江ノ電バスの低公害車【MBECSⅡ】 | 三つ子の魂百まで…トラウマニア

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江ノ電バスの手広営業所に残る
1996年2月製のMBECSⅡ
(三菱KC-MP637M)
510号の撮影&録音。

朝、6時に家を出てラッシュ帯に
やって来るのを張っていたら
1時間後に登場~!
藤沢~鎌倉線に充当されましたが、
通勤客が多すぎるので乗車は断念。
往復80分程度を要するのでその間に
江ノ電リバイバルカラー号を 確認したり、
日デRA274で津村まで録音と時間潰し。

全線開通100周年記念でフリーパスの
“のりおりくん”を提示すると
バス乗車無料
キャンペーンを実施していたので
奮起した訳なんですねw
ただし期限は今日で終了。

手広の車は利用した事がありませんでしたが、
平坦な道でも2~3速固定走行は当たり前で
シフトアップの 早い神奈中とはえらい違いです。
片瀬山駅の急勾配下りを
3速発進したり丸暗記の
肉声アナウンス+ 自動放送の併用と
軽いカルチャーショックを受けました。

藤沢へ戻ると510号車は
さっきUD車で往復したばかりの 津村線へ…。
ホントは展望ビデオ撮影が目的でしたが、
バッテリーの調子が悪く肝心な所で撮影不可にショック!
仕方なく録音に切り替え、後部座席に座ります。
久々に聞きましたよ、このガラガラ系のエンジン音!
触媒が付いているせいで重低音が激しく、
お尻に振動がモロ伝わります。

外観走行映像をYouTubeにアップしました。
下記のタイトルで検索してください汗

【江ノ電バス 三菱KC-MP637M・手広(営)510号】

晴天で陽射しが強かった為、
微弱なクーラーが作動していましたが、
クーラーが付くとエンジン音や
フィンガー音まで変わってしまって
これには驚かされました。
特にフィンガーなんてまるで
いすゞLV314そのものでしたから。
片瀬山地区の登坂は2速で引っ張り
3速固定で唸りまくる。

最高4速までしか入れず、レッドゾーンぎりぎりまで
アクセル全開。その後、車庫線で引き上げまして、
運転士さんと雑談したところ、
何度も廃車の予定があったにも
関わらず延命させてきたとのこと。
なんという素晴らし過ぎる心意気グッド!
でも車検は来年3月まで。

手広車庫で撮影の許可を頂こうと
事務所にお願いしましたが、
APEC開催が目前に迫っているのでテロ対策として
やんわりと断られましたガーン
夕方から運転士さん交代で走ると聞き、
それまで湘南モノレールを
見ながら2時間ほど待機。

車庫~藤沢が来る時間には
風も冷たくなっており、
クーラーOFFって窓を互い違いに
開け出庫してきました。
当然エンジンに負荷がかかっていない状態で
これこそMPのサウンド変速音も
“カチッ!プシュ~”と
鳴り響き狂喜乱舞ですよ。

ハイブリッド装置は使っていないですし、
せっかくのアイストも 全く未使用。
不具合でもあるのでしょうか?

駅到着後は着発で
『手広・腰越駅経由・小動循環』に乗車。
鎖大師の坂をぐいぐい上ったり、
腰越の併用軌道では珍しく 江ノ電とご対面。
循環線は小動が終点なのですが
理解ある運転士さんのお陰で復路もそのまま乗車。

すっかり陽が落ちてしまい、
今度は帰宅時間帯と重なり
片瀬山循環に2回入りましたが、
録音は辛そうなので
この辺で引き上げる事にしました。
パスモの垂れ幕が付いていたので
廃車になる前にまた何度か記録に出かけたいです。$トラウマニア-江ノ電バス【KC-MP637M】手広510号車
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