こんにちは
自然派フランス料理 ビストロ ヒマワリの
後藤 みなです。
今日は プライベートなお話を…
最近 手作り化粧品にはまっています。
市販の物を使っていた時より
私の場合、明らかに調子が良いと感じています。
流通しているものは 保存することが
前提で作られています。
（これは食品も同じですね）
もちろん 腐敗や酸化などした物は
食べ物と同様 よくありませんが、
少量作ってすぐ使うのならば
余計な化学物質を 避けられますし、
肌の表面だけではなく体にも良いのでは
ないでしょうか…
唯一の難点は 作るのがちょっと面倒という事です。
しかし…
作り忘れて化粧水がない！という時に
横着者の私は化粧品なしでも
大丈夫。という事に気づきました。
石鹸で顔を洗った後に
洗面器のお水の中に ほんの少量の
お酢を入れてすすぐだけでも
肌が柔らかくなりますし、
また はちみつをほんの一滴
そこに加えるだけで肌にハリが…
本物の良いはちみつは 食品としても
殺菌力など すぐれた薬効があります。
そのあと まだ ぬれたままの手にオリーブオイルを
一滴なじませ、濡れた顔になじませて終了。
なんて横着！と 思われるかもしれませんが、
私は これだけで十分と感じています。
（お酢の部分も省略して洗顔→オリーブオイルでも
ホントに充分！）
あと、日焼け止めや乾燥した時の保湿として
マンゴーバターとホホバオイルで作った
ラベンダーの香りのクリームを付けています。
リップクリームにしたり、カサカサした
かかとにつけたり 指先につけたりとオールマイティー。
とても使い心地がよく 気に入っています。
私は合成石鹸を 避けていますが、
市販のクリームは油と水を乳化させるために
合成の界面活性剤を使用している事を知ってから
使わなくなりました。
手作りの良いところははオイルなどの材料も
オーガニックの物など こだわって
作れますが、市販品となると
お値段がとても高くなりそうですね。
以前、私もシェフも 飲食業ならではの悩み、
合成洗剤による ひどい肌荒れに
悩まされていましたが、
家じゅうの合成洗剤を止めて、
石鹸を使い始め、その良さを感じていました。
肌荒れがウソのように治ったのです。
ハンドクリームさえもほとんど要らないのですよ。
そして ある時、前田 京子さんの本の出会い、
自分でも石鹸を作ってみたい。と思うようになりました。
念願がようやく 叶い、ご縁があって
昨日、大阪の ｢hana石けん」 さん の工房で
石鹸作りを教えて頂くことに…
hana石けんさんの石鹸作りは
まさに 私が作りたいと思っていた
高い熱をかけずに作るコールドプロセス製法でした。
これは、完成するのに最低１ヶ月はかかるという
手間のかかる物なのですが、熟成とともに
苛性ソーダと油脂が結合し、石鹸の中に
天然のグリセリンが生まれます。
しかも低温で作業するのでオイルの劣化が防げます。
苛性ソーダという 強アルカリの危険な物質が
１ヶ月という熟成期間を経て
油脂と結びつき 化学変化をおこして
肌にも安全なものに変わるという不思議さにも
感動しますね。
この日はオリーブ油、米油、パーム油、ココナッツ油、
ひまし油を使った石鹸を作りました。
１ヶ月後 使えるようになるのが楽しみです！
完成したら またご報告したいと思います。
他の手作りコスメも機会があればまたご紹介
したいと思います。