手荒れ撲滅運動は地球を救う!② | 神戸 六甲道の自然派フレンチ ビストロ ヒマワリのオープンキッチンから 

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こんにちは。ビストロ ヒマワリの後藤です。


前回のようないきさつで石鹸を使い始めたものの、

最初は使いづらいし本当にきれいになるのか

半信半疑で、しばらく合成洗剤はお守り代わりに

置いていました。使っていくうちに

石鹸の使い方にはちょっとしたコツがあることを

知り、合成洗剤に比べると、少し手間が

かかりますが、つらい手荒れから解放されるのなら。

今では逆に楽しんでいます。

しかも正しい使い方によって合成洗剤よりも

きれいになるのですから本当に言うことなしです。


環境の為、地球の為とは言っても

自分自身が痛切に感じるところがなければ

なかなか行動には移せないものですね。


私は琵琶湖の近くで生まれ育ったのですが、

子供のころ琵琶湖の水質を守るため、琵琶湖の

富栄養化防止条例というものが発令されました。

そして県を上げて合成洗剤を止め、

石鹸を使っていた時期があります。

その後、無リン洗剤が出来、再び合成洗剤を

使ってもよくなったのですが、

当時、石鹸の使い方のコツを知らず、

石鹸は溶けにくく、使いづらい。石鹸カスも残るし。

というマイナスの記憶だけがその後も残っていました。


当時、石鹸の使い方のコツを

知っていたら…。と残念です。


その石鹸の使い方のコツとは。

まずよく泡立てること!

これに尽きます。


石鹸は添加物の入っていないものを

選んで下さい。ただし、

アルカリ剤(炭酸塩)は石鹸の

洗浄力を補助する目的で入っています。

食器洗いや洗濯にはアルカリ剤が

入っている方が洗浄力が強いです。

体には刺激が強いので、使用しないで下さい。


液体石鹸は便利ですが、経済的ではないので、

掃除や洗濯には私は粉石鹸をお勧めします。


①まず粉石鹸を少量のお湯で溶かします。

 ココアを作る要領です。

 少しずつお湯を注いで、かき混ぜながら

 好みの濃さ迄薄めます。

 お湯が冷えたら一段と固くなりますので、注意!

 最初は濁っていた石鹸液が しばらく置くと

 石鹸が溶けて 液が透明になり トロトロになります。

 ゆるーいゼリー状の石鹸液を 私はポンプ容器に

 入れて、食器洗いに使っています。


②よく泡立てる。

  石鹸の使用量は汚れ具合に比例して増やします。

  スポンジなどにつけてよーく泡立てます。

  石鹸の量が少ないと、泡立ちが悪くなり、

  逆性石鹸となり、コレが石鹸カスや洗い上がりの

  悪さ(ヌルヌル)につながります。

  

いくら石鹸でも界面活性剤ですので、使いすぎは

禁物です。お皿のひどい汚れは ヘラやいらない紙

などで ぬぐい、ゴミ箱に捨てましょう。

(排水には流さない)


軽い汚れなら、石鹸なしでアクリル毛糸たわしで

洗うだけでもきれいになりますよ。


でも お皿に付いた落ちにくいギトギトの油汚れは、

それがそのまま私達のお腹の中に入って行っている

と考えれば、自然とお料理の時に使う

油の量も減らせるのではないでしょうか。


今は我が家では洗濯、掃除、歯磨きやシャンプーも

石鹸を愛用しています。


シャンプーに石鹸を使い始めて、最初はコツが

わからず、良さもそれ程感じなかったのですが、

コツがわかった今では 髪も前よりいい調子です。

何といっても子供の時から感じていた

頭皮のカユミがなくなったことが一番うれしい!


但し石鹸シャンプーと書かれていても、

添加物がいろいろ入っているものもあります。

そんな商品を使った時は、私は頭皮のカユミを

感じました。


お風呂掃除はEM菌を使っていますが、

(EM菌は前回を参照)

合成洗剤と違い、裸足のまま

もしくは入浴中でもお掃除できるのが

良いですね。

子供も入るお風呂ですから、キツイ薬品は

出来るだけ使いたくありません。


私が感動した、今まで知らなかった

石鹸の素晴らしさを

一人でも多くの方にお伝えしたくて

今回書かせていただきました。


石鹸の使い方についてご興味のある方に

この本をおすすめします。

わかりやすく、楽しく書いてあります。


「きれいに暮らす簡単石鹸生活」

赤星たみこ著 青春出版社


http://www.akaboshi.com/eco/index.html


http://www.akaboshi.com/nikki/index.html