前回のレビューで予告してから相当時間が経ちましたが、ちゃんと今日は書くで!
終戦間近、ナチスの手で怪物、ヘルボーイが地獄から呼び寄せられる。そして現代、水棲人間、火を操る女性、特殊な何かを備えた者たちが協力してロシアの怪物、ラスプーチンによる終末の日を回避すべく立ち上がる。
原題:Hellboy
全米公開:2004年4月2日
日本公開:2004年10月1日
上映時間:122分
製作国:アメリカ合衆国
監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ
原作:マイク・ミニョーラ
製作:ローレンス・ゴードン、マイク・リチャードソン、ロイド・レヴィン
製作総指揮:パトリック・J・パーマー
撮影:ギレルモ・ナヴァロ
音楽:マルコ・ベルトラミ
編集:ピーター・アマンドソン
美術:ステファン・スコット
視覚効果:ティペット・スタジオ
出演:ロン・パールマン、ジョン・ハート、セルマ・ブレア、ダグ・ジョーンズ、ルパート・エヴァンス、他
普通に、良い映画でした。
キャラクターに対する、作り手の愛が強く伝わってくる映画でした。原作はアメコミですが、マーベルにもDCコミックスにも属さないダークホースコミックスから発表された作品です。
今作でやっぱり注目すべきはリアルで独自路線のクリーチャーデザイン、視覚効果です。デザインが独創的ながら謎の美しさ、エグかっこよさのようなものを感じました。主人公のヘルボーイは特殊メイクがメインですがメチャクチャリアル。やり方次第ではコメディになりそうな安っぽいコスプレにもなりそうなすれすれのあたりなんですよね。でも今回それがうまく合ってて、カッコ良さも愛嬌もありました。
個人的な発見は、ダグ・ジョーンズの出演です。彼は水棲人間のエイブ役ですが、昨年アカデミー賞で作品賞を受賞した「シェイプ・オブ・ウォーター」でもギレルモ監督作に参加している、だけでなく!またもや半魚人をモーションキャプチャーで演じているという。彼に関しては不思議な美しさがありました。どちらの作品でも言えるのですが、どちらも別々の性格のキャラクターになっています。
ヘルボーイは演者の影響で見た目はだいぶおっさんなんですが、設定では人間よりも年の取り方は遅いので実際中身は20代前半という。それゆえの彼の恋模様の描き方や、少年との会話でタジタジなところなど、まあ、ギャップ萌えですよね。騙されたと思って見て欲しいんですけど、この点は本当に面白おかしく微笑ましく見ていました。なんだろう、ギレルモ監督からしたら、人間も怪物も変わらないんだろうな、と思わせる、それくらいに大事に扱われているのが面白くもあり、熱くもありました。エモいっす。
悪い点はほんの少しですが、中盤が単調に感じました。本編ではアクションあったら会話、アクションあったら会話、の交代交代の流れだった印象でした。なんか、斜め上にどんどん面白くなる感じがなかったんですよね。まあ、そこだけです。
リブートも発表されましたが、今作を見たのをきっかけになおさらリブートする意味があるのかなぁ。。。なんてことを見る前から感じちゃったりもしました。っていうのがね、ものすごいクリーチャー愛が止まらないんですよ。「パンズ・ラビリンス」「シェイプ・オブ・ウォーター」を事前に見ていたからよりジワジワと伝わってきました。ギレルモだからこそヘルボーイをやれるんだと。まあ、評判次第ではLAで見ることも考えています。
アメコミをあまり見ない人もこれはなかなか気にいる人もいるのではないでしょうか。
最終評価は、77点!
予告動画
最後まで読んで頂きありがとうございます!
次回は「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」をレビュー予定です。






