昨日、名古屋で塾を経営している方にお会いしました。
その方は・・・・発達障害のお子さん専門の学習塾を経営されています。
デリケートな部分をお仕事にされている方なので、とても温かい雰囲気をかもしだしていました。そして、色々な事を勉強もされていました。
発達障害・・・・・
きっと多くの人が、この障害について知り、学習したら・・・・多くの子どもたちはもっともっと生きやすくなることでしょう。
教育現場にいる教員ならなおさらです。
現場にいた時、WISCⅢの検査結果を保護者から提時された時、何もわからなかった自分が情けなくて・・・・・そこから専門書を買い込み必死に勉強しました。
結果を知り、その子とどう向き合っていけばいいかを・・・・
結果だけでなく、検査内容自体を知りたくて・・・・・結局、学校長に頼み込んでかなり高額になるWISCⅢを購入してもらいました。
そして、そこからまた学習しました。
スクールカウンセラーの方に、ひとつひとつ検査の仕方を説明してもらい、そこから何がわかるのかを勉強しました。
教員対象に現職教育という場を設定し、自主参加でしたが、一緒に勉強した仲間もいました。
検査について知るということ・・・・・検査結果から学びとると言う事・・・・・とても大切な事です。
しかし、もっともっと大切なことは、その児童・生徒・お子さんとどう向き合っていくべきか・・・・
できること、できないこと・・・・得意な事、苦手な事・・・・・理解の仕方(見て理解する、聞いて理解する、言葉を発して理解する)・・・・たくさんの凸凹があるけれどその凸凹を周りが気づくことで・・・・随分変わると言う事。
でも・・・・発達障害の子どもたちだけに凸凹があるわけではないですよね。
人間、誰にも凸凹はあります。
結局は、どの様に向き合ってその子を理解して接していくか・・・・
家族、教育現場では、そのことが大切なんだと思います。
少しだけ・・・・少しだけ・・・・人との付き合いが苦手な部分が多いのかもしれません。理解の仕方が難しいのかもしれません。
ひとりひとり性格が違っていますから・・・・・
個性・・・・
発達障害 ⇒ くせ ⇒ 個性 と輝きを増していく・・・・・。
私の周りには、今そんな風に輝いている人がいます。
丁寧に・・・・ていねいに・・・・。こつこつ・・・・こつこつ・・・・。
彼がどのように歩んできたか・・・・・彼の家族がどのように前に進んできたか・・・・学校としてどのように関わってきたか・・・・
そういうことをもっともっと多くの方に知ってもらうことで、少しでもお役に立てるのなら・・・・・発信し続けていきたいなって思っています。