近々、私にとって
重大な決断
をするかも知れないので、
少しでも心を落ち着けるために
コスト（715円）・パフォーマンスの良さそうな（笑）
超訳 ベンジャミン・フランクリン 青木仁志 編訳
を読ませていただきました。
今から、あらゆる人間関係のもつれの原因についてお話しします。
まず、この世の中には3つの世界が存在しています。
「真実」と「事実」と「現実」。
それぞれ似ているようで、まったく異なるものです。
真実とは、神のみぞ知る世界です。
これは誰にも知ることができません。
事実とは、根拠のある実際に起きた出来事です。
これは誰にも覆すことはできません。
しかし3つの中で唯一、人によってころころと変わるものがあります。
それが、現実です。
現実とは、起きた出来事（事実）をそれぞれが解釈したものです。
ですから、誰の目から見ても悲しい事実が起こったとしても、
あなたが幸せだと言えば幸せですし、
不幸だと言えばやはり不幸。
生きている人の数だけ現実があり、人の脳で捉えた世界があります。
「私はこう思っていたけれど、あの人はああ思っていた」
人間関係においては、この「現実のずれ」こそがすべての原因となっています。
ゴルフでも現実がゴルファーを惑わしますよね。
これはもう間違いない、という思い込みが行動に拍車をかけます。
しかし、大切なのは、速さではなく、正しい目的地に向かっているどうか、です。
南に行きたければ、南に向かって歩かなければいけない。
北に向かって倍の速度で走れば、南から倍離れてしまうのです。
大切なことは、選択の質です。
結婚相手を間違わないこと。
働く場所を間違わないこと。
医者や弁護士といった頼るべき職業人を間違わないこと。
信仰の対象を間違わないこと。
人生設計を間違わないこと。
投資先を間違わないこと。
付き合う友達を間違わないこと。
努力の力点を間違わないこと。
きりがありませんが、選択の積み重ねが人生を決定します。
努力よりも、正しい選択を優先する。
それが、最善を尽くす、ということです。
ずれた努力は、コストでしかない。
方向性のない努力をしたあとに待っているのは、挫折だけです。
まずは目的地を定めたいですよね。
たいていの人は、こんな勘違いをしています。
考えれば考えるほどすばらしい答えが生まれる、と。
考えた時間をムダにした、と思いたくないから、
あるいは考えた時間が安心をくれるから、
そう思いたがるのですが、
「かけた時間」は「決断の質」には何の関係もありません。
むしろほんとうに良い答え（アイデア）というものは、
目的と情報が確かに揃っていれば、瞬時に導かれるものです。
時間がかかる、ということは、目的も曖昧で、
情報が不足している証拠です。
決断にかける時間は決断の質を保証しない。
覚悟を決める場面で忘れてはいけない、重要な真理です。
ゴルフプレーでも明確な意図と判断材料は重要ですよね。
目をよく開けなさい＝選択を間違うな。
目を半分閉じなさい＝お互いを許し合え。
結婚だけに言える言葉ではありません。
会社を選ぶときも、社員を選ぶときも、
友人となるときも、すべて金言の意味は同じです。
クラブを選ぶときも、同じですよね。
自分で自分を一時的に騙すことはできますが、
同時に、永続的に失うものがあなたの「自信」です。
重ねた嘘の分だけ、結局、自信がなくなっていきます。
自分との決めごとを守り続けて、自信を育みたいですね。
自分では見つけられない弱点を
教えてくれる人を大切にしてください。
弱点や愚かさがわかって
はじめて自分をコントロールできます。
弱さを知らなければ努力しようとは思いません。
だから、人生がダメになるのです。
競技に出ることなどが一番の方法だと思っています。
不安になりたくなければ、
不安になるようなことをしなければいい。
いやいやでも自分はそんなに強くない、
と言うのであれば、
「習慣」を味方にすればいい。
もっと言うなら、
「習慣の奴隷」になればよいのです。
習慣が持つ力の偉大さは、次の言葉に現れています。
「行為は感情に先行する」
たとえばどうにも人付き合いが下手だ、
と思っているのなら、
お礼の連絡は必ず朝いちばんにする、
という習慣をつくり、ただそれに従えばいい。
その習慣を続けていれば、
続けられているという自信とともに、自然に
人付き合いに対する苦手意識はなくなっていきます。
行為は感情に先行する、ということです。
不安という感情は、良い思考、習慣によって
消し去れるのです。
自分がやると決めたことを
やり残さない習慣を付けて行きたいですね。
人生が崩れ出す瞬間って、いつだと思いますか？
当たり前のことを当たり前にやらなくなったとき、です。
凡事徹底。
当たり前のことを特別に、熱心に、しかも徹底的にやり続ける。
これこそが、長期的な繁栄を生み出す唯一の「技術」です。
地味で面白くない基礎練習を徹底するしかないですよね。
独学は尊いものです。しかし、
生きている人間には必ず、時間という壁があります。
その時間を短縮するためには、良き師を探すことです。
良き師とは「基礎」のことです。
違う表現をすれば、基礎とは先人の知恵の上に成り立つ
「時間短縮の技」ですから、一刻も早く習得するべきです。
実直に基礎固めをしていきたいですね。
自分を客観的に見ることは、ダイヤモンドを砕くのと同じくらい
容易ではありません。
しかし、自分を知ることは、ダイヤモンドと同じくらいの
価値があるのです。
自己を知る者は富の築き方を知ります。
いいプレーをするためにも必要不可欠ですよね。
どんなに偉大な人物だろうと、後悔は持っているものです。
後悔には2種類あります。
まだできたかもしれない過去、これは行動への未練です。
実現していたかもしれない未来、これは結果への未練です。
結果への未練は、どんな行動をしても必ず残ります。
これは潔く諦める。
「もっと情熱を燃やせばよかった」という、
自分の行動への悔いだけはせずにいたいものですね。
悔いの残らない行動、決断をしたいですね。
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