こんにちは!
東京板橋の小さな洋裁教室、
nfactoryのニシタニです。
裏なし衿無しのシンプル台形シルエットで
簡単カワイイ(たぶん)コートを作ります
コート本体は、エコペット(ペットボトルを原料に使ったもの)のポリエステルと綿の混紡ツイル。
お馴染みネットの生地屋さん、ソールパーノで
サンプルを取り寄せて選びました
薄手で張りがあり、しわにもなりにくいので
これからの季節のはおり物にピッタリです
なにより、ペットボトルを原料にしたポリエステルを使っていることに
大いに心ひかれちゃいます
まあ、選んだのはこのコートを着る人、若手女子ですけどね~
プリント生地は、背裏と縫い代始末のバイアステープ用の綿ローンで、こちらは、先日の日暮里繊維街セールのときに
パキラで購入しました。
なかなかいい感じ
イメージはこんなコート
ELLESHOPさんから画像をお借りしました。
シンプルなのにカワイイよね~
このマッキントッシュのコートは、かなりのオーバーサイズなのですが
実際に作るのはちょっとゆったり程度のサイズ感で
ショルダーポイントも少し落ちるくらいにする予定です。
パターンは、
今日のタイトル通り、「誌上パターン塾ジャケット、コート編」の
基本パターンをベースにして、簡単製図をして使います
ジャケット、コート編には、実物大基本パターンがゆとり別に4種ついていて、
一番細身の①が、バスト寸法+ゆとり14㎝で、その上が、
18㎝、24㎝、30㎝と大きいシルエットになっていきます。
文化原型を使って原型操作をし、必要なゆとりを入れたパターンになっているので、最初の面倒なステップを省けるのが魅力ですね
今回作るコートは、
これまで愛用していたコートサイズに
少しだけゆとりを入れてゆったりさせたいとのこと。
これまで着ていたコートは、バスト仕上がり100㎝程度と
コートとしては細身です(10年前のだからね)。
まあ、流行りを追わない、ベーシックシルエットということで
今回作るのは、その少し大きめ、バスト仕上がり106~110㎝程度に設定してみました。
ということで、
選んだ基本パターンは
2のサイズ11、バスト寸法86+18㎝=104㎝です。
2㎝小さいけど。
若手女子のバスト寸法は82㎝で、本来ならサイズ9ですが、
今回は、②で、ワンサイズアップして、さらに脇で2㎝程度、簡単にゆとりをプラスしましょうかね。
基本パターン③のサイズ9で、83㎝+ゆとり24㎝=107㎝仕上がりでも考えたのですが、こちらだと、
大げさに言うと大きいのはバスト寸法だけで、あとは普通の9サイズになる印象です。
全体に少しゆったりした印象にするには
サイズアップした方がいいかなあ・・・
という感じで選んでみました
はい、そして
それぞれの身頃には、さらに4種類の基本袖パターンがありまして、
その中から、袖山の高さが平均肩丈の3/4のパターンを使いました。
上から2番目の袖山で、袖幅はやや広め。
袖ぐり底点から袖口は自分で製図します
そんなこんなで
基本パターンから簡単製図をしました
胸ダーツと、肩ダーツをたたんで
裾に向かって切り開く、一番シンプルな切り開きの台形シルエット。
切り開き方がイマイチ分からないときは
本に載っている小さい製図を紙に写して切って、
線に実際にハサミを入れて、ダーツをたたんで・・・
とやってみると、「あ~こういうことかあ」って理解しやすいので
試してみてね
まずはこれでトワルチェックをしてみま~す
ではでは、今日はこの辺で(@^^)/~~~