lesson 5 【モセモノの説得力】

Lesson 6 【事実・推測・意見】

Lesson 7 【問題を整理する】

Lesson 8 【横ならび論法】

Lesson 9 【ずれた反論】

Lesson 10 【異なる意見を尊重する】

 

 

猪名川町立図書館でお借りしました。

 

 

 

水かけ論

見せかけの根拠

循環論法

論証

演繹(えんえき)

推測

弱い証拠

論理=ことばとことばの関係

「だから」

相関関係

因果関係

ホンモノの説得力

ニセモノの説得力

事実・推測・意見

考えるちから=問うちから

今まで論法

横ならび論法

ずれた反論

そっぽを向いた反論

 

 

 

「考える力」とよく言われます。

考える力を鍛えなければいけない、と。

でも、与えられた問題に答えるために考えるというのは、

考える力の核心ではありません。

何が問題なのかを的確に捉え、

自分で考えていけるように問題を立て直していく、

つまり、「問う力」こそが、考える力のもっとも重要な部分です。

 

 

 

理解しようとする努力、それを支えるのが論理のちから

 

(前略)

溝口 残念ながら職員会議でこんな論議があったの。

 

教頭 演劇部はなくすべきですね。

溝口 演劇部をなくすなんて、どういうつもりですか!

教頭 どういうつもりですかって、そんなことも分からないんじゃ、

   話にならないな。あんな演劇部、なくすのが当然でしょう。

溝口 どんな高校にも演劇部はあります。

   我が校の演劇部をなくすわけにはいきません!

教頭 1+1=2も分からない子どもみたいなことを言うもんじゃありませんよ。

   困った先生だ!

溝口 分からないのは教頭先生でしょう。演劇部は生徒たちに必要なクラブなんです!

教頭 やれやれ。だいたい溝口先生はわがままなことを言い過ぎだ。

   去年の文化祭のときも、期間を4日間にするべきだとか、ずいぶん無理なことをおっしゃっていた。

溝口 わがままとはなんですか!私がわがままなら、教頭先生は分からず屋です!

 

マリア なんかこれって、ダメな議論の見本市みたいになってない?

圭 次 「水かけ論」だよね。

ノーノ 「そんなことも分からないのか」とか、「子どもみたいなことを言う」とか、

    上から目線で押さえつけようとしてる。

圭 次 説得力があるようで、実はない。「ニセモノの説得力」だ。

マリア 「去年の文化祭のときもあなたはずいぶん無理なことを言った」って、

    「ずれた反論」だよね。

圭 次 演劇部の話をしているのに、去年の文化祭のことを持ち出すなんて、

    論点がずれてるね。

来 緋 溝口先生の「どんな高校にも演劇部はあります。

    我が校の演劇部をなくすわけにはいきません!」って、……。

マリア あ、これって!

来 緋 「横ならび論法」!他の高校に演劇部があるからって、

    うちの高校になければいけないってことはない。

溝 口 私もつい感情的になってしまったの。

 

圭 次 先生は僕らの味方だよね。僕らも論理のちからを身につけてきたわけだし、

    直談判して戦おうよ!

溝 口 頼もしいわね。だけど、論理のちからが本当に力を発揮するのは、戦いの場面ではないの。

来 緋 どういうこと?

溝 口 今までいろいろな論理のちからをあなたたちに教えてきた。だけど、

    それを支えているのはただ一つのこと。自分と違う意見を尊重するという姿勢。

来 緋 無理!演劇部をつぶせなんて意見、尊重できるわけないよ!

溝 口 異なる意見を尊重するということは、けっして相手の言いなりになるということではないわ。

マリア じゃあ、私は私、あなたはあなたで、お互いに干渉し合わないようにする……ってこと?

溝 口 それも、異なる意見を尊重するということではないわ。

圭 次 干渉し合わないのだと、むしろ無視してるって感じ。

ノーノ じゃあ、自分と違う意見を尊重するって……?

溝 口 相手を理解しようとすること。どうしてそう考えるのか、その理由も理解する。

    そしてその上で、異なる意見から学ぼうとする姿勢をもつこと。

 

 

 

感情的な発言をしないように

 

勉強しないといけないな

 

と思いました。

 

ジュニアたちには

 

嫌な思いをしないためにも

 

自分で課題に取り組むためにも

 

少しずつ自分で考えること

 

に挑戦していってほしいな

 

と思います。




私はあまり飛距離が出ない(A)。

だから、100が切れない(B)。


私はベッドスピードが遅い(A)。

だから、飛距離が出ない(B)。


 ほんとに?

 


 

NHK高校講座 ロンリのちから ⇐ こちら

 

 

 

 

 

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