[映画レビュー#3]犬ヶ島(2018年) | ニールのシアター

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これは飛行機で見た作品なんだけどね、吹き替えでしか見れなかったんだよ...いや、吹き替えは全然よかったんだけど、ついでに字幕でも見れたら見たかったなぁと。あとエンジン音をちょっと低くしてもらって、機内食をもっと美味しく..って関係ねえな。今の二つは関係なかったわ、うん。まあとりあえず見れたのが、こちら!




舞台は近未来の日本。「犬インフルエンザ」が蔓延しほとんどの犬たちはゴミのような孤島に隔離されていた。そこに12歳の少年、小林アタリが愛犬スポッツを探しにやってくる。アタリと犬たちによる愛犬探しの冒険は、壮大な陰謀を企てる大人たちまでも巻き込んで行く。

監督はウェス・アンダーソン。お若い!

映画評論家の町山智浩さん曰く、アンダーソン監督には同名で良い監督と悪い監督がいるんだとか。多分ポール・W・S・アンダーソンかな?(違ったらマジ失礼だよなwいや、でも!デス・レースもAVPもバイオVも俺は好きなんですよー!汗どうもー八方美人でーす)
まあそれは置いておいて、個人的に今作はウェス作品初鑑賞。かなり黒澤明監督へのリスペクト、日本への愛が強いと評判だったのだけれど...


俺、黒澤作品をまだ見れていないのですよ泣(まことに恥ずかしながら!)

なのでBGMや画でここは目配せだな、と気づける機会はやはり少ないことは事実なのだけれども、ウェス監督の想う日本を見ることが出来た。浮世絵などから芸術文化、黒澤作品や昔の日本情勢から日本人の思想、などなどを監督は相当勉強したんだろうなと、ついつい鑑賞後には感心して嬉しくなった。


ストップモーションアニメの作りにも新鮮さよりは、良い意味での古めかしさがあってそこも特徴的だった。しかもあの喧嘩のシーンででてくる煙、ドラえもんのあの土管前でしかあまり見ないようなあの煙が出たところも海外の人から見たら新鮮なんだろうか?あの煙、クスッと笑えて好きでした。
ところどころで現れる日本語表記はちょい多すぎて一回では全ては確認できないはず。(宇多丸さんも言っていたけど「日本人の僕らは読めてしまうから外国人のようにただの模様のように見ることができない!) ぜひまたレンタルでも確認したい。

クライマックスはもっと盛り上がるような気がしていた。が、思ったほどではなかった。もちろん、最終的には気持ちのいい締めくくりではあったけれどもっと戦いが過熱したら興奮できたかな、と。それとアタリが俳句を詠むシーンがあったのだけれど、アレ、外国人はどう考えるんだろう。言葉が直でわかる日本人からしたらちょっと笑っちゃいますよねwいや、頑張って武士道を咀嚼しようとしているのが伝わるからこそw
友人曰く、「ウェス・アンダーソン監督作品にはどれも彼独特の作風があるから2作以上見ればすぐ挙げられるぞ!」
よし、見つけてやろうじゃないか!そう「犬ヶ島」は思わせてくれた。オススメです。ところどころで日本人をバカにしてる作品だとほざいてる連中も一部でいるらしいけど、俺はこう返したい。




「お前らウルヴァリン:SAMURAI見たことあんのか馬鹿野郎!」(いや、ウルヴァリンには罪は無い!汗 勘違い日本演出を主に挙げているだけで!...はい、八方美人でーす)
他の作品、そしてまたフランス舞台の進行中の新作も楽しみである。