[映画レビュー#43] ジョン・ウィック:チャプター2 | ニールのシアター

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今回でキアヌ・リーブス特集は一旦終了です。

 

銃とカンフーが融合した「ガンフー」を使い復讐を繰り広げる伝説の殺し屋が、また、暴れます。

 

 


前作の戦いが終わり、その五日後。ジョンと殺し屋の契約を結んでいたサンティーノから仕事を依頼されるが、静かな生活を求めたジョンはそれを断る。それから間も無くサンティーノが率いる軍団にジョンは自宅を爆破される。激おこぷんぷん丸となったジョンは復讐を開始。舞台はサンティーノのいるイタリアへ。身の危険を案じたサンティーノは世界中の殺し屋に「ジョン・ウィックを殺したら700万ドルあげちゃう」と連絡。世界中の殺し屋を敵に回したジョンは復讐を成し遂げ、無事生き延び、殺し屋を引退できるのだろうか?

 

 

原題:John Wick: Chapter 2

R15+

全米公開: 2017年2月10日

日本公開:2017年7月7日

上映時間:122分



監督: チャド・スタエルスキ
製作: ベイジル・イバニク、エリカ・リー
製作総指揮: ジェフ・ワックスマン、ロバート・ベルナッキ、デビット・リーチ、ケビン・フレイクス、ビシャル・ルングタ
脚本・キャラクター創造: デレク・コルスタッド
撮影: ダン・ローストセン
音楽: タイラー・ベイツ、ジョエル・J・リチャード
音楽監修: ジョン・フーリアン
 衣装: ルカ・モスカ
美術: ケビン・カバナー
編集: エバン・シフ

出演: キアヌ・リーブス、リカルド・スカマルチョ、ルビー・ローズ、コモン、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、他



 
犬と愛車を奪われた次は、家爆破したろ!
 
大喜利のようなアイデアながらその持ち主が、またもやキアヌ・リーブス扮するジョン・ウィックだったのが敵の運の尽きw 今作でも安定して、いや、前作以上の暴れっぷりを楽しめました。
 

なんだかんだでアクション映画を今くらいの映画好きになってからあまり見ていなかったのですが、このシリーズを通じて
 
カメラロール、ロケーション、シチュエーションにアイデアが尽きない、これがアクション映画の面白さなんじゃないか、とやっとわかってきたような気がします。


二作目にしてスケールアップしましたからね、絵的な美しさ、アクション(個人的にはカンフーっぽく見えなかったな。色んな種類の武術がより混ざっていました)、前作よりもハードなバイオレンス、これらが融合して、フレッシュかつ強烈なシーンが出来上がっています。これを楽しむのがメインなので、ストーリーはそんなに深くはないですw 


けれど今作は前作以上に映画内の世界観をより一層広げて見せてくれました。防弾スーツ、銃の店や殺し屋連合的なグループの構造などなど、純粋に興奮させられるw どうやら今後もシリーズは続くようなので独特のユニバース、期待しております。
 
共演者もなかなか出番がありよかったです。イアン・マクシェーンのキャラのポジションはだいぶ既視感がありますが(「デス・レース」「アメリカン・ゴッズ」みたいな)w、だが、それで良い!


今回、戦える味方はほとんどいないのでジョン・ウィックはガチの孤独なんですが、他キャラクターの見せ場が均等にあったのが好印象。前作で味方にしても刺客にしてもどうもイマイチな活躍ぶりだったのでそこもブラッシュアップされてました。



コモン、ルビー・ローズとかの扱いは良かったですよ〜。ローレンス・フィッシュバーンのモーフィアスキングも謎のカリスマ感を匂わせてて今後の活躍にも期待したいところ。


さらに加筆すると、ジョンの感情、キャラクターそのものを表現しているような印象的なシーンが今作は多かったです。例をあげるならば燃え上がる自宅を犬と黙って見つめるジョンの後ろ姿、洞窟や美術コーナーでの戦闘でより際立つ闇と孤立感、殺し屋ジョン・ウィックとして垣間見える彼だけのポリシーなどなど。



そして自然と、物語は苦い形の結末を迎えます。復讐もののはずなのにまたもやスッキリはさせてくれず笑


でも、今回は前作とはまた違った苦さがありました。復讐したところで当の失ったものが戻るわけではない。そこからこみ上げる虚無感。そして一度、世の暗部に入り込んだら、たとえ抜けられたとしても、その闇との繋がりを完全に断つことはできない、そんな茨城の道を歩むジョンの姿をこちらに見せつける、そんな第2作目になっていました。


いや、でもこちらとしては苦しんでくれるとありがたいよ、ジョンが何か失えば戦う理由もできるし3作目も作れるってことだろ?w(サイコパス)


まあ、本当に出来ましたけどねw




小さな文句ではありますが、中盤で出てきたとある女性のあの展開、今後の流れに進めるための予定調和であんなことにあっさりなったんじゃないかと考えてしまいそうにもなるのは俺だけでしょうか...?ま、いっか。



まとめです!
アクション、スケールは進化していて、独自路線も前作よりも広く展開、そしてジョンを孤独にして苦しめることによって、量産型アクション映画から、より一皮剥けた、次へと更に期待させる、
良い2作目でした!おすすめします。
切ない孤独さはより、キアヌ・リーブスを引き立てました!


最終評価は、88点


最後まで読んで頂きありがとうございます!



上であんなことは書きましたがw、今作を、見る限りおそらく第3作では復讐ものにはならないんじゃないでしょうか。とりあえず、楽しみです。


次回は、「アイアンマン」をレビュー予定です。