こんなご時世だからこそ、僕は声を高らかに上げて言いたいです!
すー、
インドアかつソロ活の達人である、この俺の、時代がやってきたz…(殴)
どうです皆さん、自宅待機の生活、いかがお過ごしでしょうか。
あるいは、仕事上、生活上、どうしても仕事先に向かわないといけない皆さん、本当にいつもありがとうございます。これだけ暗いように見える状況でも完全には破綻することなく1日が回っているのは、そんな方々のおかげです。
ちょうど昨日トイレ故障のため、専門の方に助けてもらったばかりです。
せめて僕は感染を広げないために、可能な限り身を引き締めつつ、楽しむことを忘れず生活しよう、そう思っています。
っていう気持ちにさせる映画を今日は、ご紹介!
ゴッサムシティの犯罪王子ジョーカーと恋人のハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)が破局。それをきっかけにハーレイに恨みを持った人々が次々と彼女に襲いかかる。そこに様々な境遇を背負った女性たち、ゴッサムの悪党の1人ブラックマスク(ユアン・マクレガー)、そしてダイアモンドが交錯し…。
原題: Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)
PG12
全米公開: 2020年2月7日
日本公開: 2020年3月20日
上映時間: 109分
製作国: アメリカ合衆国
監督:キャシー・ヤン
原作:チャック・ディクソン、ゲイリー・フランク
製作:マーゴット・ロビー、ブライアン・アンケレス、スー・クロール
製作総指揮:デヴィット・エアー、ウォルター・ハマダ、ジェフ・ジョンズ、ハンス・リッター、ゲイレン・ヴェイスマン
脚本:クリスティーナ・ホドソン
音楽:ダニエル・エンパードン
撮影:マシュー・リバティーク
編集:ジェイ・キャシディ、エヴァン・シフ
出演:マーゴット・ロビー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジャーニー・スモレット=ベル、ロージー・ペレス、クリス・メッシーナ、エラ・ジェイ・バスコ、アリ・ウォン、デレク・ウィルソン、フランソワ・チャウ
/ ユアン・マクレガー
アメリカではまさかの
僕の誕生日の翌日に公開されました。ひょっとしたらマーゴット・ロビーは僕のためにこの映画を作ったんじゃないかな〜とかは誰も言ってないんですけど。
初日に見に行ってから、少し時間が経ってしまったのでアメリカのiTunesでレンタルして鑑賞しました。
iTunesですよw 日本公開から数えたらまだ1ヶ月も経っていないのにw まあそれほど状況が状況ってこともあるので、ね。
ハーレイ・クインと言えば、やっぱり「スーサイド・スクワッド」で目立ったキャラクターという印象が強いです。2013年の「マン・オブ・スティール」から始まったDCユニバースのプロジェクトに「スーサイド・スクワッド」(2016年)も、そして今作も含まれています。(2019年の「ジョーカーは除く) まだプロジェクトは続いてはいますが、「ジャスティス・リーグ」(2017年)以降、当初の構想からはだいぶ変わった方向性になったことはアメコミ映画ファンの間でも有名です。
すごく面白くてわかりやすい記事、貼っておきます。
「スーサイド・スクワッド」はですね、キャラはみんなそれぞれ個性があって良いな、ジャレット・レトのジョーカーもあれはあれでアリ、とは思ったんですが、そんだけです。チーム映画としてはちょっとイマイチでしたね。ウィル・スミスに関しては、普通に良い人だし、悪党集団にしては残虐性が物足りないし。「クズ人間にはクズ人間なりの意地があるんだ!そんでもって、世界も救うぜ!」ってなる地道な過程での飛躍もなく、ただ言われるまま政府の尻拭いをする、だけの映画。クライマックスの絵は本当に派手なんですけど、本当にそれ以上でもそれ以下でもないんですよ。それじゃちょっとねぇ…。確認のためにも先週レンタルして見返したんですけど、それまでラスボスが誰だったかも完全に忘れてました。(ちなみにカーラ・デルヴィーニュのキャラクターです)音楽もふんだんに使っているところはやっぱり2014年のマーベル作品「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の影響でしょうね。なんならどん底チームの映画っていう意味でもすごく似てます!ただ…ちょっと期待外れでした。個人的な最終評価は61点です。
あ、決して、決してですよ!DCファンに喧嘩を売るわけではありませんが、
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」はマジでオススメです。宇宙を舞台にしたドン底チームの楽しいアクション映画です。
今作の話をしましょう汗
劇場で初回に鑑賞した時の印象は、中盤微妙だったけどまあ、最後良かったからいいかなくらいだったんですよ。で、ほかの方のそんなにハマらなかったという意見もわかるんです。
ただレンタルしたので今回セリフ一つ一つ確認してもう二回鑑賞したらですね
あれ?
これ、めちゃくちゃ面白くねえか?
って思ったんです!
今作はハーレイの語りでずっと映画が進みます。その中で説明不足だった部分を補足するために時間が巻き戻ることがあるんですが、そこで初見はちょっと集中力が切れそうでした。そもそもなんでそんなことしたんだ、とも思いました。テンポにしても、これ、良いのか…?とも思ったり。しかしですね、二回目にして「あ、なるほど、これは必要な演出だったんだ」と納得できたんです。「物事の進行を前後行き来したりしてなんのメリットがあるんだよ⁉︎」って思うじゃないですか。はい、「時間の流れ」を中心に考えたら確かに違和感があるんですが、あえてこうしてるんです。では今作は何を中心になぞらえて作られているか?
「感情のたかぶり」です。
出来事説明の入れ替えは各キャラの怒りが爆発するまでの過程を同じペースで徐々に登り調子で高めていくためのものだったんだと思います。不満の高まりを感じる場所やタイミングは各女性陣、違いましたからね。あくまでこの映画をコントロールしているのはハーレイ・クインとその他の女性陣。感情のボルテージをずっと上り調子で描くために、時間の縛りすら吹き飛ばす、新鮮かつとんでもねえ映画なんですねwだから色々組み替えたからこそほぼ初対面ながらも遊園地でのチームアップ、最終決戦、エピローグだけはほとんどの人が共通してテンポ良く楽しんで見れたのではないでしょうか?ただですね、「感情のたかぶり」を基準に映画が進む、と考えたら見違えるほど見やすくなるし、映画のテーマもより明確になると思います。それから挟まれる語りでもハーレイが「今度は短めにするね」とも言ってるのでw、きっと製作陣も承知な上で、あえての演出なのではないでしょうか。楽曲も同じ調子で順序よくぶっこまれるのですごく効果的でした。
フェミニズム的なテーマももちろんあるにはあるんですが、それだけでなく女性が経験しうるであろう生活のちょっとした不満から、性がまつわる悪巧み、色んな「怒り」の要素は幅広く、少しずつですが、確実に積まれていく。正直、「人権は守らねばならない!」ってセリフで叫ぶ映画よりも、虐げられる人々をリアルに描く映画の方が、僕はずっと説得力があると思います。ハーレイやメインキャラたちは後者でそれを投げかけてきます。
ハイエナをハーレイが見つけるところでオッさんがちょっかいを出して、足を食われるというくだりがあるんですが、あれ、よく見たら…、食われる瞬間にオッさんがズボンをあげている点、そのあとクリームを泣きながら貪るハーレイ、3回目でやっと「あ!!!!!!」って気づいたんですけど、
あれ絶対◯⚪︎◯の後ですよね。しかし、ハーレイ色(明るくキラキラした可愛い世界観)は全編にわたって同じ調子なので、そういう描写のたびに気が重くなるようなことなく楽しめるようになっているのもすごいところ。今回のハーレイは「スースク」以上に自由奔放に可愛く生き生きとしてるんです。でもそれは同時に結構悪質なことをしたり、人様に相当迷惑をかけてるってことなんですよね笑 で、恨まれる。ポップさがあるからこそ気づきにくかったですが、彼女に近づく人って彼女の道を阻もうとする人間しかいないんですよ。自業自得な部分がほとんどではありますけどね。違ったとしても、それほど深い仲になるわけでもなく、そのほとんどには裏切られたり、あるいは体目当て半々の冷やかしでしかなく…。父親に酒を買うために売り出されたり、シスターにも虐待されたり、境遇の話も踏まえてじっくり考えたら、
ハーレイ・クインってとことんどん底で孤独じゃねえかよ…
泣いた後にすぐケロっと戻って彼女は振舞ってますが、心ボロボロですよ!
それでもですね、ハーレイは悪いこともとことんやっているので、100パーセント共感できるヒロインってわけでもない。僕はそこもこの映画が最高だなって思う一端でもあるんですよね。そこらへんの主人公の要素は「ジョーカー」にも少し似てるかも。
これに関しては持論ですが、人間の意地や魂というのは、スーパーヒーローではなく悪党のハーレイに描かせる方が、むしろ純粋かつ絶対正義のヒーローよりも僕らに寄り添えていると思うんです。なぜなら人間の小さな負の面や利益のためのちょっとした悪意も自己意思として認めて堂々と生きているから。大抵の人間にはそんなものは普通にあると思います。それはバットマンには頑なにそこは否定するからできません。なんならジョーカーは人間離れしすぎてできないと思います。では誰にできるか。その中間であり、まだ過去の固定観念、他社の支配に縛られた、不安定で、アイデンティティを探してる、女の子である、
ハーレイだからこそできたこと!!
そしてジョーカーしかいなかった彼女だからこそ、彼女が自分の力でゴールを、アイデンティティを掴み取るからこそ、歓喜できるし、カタルシスもあると思うのです!
やばい!ディティールについて書くスペースが!汗
ハーレイは「スースク」ではエロかったのに対して、可愛さが増しています。歌姫のキャナリーは戦っているときに何か外部のものにカチンときて怒りながらやけくそになって敵をぶっ飛ばすところとか笑っちゃうし、
あ、そうそう、ハントレス役のメアリー・エリザベス・ウィンステッド!
僕この女優さんが「スコット・ピルグリムVS邪悪な元彼軍団」以来本当に大好きなんですよ!ハントレスの人付き合いに慣れてない感とか超可愛いです。カサンドラも美少女ってわけじゃないんですが、あれだけ生意気なのになんかアジア系の幼い顔でむすっとしてるの良かったなぁ。モントーヤ刑事に関しては一番印象が予告では薄かったのに、ハーレイの次に萌えてしまった最年長キャラでした。イケメン隠れ巨乳です。
ユアン・マクレガーが悪党映えしないという意見は色んなところで聞きました。はい!その通りです!それが狙いですから!ブラックマスクって凶悪さを表現するキャラじゃないと思うんです。僕が解釈するに彼は自分の弱さは認めつつもひたすら力を行使したり、昔の部族の野蛮性(強きものこそが築ける)に憧れを持ちそれにしがみつくことでアイデンティティを見出そうとする、彼もまた拠り所を探している1人の人間です。だから情けない見栄を張った男として描いているのは正解だと思いました。それに関してはオビ・ワン、ではなくユアン・マクレガーは似合ってました。あの黒マスクは威嚇するため、あるいは弱さを隠すためのものでしかないんですよ。
彼が寄りかかりたい「昔の部族の野蛮性」と同等なものがハーレイにとっては、「ジョーカー」。彼と彼女の対比もなるほどと勝手に喜んだり。その結果、ああなったときは何度見ても笑えますw
警察署の倉庫、そして遊園地でのアクションは爽快でした。特にここが「ジョン・ウィック」のチャド・スタエルスキがアクション監督に入ったことで、その場に転がっているものを戦闘に使って行く様は純粋に楽しいです。そもそも本編の絵はどれも良かった!!ちょっと文句があるとすればですね、スローモーションがちょっと多すぎました。普通のアクションが十分アイデアは練られていたので、スローになるたびにほんの少しですよ!ほんの少しだけじれったくなる。
しかし、遊園地の最終決戦以降のシーンはただただ幸せでした。この時点ではあくまで絆なんてこのチームにはないんですが、怒りの対象が同じだからこそ成り立つ臨時のチームワーク。キャラクターはお構いなくボッコボコにしててもポップ感は遊園地の背景が演出してくれてさらにBGMは「barbacula」この時点で
もう十分だよ!ありがとうっ!て感じだったんですがそれだけで終わりません、「スースク」で叶わなかった成敗からのチーム並びシーン
今回は、
あったどーーーーーー!!!
「待て、わかった、降参する!」
「えへん!♡」
フォーーーーーーー!!!!!
さいこーーーーー!!!!!!
で祭りの後ですよ、世界の大半から忌み嫌われてたハーレイがマルゲリータでみんなと打ち上げするところまで駆け抜けてですね、ぼくはこの時点で、
だいぶ目がウルウルしてたんです(´Д` ) 「本当に良かったな、ハーレイ!」と言いたくなっちゃいますよ
ごめんなさい、もう締めますね汗
さあこのブログをここまで読んでいただいてほとんどの方がこう思ったはず
「あ、こいつ、ハーレイに悩殺されてるな」
その通りだ!!!!!
でもですね、たった1人の、しかもどん底な人物だけで「スーサイド・スクワッド」で描ききれなかった暗部を拾い、フェミニズム調になりすぎずに時代を進む勇気を男女関係なく無理ないように提示してくれて、悪事を働く人間にも魂や勇気を見せる、僕が一番「スーサイド・スクワッド」で期待していたものが、ついに観れて!!!
主演兼エグゼクティブプロデューサーのマーゴット・ロビー、監督のキャシー・ヤン、よくぞやってのけたって感じです。
あのね
見事だと思います。
最終評価は、94点です。
かなり主観的に書いてしまったので、もしはまらなければごめんなさい笑 でも今作でまたアメコミ映画の幅が広がったな、と思いました。「キャプテン・マーベル」と似て異なる爽快感、感動を覚えましたね。ただ僕の周囲は男子ばっかりこの映画を見ているのでですねw、個人的に女の子はこの映画をどう思うかな、というのがいま気になっております笑
最後まで読んでいただきありがとうございます!
では次回は
「アンカット・ダイヤモンド」のレビューでお会いしましょう!
んじゃ、また!














