なぜ体組成の計測値は変動するのか? | ANGIN代表・三浦風太のQOL向上ブログ

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トレーニングを通して「QOL」を向上するお手伝い。  
ブログ連続投稿1598日目






今回は、
「なぜ体組成の計測値は変動するのか?」
についてお話します。

 

 

 







家庭用の体組成計が示す数値に
一喜一憂することはありませんか?

その数値の変動には実は理由があります。

 

 

 







多くの体組成計は
「生体電気インピーダンス法」を用いています。
これは、体を流れる
電気の抵抗(インピーダンス)を測定し、
そのデータから

体脂肪率や筋肉量などを算出します。

 

 

 






この方法の特徴は、体の電気の通りやすさ、
つまり「インピーダンス」が、
体内の水分量や体温、
計測姿勢などの影響を受けやすい点です。

 

 

 






例えば、運動をすると体温が上昇し、
体内の水分分布も変化します。
そのため、

運動前後で体組成の計測値が異なるのは、
このような生理的な変動が影響しているためです。

 

 

 






また、日中の活動により、
体内の水分が下半身に集中しやすく、
夜になると再び分布が均一になります。
これが、同じ一日の中でも

計測値が変わる理由です。

 

 

 






正確な体組成の変化を追いたい場合は、
毎回同じ条件下で計測することが重要です。
できれば、同じ時間帯に同じ服装で、
食事や運動の前後ではなく、
一定のルーティンを守って計測しましょう。

 

 

 






そして、短期間の変動に一喜一憂せず、
長期的な変化を見ることが、
健康管理やダイエットにおいてはより有益です。

 

 

 






体組成計の数値はあくまで参考の一つ。
自分の体を客観的に知る一助として、
健康的な生活習慣の構築に役立ててください。