今日は伊豆箱根鉄道の大雄山線で甲種輸送があったので
久々に足を運んできました。
今回は5000形第4編成の【5504F】が定期検査のため
駿豆線の大場工場まで入場。
いつもなら沿線で走行シーンを撮影するだけですが、
現地へ早めに到着したので
大雄山駅での入れ替え風景を見学。
初めて訪れたというファンの方と
少しお話しながらビデオ記録。
コデ165と5000形を連結、工場から本線への入れ替え作業は
いずっぱこ職員さんの手際の良さであっという間に終了。
電車がバックで走行するシーンなんて
滅多に見られませんから
普段の光景で見られたとしたら
それはオーバーラン修正時のみ(汗)
【コデ入れ替え作業中。YouTubeアップ動画】
小田原駅へ牽引する時間まで
10分しかありませんでしたが、
車で先回りして塚原付近で写真とビデオ撮影。
有名スポットは同業者さんがチラホラいらっしゃいましたが、
コデが動く日に限って曇天なんですよねぇ
![ショック!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/143.gif)
【コデ165形+5504編成。YouTubeアップ動画】
http://youtu.be/AkoXan20-9w
小田原駅構内でJRの機関車とバトンタッチし、
検査する5000形は機関車に引っ張られて
東海道線経由で静岡県三島市の
大場工場まで運ばれていきます。
大雄山線には大規模な検査設備がないため
このような方法が取られていますが、
ローカル私鉄とは言え定期列車を運休させてまで
検査車両を走らせるとは大都市では
考えられない出来事です。
事前に駅やHPで運休する時間帯の告知がされていますから
沿線住民は特に驚かないのでしょうね。
約1時間後、引き渡しを終え身軽になったコデ165形は
単行でいつものねぐらへと帰って行きました。
【井細田→五百羅漢】
各駅停車ですから車で追跡しようとしても、
やはり電車の速度には敵わず先回りは断念…
年に3回ほどしか走らない電車で1928年製造のヴィテージ!
元は国鉄出身。1960年に相模鉄道へ譲渡され
2000系電車として活躍。1976年に現在の大雄山線へと渡り
当時は旅客用として使用されていたようですが、
老朽化のため工事用車両へ改造され今日に至っています。
コデとは工事用電気車の略
旧型車両の特徴でもある吊り掛け式モーターの唸り、
尋常ではない爆音警笛とワイルドな面とは裏腹に
見た目はとっても可愛らしいです
沿線を流れる酒匂川をイメージした
青いラインがワンポイントで
入れられている辺りに会社が大切に
扱ってきている様子が伺えますね。
83歳のお爺ちゃん電車ですが、国内でも博物館クラスの
動く骨董品なので、いつまでも元気に
活躍してもらいたいです
- Bトレインショーティー伊豆箱根鉄道 1100系 2両セット
- ¥1,575
- 楽天