クラウディオ・シモネッティズ・ゴブリン2017『サスペリア2』シンクロ演奏上映&ベストライブ | 三つ子の魂百まで…トラウマニア

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イタリアン・プログレッシヴ・ロック界の小悪魔こと、ゴブリン。クラウディオ・シモネッティ率いるデモニア組のGoblinが昨年の『サスペリア』シンクロ演奏上映に引き続き、二年連続の来日を果たしました。今回の作品はイタリアではサスペリアよりも知名度が高いサスペリアPART2。邦題はサスペリアの大ヒットにあやかり、続編を匂わせるPART2名義になっていますが、何の関連性もないイタリアの猟奇殺人モノで正統派なジャーロ路線をゆく推理サスペンスの大傑作!※化け物ヴォイスの鳥を編み棒で突き刺すシーンはサスペリアのコウモリ退治シークエンスに似ていなくもないのですけどねw

 

公演当日は午前中から小雨がパラパラ。会場となったクラブチッタ川崎はチネチッタ内に併設されており、毎年のハロウィンシーズンは仮装行列で大変多くの人が集まり賑わいます。そのハロウィン・イベントも興味津々でしたが、公式ライヴグッズの先行販売が14時半から行われるので、脇目も振らず現地へ直行。

 

天候が影響してか?思ったほどの行列は出来ておらず先着で配布されたA2ポスターが余裕で手に入りました。昨年は2点購入につき、1枚だったのですが、今年は1点購入毎に1枚と大盤振る舞い!ポスター用の筒を持参したけど、全部袋から出して重ねて収納しなければならない予想外の手間に大苦戦(汗)

 

公式パンフレット。見開き8面4ツ折のつやコーティング加工豪華版(2800円)

 

公式Tシャツ(3800円)

 

公式マグカップ(2000円)

 

グッズ購入後、開場まで1時間程余裕があったのでスタバで休憩。16時の開場と共に次々と観覧客が入場していきます。入場口で未発表音源収録のライヴ限定CDを受け取り、そそくさと座席へ座り、逸る気持ちを落ち着かせます(汗)チケットはラジオ先行予約で取ったので前から6列目、非常に見易いポジションでした!

 

来場者に配布された未発表音源CD


【第一部】『サスペリアPART2(完全版)』シンクロ上映演奏◆17時07分~19時13分◆※ステージ終了は19時15分

 

てっきり最も馴染み深い国際版かと思ったらなんと126分の完全版上映!もちろんOPクレジットはイタリア語でタイトルも『プロフォンド・ロッソ(赤い深淵)』表記。メインテーマはサビに入る前にバッサリ切られ、本編へと移動するためシンセよりベース音が耳に残ります。Regia(監督)ダリオ・アルジェント。このサス2とサスペリアのフォントお洒落ですよね。アルジェント・フォントとでも言うのでしょうか?

 

そして初っ端から驚かされたのがマーク・デイリーのセッション場面。ジョルジオ・ガスリーニ作曲・指揮による「パッ、パ~ラ~♪」なジャズ・ソースをドラムとベースで再現してくれました(トランペットは劇中音源流用)

 

赤い敷物に陳列された人形やビー玉をマクロ撮影したカットに被さる「サスペリア2」のメインテーマ。ようやくクラウディオのチャーチオルガンが響き渡ります。

 

犯人秘密の過去を透視してしまった超能力者ヘルガ・ウルマンの自宅へ大鉈を持って襲い掛かる皮手袋の人物。ここで初めて殺人のテーマ「死の滅亡(デス・ダイズ)」が流れます。刃物で切りかかるかのように鍵盤を叩くクラウディオ。それやれ!とばかりにティッタ・タニ氏のシンバルが震え、ブルーノさんのベースがビタッと噛みあった時、既にヘルガは瀕死の重傷を負うことに…。

 

窓越しに叫ぶヘルガ。それを下の広場から見上げるマーク。マネキンがガラスに突っ込むような無機質で異様な殺人シーンの第一目撃者になってしまったマークは彼女の部屋へ駆け付けるが時既に遅し…。ここで「ディープ・シャドウズ」が初めて演奏されます。ガスリーニ作曲なので、ジャズテイスト全開ですが、ゴブリンが演奏するとロックな味付けになるのが不思議。

 

完全版では「ジャンナ(GIANNA)」が随所で流れるのですが、トランペットとフルート主体のナンバーのため、ゴブリンが生演奏する機会は一度もありませんでした。少し期待していたのですけどねえ(涙)まぁ作曲もガスリーニが手掛けた物ですし。

 

個人的にはマークがピアノで作曲中、犯人の影が忍び寄るスリリングな場面で流れるメロディがお気に入りなのですが、ここもクラウディオが単独で再現してくれる事はありませんでした。

 

いよいよ犯人の怒りが頂点に達し、深追いするマークとジャンナに牙を剥くべく、アイシャドウを塗りたくり臨戦態勢に入るシーンで再びメインテーマが演奏されます。

 

マークがしゃしゃり出たが為に標的にされてしまう「現代の幽霊伝説」著者アマンダ・リゲッティがバスタブの熱湯に顔面を押し込まれ殺害されるシーンに被さる「死の滅亡」。物語が進むにつれてアレンジも少しずつ変化を付けてくるのが興味深い。サントラ収録版ではフィルム・ヴァージョンと呼ばれているものです。

 

アマンダ宅へ訪れたマークがまたしても第一発見者になる…というか好き好んで犯行現場巡りをしているとさえ感じるシークエンスで2度目の「ディープ・シャドウズ」が演奏されます。エスタト…。

 

ドラセナの木が植えられた屋敷を発見する

マークのシーンで一瞬流れる「死の滅亡」。殺しの場面以外で使用されるのは珍しいてすね。

 

曰く付き物件の幽霊屋敷探索をする好奇心旺盛なマーク。ベースがめちゃくちゃ渋い「マッドパペット」が初めてかかるシーン。ブルーノさん大活躍ですが、バックで地味にシンセをいじっているクラウディオの事を忘れてはいけません。ガラスの破片を踏むと一旦消音。カーテンが床にファサッ!と落ちると同時に再び曲が鳴りだす凝った音入れ。このナンバーはゴブリンのオリジナル曲。

 

屋敷で壁に埋め込まれた絵画を発見するシーン。メインテーマに乗せて徐々にその全貌が露になるサスペンスフルな映像にピッタリとマッチする主題曲。爪で壁を削る行程はなんか鳥肌が立って自分は苦手な場面のひとつ。ガラスで怪我するよりもツメの間に異物がグイグイ詰まっていく感覚が気持ち悪くてダメなのです。

 

ジョルダーニ宅でテケテケ人形こと、不気味なマッドパペットがこちらに突進してくるトラウマ必至シーンで流れる「死の滅亡」。この辺からシモさんの聴きどころのある鍵盤テクが多用されたアレンジになってきます。ジョルダーニが机の角で歯を折られる誰もがその痛覚に頷いてしまうショッキングな殺害シーン。ゴブリンの生演奏は続きますが、歯を折られる効果音はもとより本編の音声が全てミュートされた状態でのシンクロ演奏になっていました。効果音とサウンドトラックの分離が技術的に困難だったのでしょうか。

 

目ざとくマークの元カノ写真を発見したジャンナ。焼きもちを焼いたのか?セクシーな身振りでマーク宅を去る場面でジングル的に使われているギターとパーカッションをなんとカバーして来ました!!この意外性、緩急の付け方でオーディエンスの心を鷲掴みにするゴブリン最高すぎます!

 

夜中の幽霊屋敷に無断侵入し、隠し部屋を探している途中、足を滑らせ2階から転落するマークのシークエンスで「ディープ・シャドウズ」がフルレングスて演奏されます。鳴きまくるムーグシンセ、ティッタさんのティンパニ連打で泣き崩れそうに…。そしてマークがハンマーで壁を叩き壊す場面。この破壊音をドラムのティッタ・タニ氏がシンバルで再現し、あたかも仰々しくエコー処理が施された日本劇場公開版を想起させる印象的な展開にゾクゾク!


続いて殺害現場となったクリスマスの惨劇…ミイラ化した父親を発見するマーク。恐怖に表情が歪むマークとレンズが拾った綺麗な七色のフレアと懐中電灯の明かり。ここはシモさんのムーグが炸裂する大一番のパートなのですが、意外にもアッサリとフェードアウトさせてしまって盛り上がりに欠けていたのはガックリ。。

 

オルガの母校、レオナルド・ダ・ヴィンチ小学校へ犯人の手掛かりを掴むため乗り込むマークとジャンナ。捜索中のBGMは「マッドパペット」。ほとんど探検のテーマと言ってもよいくらいw

 

ジャンナの姿が見えなくなり、呼び続けるマーク。ナイフて刺されたジャンナを発見するまでのあいだ流れ続けるBGMは「死の滅亡」。

 

カルロが犯人の場合、アリバイが揃っており辻褄が合わない事に気付いたマークは規制線が貼られたヘルガ宅へ。薄気味の悪い絵画が並ぶ廊下を歩いているうちに、あの殺しがあった夜の事を思い出す。鏡に映る真犯人!すると後ろで見ていた女性客が「ハッ!」と吐息を漏らしたのにデジャヴを覚え、自分が初めて観た時の驚きが甦ってくるような感覚に陥りました。ラストは確実にカルロママの顔が映っているんだけど、巻き戻してヘルガ殺害シーンを再確認すると、そこにもしっかり鏡にカルロママの顔が浮かんでいる伏線の張り巡らせかたは実に見事な演出!ここでネタバレしてしまうかもしれないのに、大胆な事に直球で挑んで来るアルジェント監督の卓越した感性にエールを送りたい。


エレベーターの格子にネックレスが引っかかり、マークが降下ボタンを押す。徐々に締め付けられる頸部。ネックレスが首を切断すると同時に、口から白い液体が吐き出される。直接的な描写はないけれど、マークの傍らにカルロママの生首が転がり、その血だまり…正に赤い深淵に主人公のやり切れない苦悶の表情が映り込む計算され尽くされた名シーン。エンドロールにメインテーマが流れ、劇中とはひと味違う演奏で幕が下ろされると観客から大喝采を浴びるゴブリンのメンバーたち。


30分の休憩時間を挟んだ後、第二部が始まります。

________________________________________【第二部】GOBLINベスト・ヒッツ・ショー◆19時46分~21時10分(正味:1時間24分  ※MC含む)◆

 

1.『トッカータとフーガ』TOCCATA e FUGA

バッハの名曲をハードロック調にアレンジ。ちゃらりー鼻から豆乳~♪なんてふざけた替え歌があった誰でも知ってるあの曲です。

 

2.『デスサイト』IL CARTAIO

ネット上で警官にトランプゲームを仕掛けてくる犯人。ゲームに負ければ人質が殺害されるダリオ・アルジェント監督の猟奇殺人映画。クラウディオの畳みかける美しいピアノが印象的。人を小馬鹿にした様なダサいゲーム画面がスクリーンに映し出され、本作のスコアが映像を引き立てるのと同時に曲単体で聴いても完成度が高いと再認識した演奏。

 

3.『デモンズのテーマ』(デモンズ) DEMONI

試写会に招待された観客が劇場に閉じ込められ、銀色の仮面を被った女性が顔に負った傷口からデモンズ菌に感染。一気に症状が悪化し狂暴なゾンビへと変身するランベルト・バーヴァ監督の代表作。記念すべきクラウディオ・シモネッティのソロ活動後初めて手掛けたサウンドトラックアルバム。テクノ系リズムと黒人歌手チャーリー・キャノン(「ゾンビ」の3曲目"死人狩り"で、ウーヤー、ウマッ!のヴォーカルをやってる人です)の「デモン!デモン!デデデ、デモン!」なシャウトが超絶グルーヴィーでナウいタテノリ効果抜群の人気ナンバー。

 

4.『そしてロック…』(マークの幻想の旅)……E SUONO ROCK

1978年にゴブリンが発表したオリジナル2ndアルバムのラストを飾るインストルメンタル。イントロからポップな響きのピコピコ音で心を掴むクラウディオのシンセ。中盤から一気に加速度を付け、強烈なドラムビートと男性スキャットで頂点を迎えるライヴ演奏でもお馴染みとなった人気スコア。スキャット部分は打ち込みによるものですが、もうひとつのGOBLINことゴブリン・リバースの方はキーボーディストが肉声で再現しています。

 

5.『ローラー』 (ローラー)  ROLLER

ゴブリン初のオリジナルプログレアルバム

「ローラー」からの同名タイトルでクラウディオのチャーチオルガンが共鳴しまくる「サスペリアPART2」の兄弟分のような美しくもせつないメロディが感情を揺さぶる名曲中の名曲!ブルーノが弾くベースも欠かす事の出来ない渋さが光る!ギターを弾くブルーノの代打で、クラウディオがベースパートをキーボードで弾いていたのは「シャドー」のドラムマシンを彷彿とさせホッコリ嬉しかったです!

 

6.『アクアマン』(ローラー)  AQUAMAN

水が滴るSEに乗せて静寂なギターリフで幕開け。クラウディオが奏でる高音域のミニムーグが鼓膜を優しく包み込むミディアムテンポの落ち着いたナンバー。泣きのギターも忘れてはならない。

 

7.『スリープレスのテーマ』(スリープレス  ※aka「沈黙」)NON HO SONNO

久しぶりにゴブリンが再結成し話題となったダリオ・アルジェントのジャーロ映画サントラ。とにかくクラウディオのピアノソロが美しすぎる!ベルツリーまで挟む中、ギターもぎゅんぎゅん叫ぶ。

 

8.『デス・ファーム』(スリープレス)  DEATH FARM

ティッタ・タニのドラムが冴える攻撃的リズムのナンバー。クラウディオのメロトロン鳴きとディストーションを効かせまくるブルーノのギター。3人の息がピッタリと合ったハイテンションでハードな1曲。

 

9.『ハロウィンのテーマ』 (ハロウィン) HALLOWEEN/作曲:ジョン・カーペンター

クラウディオが尊敬する映画監督であり、ミュージシャンでもある巨匠ジョン・カーペンター作曲のテーマを現代風にアレンジ。そのアレンジが天才的でこれまでクラウディオがソロアルバムに収録したテイクの中でもベストと言っても過言ではない超絶クールな演奏でオーディエンスをブギーマンの呪いにどっぷりと浸からせた素晴らしいステージ。MCで「僕が作った曲じゃないけど」と注釈を入れるシモさんの謙虚さも良かったです。

 

10.『エクソシストのテーマ』(チューブラー・ベルズ) TUBULAR BELLS/作曲:マイク・オールドフィールド

70年代中期からのホラー映画音楽が影響を受けたピアノの旋律。全ての原点をクラウディオ魔法の調味料で力強くアレンジした彼のソロアルバムでも定番となっているカバー作。

 

11.『サスペリアのテーマ』(サスペリア) SUSPIRIA

ダリオ・アルジェント監督の美的センスが光る、極彩色の映像と狂気に満ちたゴブリンの音楽が混然一体となり観客を発狂させる伝説のオカルトホラー。突然クラウディオが「それじゃ歌うかい?簡単なんだ。ラーラーラー♪これだけさ」と言ってオーディエンスを動揺させながらピアノ伴奏でサスペリア大合唱へと持ち込んだ。パフォーマーと観客の一体感に感動!もちろん僕もちゃんと歌いましたよ(笑)からの本番です!クラヴティオのピアノソロを挟んでから始まるサスペリア!こんな贅沢な瞬間があって良いのでしょうか?その奇跡を目の当たりにし、控えめに言ってもこれが本ライヴで至極の瞬間と感じた琴線に触れまくりな多幸ステージ。ブルーノはブズーキ・パートをエレキギターで再現!素晴らしい!ティッタのドラムも冴えに冴え渡り、哀愁のピアノで幕を下ろすイタリアンホラーのサントラにゴブリン(小悪魔)が降臨した奇跡の瞬間でした!

 

12.『フェノミナのテーマ』(フェノミナ)PHENOMENA

歌手ピナ・マグリのソプラノをフィーチャーし、美少女ジェニファー・コネリーの繊細な心情を表現したかのようなピアノの旋律。中盤からスピーディーなリズムへと変調し、ライヴ版ではシンセアレンジとギターソロを織り込む等、深みを持たせているのが特徴。中学時代、エンドロールで流れるこの美麗でカッコいいテーマを何度巻き戻して觀たか分からないほどお気に入り!どうでもいいですが演奏された時刻は20時45分でした。

 

これで最後と、曲を終えた後、一旦ステージを離れるメンバー。当然の如くアンコールの拍手が始まり、すぐさま再登場してくる台本通りな展開もライヴの醍醐味ですね(笑)そしてそして、シモさんの暴走と言うかサービス精神が爆発。これも十八番になりつつあるヴァン・ヘイレンの「JUMP」サビを弾くとオーディエンス大爆笑!

 

13.『死の滅亡』 (サスペリア2)  DEATH DIES

ティッタ・タニ氏のドラムソロの後、間髪入れずにシモさんの鍵盤プレイが炸裂するサス2で殺人が行われるシーンで流れるテーマ。ジャズ色が強いのが魅力の一曲だけど、様々な音色が絡み合い復讐に狂う犯人の精神状態を表現しているのが実に上手い。ベースラインもめちゃくちゃカッコいいのだ!ブルーノさんは元々ギタープレーヤーなので、リズミカルに弾ける様なテクが得意。本家メンバーのファビオ・ビニャテッリに負けず劣らずなウネリのあるベースプレイを披露してくれました。

 

14.『サスペリア2のテーマ』(サスペリアPART2)  PROFONDO ROSSO

ラストナンバーを飾ったのは、シンクロ演奏上映作品に選ばれたダリオ・アルジェント監督の本格派ジャーロ『サスペリアPART2~赤い深淵』のテーマ曲。犯人がテレコから流す子供の歌"スクール・アット・ナイト"のチャイルド・ララバイ版(メンバーの演奏は無く、劇中歌そのものを流用)のイントロから始まり、チューブラーベルズからインスパイアされたと思われる反復リフにチャーチオルガンの響き、そして重厚感あるベース、堅実なドラムプレイ。プログレの神髄を肌で感じる事が出来るゴブリンがデビューするキッカケになった記念碑的名曲。特にムーグシンセの高周波サウンドは生演奏でしか感じ取ることが出来ない響きで感動しました。

 

「ありがとう!ありがとう!」を何度も連呼するクラウディオ・シモネッティとメンバーに割れんばかりの大喝采が送られました。最前列のお客さんの手をダダダダ~とタッチしていくシモさんとブルーノさん。ドラムスティックを客席に投げるティッタさん!気分を良くしたシモネッティ兄貴が客席にダイブする素振りを見せるなど、本当に本当に素晴らしいベスト・ヒッツ・ショーでした。

 

演奏予定にあった『ゾンビ』と『シャドー』そして、最も期待していた11分超えの長編名曲"Goblin"が削られてしまったのは残念でしたが、クラウディオ・シモネッティのソロ活動史を垣間見るレパートリーの数々は非常に魅力的で、来日する度にフレッシュさと若々しい姿を見せてくれるシモさん率いるゴブリンたち。是非来年は海外で評判の高い『ゾンビ』シンクロ演奏上映を実現させていただきたいですね!

 

アーティスト側が持参したグッズ販売もあり。必ず持ってきてくれると睨んでいたTシャツとシモさんの伝記(直筆サイン入り!)を無事入手。5冊ほどしかなくほぼ瞬殺!

バックプリントあり


9月に発売されたばかりのシモネッティ伝記。イタリア語でチンプンカンプンですが、非常にレアな写真が沢山掲載されており、ファンにはマストアイテム!


マジックペンで書かれた直筆サイン。裏写りしているので、印刷じゃない事は明白(汗)


ライヴ告知リーフレット(オールカラー見開き)